ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

ド貧脚徘徊記 月形皆楽公園キャンプ場編②

昼飯はホ○マック?DCM?で買った餃子とファミマで買ったサラダでした。サラダを食べれば野菜なのでゼロカロリーということでよろしいですよね?(←サンドイッチマンの謎理論)

コンビニエンスキャンプとして夕食前にまた先ほどの店に行き、以前やってみようと考えた「冷凍ピザ」を買ってきました。それとローソンでサラダも。サラダを食べれば以下略(本当にサラダ食べただけで免罪符のように感じてますけど大丈夫でしょうか?)

 

ところで、買ってきた薪(針葉樹、安い方)なんですが、このサイズでびっちり入っていまして、どう考えても一人用には多い。結局かなりの数余らせてしまいましたよ。さて、今回焚き火をして考えたことがふたつ。

その1、自動車キャンプならば余った薪は持って帰って次回使えば良いが、自転車キャンプでは薪を持って帰る気にはなれない。だからって意味も無く全部燃やしきろうとむきになるのもみみっちい。でも焚き火はしたい。このジレンマよ。

その2、薪を燃やせば当然CO2がでますよね?山火事なんか~比べれば微々たるものでしょうけれど、キャンプブームであっちでもこっちでも焚き火となると、これ結構馬鹿にならない問題なのでは?じゃあするなよ、って話ですけどやっぱり焚き火はしたい。

前回のメイプルキャンプ場では、焚き火台の下に薪を並べ、さらに焚き火シートを敷いた上での焚き火でしたが、それでもその下の板がうっすら茶色くなってしまいました。今回は板もないのでどうしたものかと思い、効果があるかどうか分からないけど焚き火シートの上に薪を並べ、さらにその上に持参した厚めのアルミホイルを敷いてみました。すると何ということでしょう。翌日焚き火シートをめくってみても、芝生ノーダメージ!重さで潰れてるだけで、焦げ跡など一切無し!アルミホイルが効いたのかどうかわかりませんが、今回大丈夫なら多分次回もこれでいけるでしょう。逆になんでメイプルでしくじったのかがわかりません。

 

というわけで、焼いてみました冷凍ピザ。1枚目は攻めすぎて焦がしてしまいましたが、2枚目3枚目はふんわりと焼き上がり、チーズもとろーり、という感じでなかなか美味かった。3枚も食べたけどサラダも食べたから相殺してゼロカロリーだし。(しつこい)これは別にこちら側の手柄ではなく、食品会社の努力の賜物ですけどね。焚き火飯の可能性がまた一つ広がりました。グラタンとかもイケるんじゃないかな。

このセカストで売ってるモン○ーニュのニンジャファイアスタンド風焚き火台、安いし軽いしかさばらないし、焚き火下で調理も出来るし、改めて自転車キャンプには最適だと思います。(褒めても何ももらえないけど)

ちなみに今回の新アイテムは3つ

 

その1 FUKUさんプロデュースのミニハンマー。サイズは良いけど打ったときの正直バランスがちょっと。

その2 写真見づらいですけど前回壊れたのの代わりに買ったベルモントの火ばさみ。これはむちゃくちゃ軽くていい。これまた自転車キャンプにはもってこいですわ。

その3 モンベルの箸。以前使っていた分割式の箸がどこかへ行ってしまったのです。

さて、そんなこんなでもう一回お風呂でも、と思ったのですが「9時に終了と言われた」と、隣の集団熟年キャンパーがぼやいていたので諦めて、テントのフライシートの前後を開けっぱなし、メッシュだけにしてやっと少し涼しく寝られる感じになり、マットの上でゴロゴロしているうちに寝てしまいました。次の日あんなことになろうとはつゆ知らず・・・・・・・(思わせぶりな引きを作って終了します。次回完結編、というほどでもないお粗末な終わり方に続きます。)

ド貧脚徘徊記 月形皆楽公園キャンプ場編①

台風一過の(かつて台風一家だと、そんなふうに考えていた時期が俺にも以下略)晴れた日、ケガの具合も落ち着いたことだし、この暑さの中でありますが以前ご案内の、「じじいのひと夏の経験大冒険」に出てみようかと。

  まぁ天気のいいこと。

7時半に家を出、連日30度越えの中、自転車でキャンプに行くというのもかなりの変態プレイ物好きであります。おまけにボトルの水がすぐぬるくなってしまい気持ち悪いこと甚だしいのであります。とりあえず275号線を目指して当別へ。最近工場見学が始まったらしいロイズの工場を横目に通り過ぎまして。 

 

さらに進んでいくと、一度行ってみたかった、界隈では有名なうどん屋の横を通ります。まだ朝早いので当然開店しておらず、「おれ、明日帰る時にここでうどん食べるんだ」・・・・・・と考え、フラグ1を立てながらさらに進みます。しかし、進めど進めど何もない。というか、275号線に出るまでに、コンビニがひとつもないのですよ。熱中症になるのだけは避けたいので、ボトルの中身を何か塩分糖分の入ったものに入れ替えたいと思ったのですが、コンビニも商店もないのです。家を出てから1時間以上かかって、やっとたどりついたコンビニで「うめソルティ」をかってボトルに詰め再出発です。

それからひたすら275号線を北上します。行けども行けども日陰がなく、ずっと太陽に照らされっぱなしで、かなりきつかったのですが、なんとかたどり着きました「皆楽公園キャンプ場」。前日ネットで確認したら、「台風の通過にともない、午後から開場する予定」とか書いてありましたが、どうやら朝からやっていたようで、着いてすぐに受付してもらえました。ありがたいことに、自転車や徒歩のキャンプはテントひと張り500円、プラス使用料200円の計700円で利用できます。しかもタープも密着して張れば別料金をとられないとのことで、今回は珍しくタープも張ってみますよ。

 

汗だくになってからの温泉も楽しみなのでであります。

 

で、今回のキャンプを振り返ると(※行き来の自転車の重さは除いて)非常にコンビニエンスなものでした。というのも、すぐ近くにローソンもファミマも、さらにはこんな店もありまして

 

食料品だけでなく、薪や木炭も売っています。(のちにこの薪をひと箱買いましたが・・・・・・ンガンゴ←大昔のサザエさんの終わりかた)

さて、このホー○ックっぽい店で昼飯を買いました。今回は店が近いので毎食買い出しに出ることにしました。昼飯はこれで。

 

フライパンの蓋がなかったので、持ってきていた厚めのアルミホイルをかぶせ(わざわざ札幌から切ってもってきたのですが、これも先ほどの店で売っていましたね)

バクバク食い終わって、生ゴミなどは片付けて風呂に入りにいきました。大人550円なりで、なかなか設備も整った気持ちのよい温泉でした。が!ここで「帰ってみれば怖い蟹こはいかに?」置いていったウエットティッシュとアルミホイルが散乱しているではありませんか!そうです。このキャンプ場、かなりの数のカラスが居るんですよ。食べ物ではなくても、カラスは光り物とかが好きだというのを忘れていました。もし行かれる皆さんは、ぜひカラスに注意してください。ということで夕食までまったりと過ごしまして、その②に続きます。

アニメでわしも考えた ⑭

ふと気づくと、サボりにサボってひとつき以上もブログの更新をしていません。別に仕事が忙しかったわけでもないのですが、ネタ切れもあり、ひょんなことからケガをしてしまってなんとなく疎遠になってしまいました。

それにしても暑い。前回のブログで「次回は月形のキャンプ場でも……」的なことを書いて終わったのですが、これだけ暑いとさすがに「自転車に乗ってキャンプに行く」というのが躊躇われます。熱中症もこの歳になるとリアルに「死」がちらつきますし。

クルマで行く手もありますが、それもちょいと潔しとしない……のもあるし、ガソリン代が高いのなんの。必要以外にクルマに乗りたくないし、だいたい夏休みの間雨ばかりでしたからね。

お盆明けくらいにもう少し涼しくなってくれれば、なんとか行けるかな、という感じですかね。

さて今回考えたアニメはこちら。

ゾン100」放送は7月9日から、KANA-BOONとシユイが主題歌を担当 番宣CMも公開(コメントあり / 動画あり) - コミックナタリー

「ゾンビになるまでにしたい100のこと」というアニメです。ある日いきなりバイオなんたらみたいに、世間がゾンビだらけになった中で、ブラック企業に勤めていた主人公が、いきなり会社に行かなくてよくなり、自分がゾンビになってしまう前に、今までにやりたかったけどできなかったことを、思い残すことなく全部やってしまおう、と思い立った、という内容です。ゾンビ系はグロくて好きではないのですが、何というか血まみれな画像ではなく、むしろサイケデリックというか、スプラトゥーンみたいな感じでやたらカラフルな色使いで、あまりグロテスクさを感じさせないようになってします。

で、今回気になったのは画像の通り、主人公が「盗んだバイクで走りだす」「ノーヘル」「おそらく無免許(大型バイクだし)で走り回ってる」場面って、クレームつかないのかな?ということです。

以前見たこのアニメ↓

 

これもあるシーンで、「ノーヘル」「カブに二人乗り」ということでガチ勢からクレームがつき、軽く炎上したと何かで読みました。あるいはこれ

ばくおん!!」というアニメでは「ノーヘル」「カブに三人乗り」のシーンがあり、これもクレームがついたという話です。

違いは何かというと、「スーパーカブ」「ばくおん!!」は日常系で、「ゾン100」は世界が崩壊し、法も秩序もなくなった無法地帯だから、つっこむのは野暮、ということなんでしょうかね。(そういえば「北斗の拳」とかのモヒカンもノーヘルでしたね。元ネタのマッドマックスとかも。)

北斗の拳 : モーメント+1 マッドマックス』が映画界に残したものとは? ツメアト映画~エポックメイキングとなった名作たち~Vol.10 | Culture | Safari  Online

我々の年代なら知っていますが、かつて50ccのバイク、いわゆる原付に乗るときは、ヘルメットをかぶるかかぶらないかは任意でした。もっと昔は暴走族なんかは400ccとかでもノーヘルでした。いつのころからか原付もヘルメット着用が義務づけられ、暴走族もお椀型のヘルメットを申し訳程度に後頭部に引っかけて走ってましたね。

そしてつい最近、自転車に乗るときにもヘルメット着用が「努力義務」ということになりました。(こんな日本語ってあるんですね。矛盾してませんかね?)私も通勤のさいに、なんか言われても嫌なのでかぶっていますが、正直この暑さもあり、かぶりたくないんですよ。それでもいずれ、漫画やアニメの自転車のシーンで「ヘルメットかぶってない」とかクレームのつく時がくるんでしょうか。つくづく面倒な世の中になってきたなぁ……と思っていましたが、個人的な事情でヘルメット着用は必要だと感じました。

何かというと、ひとつきほど前、自転車で帰宅の際に、よそ見していて縁石と接触し派手に転んでしまって、鎖骨を折る、という情けない事例を経験したからです。(一番最初に書いた「ケガ」というのが実はこれです)で、それほどスピードを出していたわけでもないのですが、転んだときに頭を「カツーン」とアスファルトにぶつけてしまいました。この日はヘルメットをかぶっていたので助かりましたが、かぶっていなかったら、と思うとぞっとしました。

結論 皆さん、自転車に乗るときにはヘルメットをかぶった方がいいですよ。(長々書いてきた割にはつまらない結論ですが実体験から)

追伸 ↓このトライクという乗り物のヘルメット着用が任意なのが、全く理解できない。もちろんかぶらない方が気持ちいいのはわかりますけどね。わたし自身かつてバイクに乗っていたとき、ヘルメットにカナブンかクワガタか何かが直撃して、かなりの衝撃を受けたことがあります。あれヘルメットなしだったらきっとびっくりしてひっくり返ったと思うんだよなぁ。トライクのノーヘルの人とか大丈夫なのかね?余計なお世話だけど。 

 

 

ド貧脚徘徊記 メイプルキャンプ場その3

というわけでいい感じに日も暮れてきたので、夕食の準備に取り掛かります。今回の夕食はこれです。

 

先ほど道の駅で買ったバターライスコーンの素と、お安いお肉のステーキです。正直ステーキがそれほど好きだというわけでもないのですが、考えたらいままでソロキャンプで一枚肉って焼いたことがなかったんですよね。

炊いたご飯にバターライスの素を混ぜます。

 

で、全部入れてから気づいたのですが・・・・・・・これ2合用じゃん!うわー、絶対濃すぎるぞこれ!と思ったのですが、意外と普通。というかいい歳して濃い味好きすぎるのかもしれない。昼にも似たようなしくじりをしたばかりなのに、完全にカロリーオーバーまっしぐら。これだけではなくて肉もあるわけで。

 

こんな感じで「これ絶対ダメなやつぅ~♪」レベルの夕食となってしまいました。(旨いのはうまかったですけれどもね。)

そんなこんなでまたはちきれんばかりの満腹を抱えてしばしご歓談休憩をしていますとやっと夜になりまして、いい感じです。

  

バターコーンライス食べたってのに、夜になるとまたとうきびが食べたくなってしまうのも意味わからないし、そもそもとうきびがダブってるし。でも、うまく焼けました。

 では、おやすみなさい。

 

 

 

なるようになって次の朝。3時ころに目が覚めてしまいまして、まずはうるさいガスバーナーではなく静かなアルストを使ってコーヒーをば。

 

そしてまた、朝からキャベツとピーマンを刻む老害ここにあり。(例によって残すのが面倒で全刻み、ただし今回は勝算あり)

 

炒めた玉ねぎにレトルトカレー。これは奇をてらっていることにはなりませんよね?むしろ王道?(・・・・・・・んなわきゃあない)正直ピーマンは余計でしたね。そもそもカレーにピーマンって入れてるの見たことがありませんわなぁ。というわけで早朝からもりもりとカレーライスを平らげまして、7時ころから撤収し、帰途につきました。で、はしりだしていきなり嫌になっちゃったのがかなりの向かい風。あれれ~おかしいぞ~?

手を洗う救急医Taka on Twitter: "@Ortho_FL @doctorhirosan あれれぇ〜😆 おかしいぞ〜🤪🤪🤪  https://t.co/46HMjdgxAM" / Twitter

昨日と同じくらいの時間に走り出したのに、来た時も帰る時も向かい風っておかしいぞ~?(伏線回収)

というか、自転車に乗ってる人の「あるある」なんですよね。「行きも帰りも向かい風」ってのが。(なんか演歌の題名にありそうだなこれ)心が折れそうになりながら、向かい風の中、坂をえっちらおっちら登っていきます。

なんといいますか、同じ道を帰るのって、ちょいとつまらないなあ。どこかいいルートは・・・・・・そうだ!途中からエルフィンロード(※札幌~北広島を結ぶサイクリングロード)を通って帰ることにしよう。その途中で例の「エスコンフィールド」によってちょいと見物してみよう。うひひひ、俺って天才?

 (まぁこれを貼るってことはお察しのとおりで)

大曲から一路転進、Fウ”ィレッジを目指します。かなり高度があったようで、ほとんど下り坂だし、舗装は綺麗だし、景色はいいし、なまら最高!俺は天才だぁ~!

・・・・・・・聞いてないよぉ~↓

もろにエスコンフィールドとエルフィンロードを使うらしく、分岐点で制限がかかり、大急ぎでエルフィンロードに降りてみても、エスコンに近い休憩所の前で締め出しを食らい、それどころか急がないとエルフィンロード自体からも追い出されるハメになりそうです。帰りはのんびりとポタリングくらいのつもりだったのですが、ランニングコースから出るところまでかなりのスピードで走りまして、やっと折り返し地点を通り過ぎ大谷地から降りて札幌新道に向かいます。途中でアクセス札幌の横を通りますと、何やら人だかりが。

この人だかりが何の集まりだったのか、ネットを見てもわかりませんでした。何となくの空気では「ヲタク」関係のイベントかなと思いましたけど、結局いまだにわかりません。(私自身も老害ヲタクの自覚はありますので、決してディスってるつもりはありません)

そんなこんなで家に昼頃に着いてシャワーを浴びるとどっと疲れが出てきまして、ちょっと腰掛けたと思ったらいつの間にか寝てしまいました。やっぱり思いのほかアップダウンがあったので、結構足に来ていたようです。「年寄りの冷や水」の好例ですな。

次回は千歳恵庭方面は避けて、比較的平坦な空知方面に行ってみようかと思います。候補としては月形の温泉のあるキャンプ場あたりかな?それではまた。

 

 

ド貧脚徘徊記 メイプルキャンプ場編その2

そういえば思い出しました。札幌方向から36号線から行く場合、看板が見当たらなかったら左にDCMの倉庫?みたいなのの手前の信号で曲がると吉かと。私らみたいな年寄りは、旧36号線でおなじみの、堀川のかまぼこの三角錐の看板のところで左折するとよい、の方がわかりやすいかもしれません。(昔はこの堀川の看板がランドマークでしたよね?)

 この逆側に堀川の三角錐があります。

さて、老人にあるまじき高カロリーの昼食をとって身動きができなくなったあとは、ちょいとキャンプ場の調査?でも。

 

受付で上のプリントをもらいます。(ソロキャンプエリアがあるのに今気づいた)

 

 

ちょっとしたバーみたいなところもあり、薪やら何やら売っています。

 

トイレはちゃんとウォ〇ュレットでした。

 

男子小用便器もまぁまぁキレイ。自販機もあります。

 

炊事場はこんな感じ。時間によっては混雑しそう。焚き火台用洗い場は外に。

・・・・・・ってな感じでぐるりと回ってみまして、テントに戻ってコーヒーをいれ、しばらくゴロゴロしてから道の駅で買ったプチトマトでもいただきますか。(まだ食うか)

 

甘かったけど野菜だからゼロカロリーということで。(サンドの謎理論にあった?)

それにしても、キャンプというのは何もしなくても時間が過ぎる不思議な空間でして、スマホツイッターやらマンガやら見ていると、あっという間に夕刻です。薪を買ってきて割るとします。さて、今回はいろいろと新兵器がありましてですね・・・・・・

新兵器その1 セカストで買ったニ〇ジャファイヤスタンドのパクリインスパイヤ的なモンターナの焚き火台。これ安いし(1500円くらい)軽いしよく燃えるし、大きな薪も乗せられて、自転車キャンプには最適でした、が!網の下がものすごく熱くなるんですよね。シートを敷いたのに、貸与された板が焦げてしまいました。でもきっと、網の下でピザとか焼けそう。今度やってみよ。

新兵器その2 以前触れたMr,Syuさんプロデュースのキャンプグローブ。これは5000円以下という値段のわりにすごくよくできていたと思います。むちゃくちゃ握りやすいし脱着もしやすい。コスパ非常によし。

新兵器その3 頂き物のモーラナイフHDカーボン。いいんだけどバトニングはちょっとやりづらかったな。もっと分厚い方がいいのか。日頃よく見ている女子ソロキャンパーのyoutube動画では平然と割っていたなあ。とほほん。

新兵器その4 これまた退職祝いに貰い物のご存じゴールゼロ。確かに軽い、小さい。これはよくできている。やっとあちこちで買えるようになってきたみたいですね。

 

新兵器その5 鹿番長の折り畳み薪ばさみ、なんですがこれはダメでした。重たい薪を持ったら一発でストッパーが曲がり、使い物にならなくなってしまいました。使い方のせいなのか、当たりが悪かったのかわかりません。

新兵器その6 ダイソーの黒メスティン 1.5合炊き。これはよかった。確かに焦げ付かない。まぁ2回しか使いませんでしたが、感触よし。

こんなん炊けましたけど。さて、では夕食にとりかかりますか・・・・・・・といったところで、今回は写真ばかりになってしまいましたが夕食、朝食は次回ということで。よろしければまたおつきあいください。どっとはらい

ド貧脚徘徊記 メイプルキャンプ場編その1

ちまたではあちこちで「中体連」大会が開催されているようですが、一切知らぬ存ぜぬを決め込んで、いよいよ自転車キャンプに出てみました。(考えてみたら中体連の時期に一切会場に行かなかったのって、38年間の教師で今回が2回目です。)朝も早よから準備をし、トウキビを一本食べて6時40分に家を出ました。目指すは恵庭のメイプルキャンプ場。グーグルマップでは約35キロ、自転車で2時間とでていましたが、何せほら、ドのつく貧脚ですし、荷物が重たいですし・・・・・・。札幌新道から行った方が近かったのでしょうが、道に迷うと面倒なので安全に(※フラグ1)36号線から行きますよ。装備はこんな感じです。 

  

 

前のキャリアには、テントと寝袋を振り分けで、ダイ〇ーの550円の防水バッグにいれ、同じくダ〇ソーの110円ゴムネットでくくりつけます。(2つの防水バッグをお互いのオスメスのバックルでクロスして留めるのがポイント)大通公園の噴水で写真を撮り一路36号線を南東へ。清田区里塚の「すき屋」で朝定食を食べます。

 

それにしても、36号線はこれでもまだ少し広めだけれど、本当に自転車のことを考えての道路造りなんて全然できてませんね。青い走行レーンなんて完全にバスやトラックに無視されてるし。 

 まぁアリバイ作りなのは承知ですけどね。

昨年、メイプルキャンプ場の向こうの「ほのか」のキャンプ場には自家用車で行ったのでそれほど意識していませんでしたが、36号線も結構なアップダウンがあることを、自転車に乗って初めて意識しました。それにモロに向かい風を受けております。まぁ明日も恐らく同じ時間帯に帰るから、きっと帰りは終始追い風になって快適でしょうなぁ(※フラグ2)

それにしてもつかないなあ、もう40キロも走ってるのだが・・・・・・あれ?この商業施設群は見覚えがあるぞ?グーグル先生~!

・・・・・・はい、やらかしました。5キロも来過ぎてしまいました。(フラグ1回収)キャンプ場入り口なんて看板あったっけ?すごすごと戻りグーグル先生の教え通りに進むも、やはり入り口の看板なし。途方に暮れていると通りすがりの仮面ライダー地域の方に教えてもらい、やはり200mほど戻ってやっと分かれ道に入り、左右に農場が広がる中を進んでいき、やっと見つけましたよ。メイプルキャンプ場!到着10時5分、ド貧脚! 

 

10時開場、とネットにはあったのですが、整理券はすでに76番。そしてあとからあとから続々とやってくる。入り口には8:30OPENと書いてあったし、何時が正しいのか?なんとか受付をすませ、1500円也を支払い(※1グループにつきテント1張りタープ1張りまで、とも書いてありました。今日は日差しもきついのでタープ持ってくればよかったなぁ。ほのかはテント以外にタープも500円だったか取られましたから。) 

 

テントを張って道具を放り込み、さっき一度通り過ぎた道の駅に行ってみます。とりあえずアイスアイス。27度とか言ってたな。アジアジ(東海林さだお風)併設の野菜直売場に行ってみますよ。

 

何となくこんなものを買い、残りはキャンプ場に戻る途中のダ〇イチで購入。まずは昼飯にこの「生パスタナポリタン」なるものをいかせてもらいます。ナポリタンだからというので、ウィンナとタマネギとピーマンも購入し(タマネギとピーマンが登場しなかったことってないんじゃないかおい?)ウィンナを薄切りに、タマネギはみじん切り、ピーマンは細切りにしてみました。2人分と書いてありますが、残ったら持って帰ればいや。そう簡単に腐らないだろうし。(※フラグ3)

 

タマネギ一玉とピーマン2個です(※フラグ4)・・・・・・はい、識者の皆様ならお分かりですね。どう考えても「具が多すぎる」んですよね。プライパンに入れた段階ですでにフラグ回収してしまいました。

 

(麺の入る余地がない)無理矢理入れて何とかほぐし、上手く絡まないままソースを投入。(粉末だとは思わなかった)

 

食べ終わりの図を載せるのもどうかと思いますが、食べ終わるとやはり具ばかりが残っている。これだけで一人分のおかずになりそう。

 

さてここで老害ことポンコツ先生考えた。この具の処理をどうするか?答え1「そのまま具だけで食べてしまう」 答え2「袋に入れて保管し朝食で使う」 答え3「残った麺を入れて使い切ってしまう」さあどれだ?

・・・・・・はい、正解。残った麺を投入してしまいましたよ。

 

(多分これが適正なバランスでしょうなぁ。実際ちょうどよかったし)

ということで、糖尿の薬を飲んでいる、還暦過ぎたジジイの食生活としては、アルマジロあるまじきカロリー摂取となりました。(カミサンに殺されるなぁこりゃ)

怪しからんほどの満腹になり、腹ごなしにキャンプ場内を探索してみようと思いましたが、ここから後は「その2」に続きます。どっとはらい

アニメでわしも考えた ⑬

今回は特定のアニメというか、いわゆる「追放系」と呼ばれるジャンルのアニメを見て気づいたことなんですが(1話見ると最後まで見ちゃうんでちょっと疲れ気味です)

    

何を思ったかというと、わりと流行のジャンルらしいけどなんだか既視感があるなぁ、どこかで見たことがあるなあ、でもそれがなんだかよくわからない、ということでモヤモヤしていたのです。

しかし先日やっと気がつきました。なぁんだこれって結局、西洋の「小公子」「小公女」であり、日本の「安寿と厨子王」「鉢かづき姫」であり、さらに言えば「シンデレラ」「キャンディ・キャンディ」とも通じる、いわゆる「貴種流離譚」とか「継子いじめ」の亜種じゃんか、ってことです。

「追放系」というのは、パターンとして「冒険者グループ(パーティ)の中で目立たない仕事をしていた主人公が、実はすごい能力の持ち主で、リーダーから無能と判断されパーティから追放されたのち、そのすごい能力を発揮して別のところで大活躍するのに、追放した元のパーティは、主人公がいなくなってからその存在価値を思い知らされて、ひどい目に遭ってざまぁみろ」という流れです。

目立たないが実はすごい実力の持ち主だった、という設定は、確かに徹頭徹尾「俺TUEEE!」の、胸焼けしそうな万能チート主人公よりは、個人的には好きですし、こちらの方がスカッとすると思います。

……が、今回「追放系」でググったら、ヤフー知恵袋で以下のような書き込みを見つけてしまいました。曰く

 

そもそも主人公が無敵だとか万能という設定自体、物語を成立させないものです。なろう系は物語を楽しむという小説本来の需要に応えるものではなく、万能感や優越感をとにかく満足させたいという欲求に答えるもので、一種のポルノです。

出版社の調査によると主たる読者層は中高年(中高生ではない)の低所得者層だそうで、そういった層の方々が憂さ晴らしのために読むものであると言えます。そういった方々は「社会は俺のすごさを分かっていない」という不満を常々抱えていたりしますので、 「自分の価値の分からない、リア充に仲間扱いされず疎外された。(読者層の思う自分の人生そのもの)しかし自分は本当の価値を発揮して賞賛を受けるようになり、その一方で自分の価値を分からなかったリア充は没落することになった、ざまあみろ」 というのは、読者層にとって一番スカッとする筋書きであると言えます。

・・・・・・・すげぇ納得しました。特にこの「中高年の低所得者層」ってあたりが「ア痛タタタタ」ですわ。そうかそうか。だから年寄りや中高年は「水戸黄門」や「遠山の金さん」が好きなんだと。

と同時に、恐ろしさを感じました。こういう承認欲求が強いにも関わらず、不遇を託っている人が何かひとつこじらせると、いわゆる「無敵の人」になってしまうのだろうと。そしてそういう人たちが犯す犯罪が、なんだか近頃どんどん増えてきているのではないか?(前回触れた京アニの犯人も、秋葉原の殺傷事件も、その他もろもろ言い出すときりがない)

 

と、ここまで打ってはたと気づかなくて良いことに気づいてしまいました。

ブログ書くって承認欲求そのものじゃん!

でっかいブーメランが刺さったところで、今回はオシマイ。どっとはらい

 

ちなみに↓これが一番胸焼けしたアニメでした。パート2は遠慮させていただきました。

 

 

 

アニメでわしも考えた ⑫

前回に続き、アニメを見て不愉快になった話その2です。今回の題材はこれらです。

 

ただし先にお断りしておきますが、今回のはあくまでも「アニメを見終わってから不愉快になったこと」です。はっきりいってこのアニメシリーズの出来は「素晴らしい!」と思います。

そもそもこのアニメを見ようと思った理由は、身内に吹奏楽をやっている者がおり、マンガを買ってやった、という流れもありました。名作だといううわさは聞いていましたので、期待感をもって見始めたのですが・・・・・・本当に凄かった。

ご存知の方には「何をいまさら」案件だと思いますが、まずは本当に、全ての話の、どの瞬間も、隅々まで手を抜かずに、綺麗な絵だということ。私的にはいわゆる「神作画」と感じました。凄いと思ったのは、女の子達が本当にカワイイのは当たり前として、楽器の書き込みがとにかくスゴイ!グニャグニャの金管のカーブや光沢、映り込みとか、やたらたくさんついているクラリネットオーボエの、あれなんて言うんでしょう、指で押さえるところの金具など、全然ゆがみがない。わたし自身絵を描くのが本当に下手くそで、よく「作画崩壊」と言われるような絵ですら、「全然ウマイじゃん」と思うレベルなのです。だから、いったいどれだけ時間をかけて書き込んだんだろうと考えると、気が遠くなりそうです。

そしてもう一つ感動したのが、「吹奏楽アニメだから当然かも知れないが、音楽との一体感が凄い!」ということです。例えば一番最初の演奏を聞いて、主人公が「あれぇ?」と思うところでは、それこそちょっと下手くそな演奏が流れたり、同じ曲の演奏場面でも、全員での演奏と、3年生が抜けて人数が減った後の演奏では音の厚みが違っていたり、トランペットのオーディションで2人のソロの演奏がある場面では、同じ曲だけど2人の演奏に、本当に微妙に差をつけたり。動画を作るだけではなく、吹奏楽の音楽を作るのにも、ものすごい技術と労力が使われていることを考えると、「凄ぇ!」としか言いようがありません。(←つくづく語彙のなさよ)

そして何といっても、演奏の場面での管楽器、打楽器の指使いと、音楽がピッタリとあっている。何をどうやったらこんなことが可能なのか信じられません。これまたいったいどれほどの時間と労力をかけたのだろう。きっと制作の人は、良い物をつくろう、とにかく見ている人達に感動してもらおう、という一念で、眠い目を擦りながら、疲れた体にむち打ちながら、丁寧に誠実に仕事をしたんだろうと感じ、勢いで「劇場版」まで見てしまいました。本当に面白かったし、その仕事につくづく頭が下がる思いでした。

しかし、劇場版の最後、いよいよ主人公が3年生になって・・・という終わり方を見たときに、もう無性に腹が立って腹が立って仕方がなかったのです。

私は最近見始めた「にわか」もいいとこなので、シーズン1を見るまでこの作品が「京都アニメーション」のものだとは知りませんでした。そして、そのことに気づいたときに、例の「放火事件」のあと、数多くのアニメファンが、京アニの焼け跡に来て涙を流し亡くなったスタッフを悼むようすをニュースで見たことを思い出したのです。当時は「京アニってそんなにすごいのか?」「そんなに続々人が集まるほどだったのか?」という感想しかありませんでしたが、これらのアニメを見たあと、「確かに本当に凄かったんだ」ということを実感することができました。

そして何に腹が立ったのか、もうお分かりでしょうが、いまさらながら例の「放火事件」の犯人に対して、もう腹立たしくてたまらなくなったのです。当時でも「何なのよこのク〇野郎は!」と、通り一辺倒の不愉快さは感じていましたが、あらためてあの犯人が殺した人達の素晴らしい仕事ぶりを知ったときに感じた怒り、腹立たしさは当時とは比べものにならないほど強かったです。

にわかの私でもこれだから、本当のファンの人のリアルタイムの怒り、悲しみ、喪失感といったら、それはそれはすさまじいものだったことでしょう。

あの犯人は、30人以上の人を焼き殺した、と考えれば歴史に残る大量殺人者です。(ググったら36人で2位でした。1位は犯人不明の歌舞伎町雑居ビル放火事件の44人)例の「刑法39条」にひっかからなければ、間違いなく極刑でしょう。ですが(以後問題発言かも知れませんが)個人的な意見で言えば世に害をなすイカれた1人(筒井康隆の言葉を借りれば「〇地外」)と、多くの人に感動を与える仕事が出来る36人では、どう考えても釣り合いがとれない、割に合わない。人間の価値を釣り合いで考えるべきではないかも知れませんが、個人的にそう考えますし、いまさらながら(4年前なんですねもう)怒りがぶり返してしまい、せっかく素晴らしいアニメだったのに、後味が無茶苦茶悪くなってしまった、という話でした。

そういえば、ブラックジャックにもこんな話がありましたね。

あの犯人を必死に治療したお医者さんたちは、ものすごく複雑な気持ちだったのではないでしょうか。延命に無茶苦茶技術も時間も、どこから出るのかわからない莫大な経費もかかったことだろうし。ケチくさいわたしなんぞ、「どうせ払う金も払う親類縁者もいなくて、国家の経費で治療するんだろうが、あんなの助けるくらいなら、別のお金がなくて治療できない善良な人を助けてやれば良いのに」なんて、くだらないことを考えてしまいます。いい歳こいてガキみたいですが、年寄りは極論に走りやすいのですよ。

素人考えでは、おそらく犯人には弁護士がついて、生い立ちがどうこう言って情状酌量からの「無期懲役」を、あるいは「刑法39条(基〇外無罪)」あたりで助命嘆願するのでしょう。医者や弁護士って、因果な職業だとつくづく思います。わたしのような単純な一般庶民は、例外なく「調べがついたら問答無用で・・・」と思っているでしょうがね、個人的には。

結論 劇場版の最後を見て、「京アニがあんなことになってしまったので、シーズン3、つまり主人公が3年生になってからのアニメはもう見られないのではないか?」とガッカリしたのですが、ググってみますとなんと制作するようです。あの惨劇の苦しみ、悲しみから立ち上がった京都アニメーションの方々にはほとほと感服いたします。で、他の作品も見てみようと思いましたが、制作会社で作品を見始めるようになると「病膏肓に入る」気がしてちと怖いです。(声優で見始めるともうオシマイだとか……)ぜひ今後も、いい作品を作り続けて欲しいと切に願います。何をいまさら案件ばかりで恐縮ですが、にわかにつき御容赦ください。

 2024年まで生きていられるだろうか、とほほん。



アニメでわしも考えた ⑪

今回は見てる最中に、あるいは見終わってから非常に不愉快になったアニメ、という内容なので、先に扱う題材を書いておきます。お好きな方は今回と次回ぜひすっとばしていただければ、と思います。

題材その1 「WORKIN’!!」(←シーズン2)と「WWW.WORKING」第1話

題材その2 「響け!ユーフォニアム」(1、2、劇場版)全て見終わった後で

 WWW.WORKING!!」公式サイト

まずその1「WORKING’!!」です。シーズン2まで出ているし、星4つだったので、面白いのかな、と思って見始めました。登場人物全員ちょっとイカれてる、まぁ普通に身近にいたら相手にしたくないような人ばかり。まだまともなのは高校生の主人公と、背の小さいのがコンプレックスの先輩の2人ぐらい。へんな若者が架空のファミレスでアルバイトしている設定でのドタバタコメディで、そういう不条理な内容であるのは承知の上で見始めまして、流れでシーズン2まで見ましたが・・・・・・およそ今まで見た全てのアニメの中で、もっとも不愉快なキャラクターを見てしまったのです。

そのキャラクターというのは以下の2名です。↓

  左 相馬博臣 右 山田?葵

シーズン2の途中までは、まぁ「変な人達の変なコメディ」で、笑う程面白くはないけれど、何も考えずボーッと見ていました。ところが左の男は後半のある一話で、それはそれは見ていて「胸くそが悪くなる」悪戯というかいやがらせというか、とにかくちっとも面白くない内容の、わざと人をすれ違わせる企みを一話丸々延々と続け、本人だけが面白がっていました。そしてそのすれ違いは結局解消されず、悪さの報いを大して受けることもなく、その一話は終わってしまいました。もう見ていてずっと苛立ちが止まらなかったのですが、残り話数もちょっとだったので、とりあえずシーズン2を最後まで見ようと、続きを見ました。一応ラブコメ風味でもあるので、結果も知りたかったですし。

ところが最終話は、右の山田?という女が、普通に聞いていればちゃんと理解できるような内容を、聞き違えたのかわざとなのか、2人しかいないまともな人間のうちの、女性の先輩がアルバイトを辞めるというデマを広めることになり、みんな大騒ぎになる、という内容でした。それくらいならまぁ誤解が解けてめでたしめでたし、なんですがこの山田という女、そもそも家出少女で正体を隠したまま住み込みでバイトをしている。そして仕事は全然出来ず、というかやらず。それでいてかまってちゃんというか依存がひどく、とにかく人をイライラさせるためだけにいるような女でした。そして、最終話でもさほど痛い目に遭うこともなく、ラブコメ部分もはっきりした結末がわからぬままで、そしてなによりも「胸クソが悪い」状態でシーズン2が終わりました。

いろいろなアニメを見ている中でわかったのが、「胸クソ展開」という、一つの黄金パターンがあること。つまり見ていて胸クソが悪くなるような相手を、最終的に痛い目に遭わせることで「必殺仕事人」とか「水戸黄門」的な、リベンジのカタルシスで見ている側がすっきりできて次につながる、ということです。しかし結局、このアニメは最後まで胸クソ悪いままで終わるという、はっきりいって最悪の印象で終わりました。

そして、同じシリーズで登場人物が違う「WWW~」というのもあるようなので、少しはまともなのかと思い見てみたのですが、1話で断念しました。いろいろ見てきましたが、1話の途中で見るのをやめたのは初めてです。何かというと、やはり「変なアルバイター」の1人のキャラが、大金持ちの娘で、自分のしくじりを札束を渡して解決する、さらにヤンキー的キャラの先輩に謝罪する時にも札束を渡す、という場面を見た瞬間に見るのを止めました。

どこの世の中に、札束を自由に出来るような若い女の子がアルバイトをしますかね?そしてヤンキー風味の女の子が、札束もらったってのにアルバイトしますかね?もうその段階で「いくらなんでもおかしいだろこれ」と思ったら、もう見る気が失せました。

結論 私が老害だから、人を陥れすれ違わせて喜んでいるような若者や、人に迷惑をかけまくっているのに、依存して甘えて全く成長するつもりもなければ反省もないような女子に腹が立つのでしょうか。それとも、アニメを見る中心層である若い人たちは、あれがまったく気にならないのでしょうか。もちろん、このアニメが好きでしかたがないという方々には申し訳ないのですが、本当にこの老害クソジジイには、腹が立ってしかたがない三話でした。

この三話以外は、特に何とも感じずまったり見ていたのですが。(というか、原作そのままだとしたら申し訳ないのですが、わたしはこのアニメの監督?脚本?の人とはまったく感性が合わない、ということでしょうね。)まぁ終わったアニメだし、ごまめの歯ぎしりですけれども。

もう一つ、架空のファミレスが、北海道のある都市、という設定はなんのためだったのでしょうか?まったく意味がかんじられませんでしたし。(多分原作がそうだった、というだけなんでしょうが)

文句ばかり長々と書いてしまったので、題材その②の方はまた次回にさせていただきます。とにかくファンの方には申し訳ありませんでした。まったく「キレる老人」のボヤキです。どっとはらい

 



アニメでわしも考えた ⑩

「誰得・老害オタクのアニメを見て考えたシリーズ」も、はやPART10となりました。今回考えた、実にどうでもいい内容の元ネタはこちらの2本。

 

恐らく探せばもっともっとたくさんの「神様関係」のアニメはたくさんあるでしょうし、大きなくくりでいえば、「ダンまち」も立派な「神様関係」のアニメですが、今回は特に「神社」が舞台の2本です。

江戸前エルフ」は、まだ放送中で、この先どうなるかわかりませんが(5月2日現在)今のところ「ゆるフワ」のぬるーい展開で、しかもちょっとした江戸時代の豆知識みたいなものがわかるので、かなり気楽に見られていい感じです。東京の下町、月島に「高耳神社」という架空の神社があり、そこの祭神が大昔に召喚された異世界のエルフだった、という設定です。

もう一つは、ちょっと古いアニメになりますが、外国人観光客にすごい人気の「伏見稲荷」の正一位お稲荷さん(お狐さん)と、近所に住む、いわゆる「見える」兄妹が主人公です。(こちらは最後ちょっとシリアスな感じになりますが、まぁソフトランディングかな。)

わたし自身は、宗教的な自我をほとんど意識したことはありませんが、分けるとしたら神道になると思います。(親がそれなので)ノンポリ(←死語)ですが、それでも、「神様」を蔑んだりバカにしたりすることはありません。少なくとも「理由はないけれど」畏れ敬うべき存在、とは感じています。

ところが、いろんなマンガやアニメで日本の神様は、わりと「茶化される存在」として描かれるんですよね。結構多いのがいわゆる「堕女神(ダメがみ)」的な扱い。上記の2つについて言えば、共通してゲームにハマっているんですよね。

ひきこもりエルフと新人巫女のハートフルコメディ「江戸前エルフ」エッジ新連載 - コミックナタリー 

スイッチとWiiで、時代の違いがわかりますね。

ゲームだけではなくマンガ、アニメ、その他現代日本のオタク的趣味にすっかり染まっているように描かれます。また、「いなり~」の方では、主神の天照大神橋田壽賀子風のおばさんに、素戔嗚尊が金髪リーゼントの「輩(やから)」風に描かれています。

さて、こう書いてしまうと、なんだか神様を「軽く」描いているアニメを非難してるように見えるかも知れませんが……

そのぬるーい感じが、逆に「(・ᗊ・)イイ!!」と思うんですよ。「軽く」「ぬるく」扱っているように見えますが、やはり基本的に「命の短い人間に対する慈しみや暖かさ」は外さないよう描かれているんですよね。(というか、わたしが無礼だったり無作法だったり無精だったりするから、ヌルい方が有り難いだけかもしれませんが。)

とりあえず一切の茶化しもパロディも許されず、身近なものとして扱うことの許されない、軽く取り扱うこと厳禁の、原理主義的な存在の神様って、「あくまでも個人的に」息苦しいと感じるんですよ。※決して特定の宗教をディスっているわけではありませんので悪しからず。

ですが、逆にその日本の緩さが、とんでもないイカサマ宗教の跋扈を許すことになってしまっていることについては、非常に腹立たしく感じています。具体的な宗教名をあげるのはいろいろ差し障りがあるので避けますが、「なんでこんなわけのわからない宗教を信仰したり献金したり人がたくさんいるのか?」と、ニュースを見ただけでも61年間の人生の中で何回見てきたことか・・・・・・(「オ○ム~」やら「○の華~」やら、列挙に暇がないですね。あるいは○○○会とか。でもこれ、氷山の一角なんですよね)

カミカツ(アニメ)Netflixや見逃し配信&無料視聴動画は?1話~全話フル一気見方法まとめ|神無き世界のカミサマ活動|Anitage+

↑うさんくさい新興宗教の人集めの方法がネタになっている、放送中のこのアニメ(5月3日現在)なんかも結構参考になりますね。

結論 また日本人アゲみたいに見えますが、他の国の宗教も含め、八百万神として懐の深いところが、好きですし有り難くもあります。そして、そこにつけこむ輩(新興宗教も、既存の由緒正しい宗教も)があまりに多いことが腹立たしくもあります。宗教というデリケートな題材だったので、ぼかしたあやふやな表現に終始してしまい結論とは言えませんが、そんなことを感じました。(雉も鳴かずば打たれまいに、とならないことを祈ります。くわばらくわばら)     

←このマンガがセーフなうちは、日本は大丈夫な気がする。