ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

アニメでわしも考えた⑰

またまたひどくサボってしまいました。で、冬休みということで見てなかったアニメなんかをまとめて見たのですが、わしも考えたものをふたつ。

 

その1 2クール分(25話)一気見してしまったのがこれ。

アニメ「オーイ!とんぼ」ティザービジュアル&PV公開、放送は来春から(動画あり / コメントあり) - コミックナタリー

ゴルフアニメなんですが、ストーリーもいいんですけど、とにかくゴルフの蘊蓄、とくに打ち方や球筋についての解説がマニアックで興味深い。私も若い頃は結構好きで、仲間の先生とよく行ってました。全然上手くならなかったけれど、ゴルフ漫画も好きでよく読んでいました。小池一夫の「上がってナンボ」「新上がってナンボ 太一よ泣くな」とか、いけうち誠一の「ゴルフは気持ち」かざま鋭二の「風の大地」なんてのを読んでました。で、ゴルフ漫画の良くないところは、「なんか自分でもできそうな気がする。行ってやってみたい」なんて思ってしまうんですよね。で、こらえきれなくなって練習場に行き打ってみる。「つかんだ!」と思う。できるようになった気がする。コースに行く。やってみる・・・・・・全然ダメ。勘違いだった。これの繰り返しなんですよ。ちゃんと習えばまた別なんでしょうけど、我流でやってるとこういう思い込みでがっかりすることばかりです。「プロゴルファー猿」の「旗包み」みたいな必殺技はありませんが、リアルな打ち方の解説、プレイ中の心理描写、南国の離島(トカラ島)の暮らしなど、とにかくすごく「らしい」んですよね。まぁゴルフダイジェストというマニアック雑誌に連載の漫画が原作なので、そういうところはこだわっているんでしょうね。ゴルフ好きの人って、その辺のオタクなんか目じゃない蘊蓄好きですから。

主人公の「大井とんぼ」のキャラクターの成長と、最初は親の形見の3番アイアン一本でゴルフをしていて、人との出会いの中で一本ずつクラブが増えていく、という流れもすごく上手い。また、最後に戦う3人のライバルの女の子も、生育歴も含めた性格、考え方、抱えている問題など、どの娘も非常に応援したくなる設定。全日本女子アマ編も見てみたいなあ、ぜひ作ってほしい。ところで、以前見たこれ。

ストーリー BIRDIE WING -Golf Girls' Story-|テレビ東京アニメ公式

これも一応全部見たのですが、こちらはちょっといただけませんでした。絵柄とかは奇麗だったし、スラム出身の賭けゴルファーという主人公の設定もなかなかいい。でも、ライバルの子の難病設定とか、裏付けの無い結果だけの必殺技を、名前を叫びながら打つのは、まぁ王道パターンとは言え爺さんにはちょいときつい。年を取るとロマンよりもリアルに魅力を感じるようになってくるのかも。

 

と、思ったらリアルがかならずしも良いわけでもなく。もう一本は2025冬アニメで、まだ第一話しか見てないのですが、これは最後まで見ようと思ったのがこれ。

「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」です。とにかくアニメの中のウチナーグチ?(沖縄方言?)が確かに分からなすぎる。東京から転校してきた主人公が好きになった子が、地元の老人レベルで全然わからない。その方言を訳してくれる別の子がいるのだが、実はその子が主人公のことが好きで・・・・・・というラブコメです。たしかにどっちの女の子もすごくかわいい。このあとどう展開していくのかも楽しみなのですが、劇中の方言を聞き取って意味を想像したい、というちょっとした知的好奇心をくすぐられるのですよ。それと沖縄に関するトリビアみたいなものも興味深い。ただ、ちょっと気になるのは、声優さんが話している沖縄方言を、本場の人が聞いたらどう感じるのかな?ということです。よく朝ドラなんかの方言に文句がつけられたりしますが、以前「一話切り」したアニメがあり、やはり変な感じがしたんですよ。それがこれ。

同じく東京から北海道の道東に転校してきた男の子が、地元の女の子に惚れる、という流れですが、やっぱりこれが見ていてキツかった。一話しか見てないのにキツイも何もない、と怒られそうですが、なんか背中がムズムズして見ていられなかったし、やっぱりなんだかイントネーションとかも、ちょっと・・・・・・ということで、切ってしまいました。

もちろん、北海道も広いので道東方面とは言い方も違うのかも知れませんが、そもそも今時の若い子(札幌の中学生)北海道方言使ってませんよ。授業の中で使っても全然通じません。まぁ「なまら」「めんこい」くらいはわかっても、そもそも「コンサドーレ」が「どさんこ」ひっくり返したものだとか、そもそも「道産子」とは本来「馬の種類」だとか、「かでる27」という建物の「かでる」が「つどう、混ぜる」という意味だとか、全く知らないんですよね。

もう老いの繰り言ですが、使わなくてもいいけど、聞いてわかってほしいなあ、消えゆく運命なのはわかるけどさ、しみじみ。

あらためまして、明けましておめでとうございます。今年もマイペースで更新していきます。いつまで続けられることやら。よろしければまたおつきあいください。

正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし 南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

やっぱ無理かも(今年最後のタト食反?)

本当は初の車中泊を考えていたんですよ。でもねえ、11月も半ばを過ぎるとあちこちクローズしてるんですよねキャンプ場。特に近くの温泉付きはほぼダメです。でも、どうしても最近購入した道具2つを使ってみたくて仕方がないので、後ろめたくなく焚き火ができる例の発寒川緑地に行くことにしました。夏場は午前中で駐車場がぎっしりで、停められる気がしなかったので自転車でしか来ませんでしたが、さすがにもう停められるでしょう。で、やってきてみると。

 まあ、この寒いのにそんな物好きはいないよね。

誰もおらず、どころか上の道を通る人も稀。ということで特等席に陣取って、新しい道具を使ってみます。

 

一つは「何をいまさら」レベルの道具ですが、キャプテンスタッグのカマドスマートグリルB6です。なぜこれを買ったかというと、やっぱりYOUTUBEの影響なんですよね。

https://www.youtube.com/@ALPHATEC

女性のYOUTUBEで一番ウマそうに見えるのは相変わらず「ぼっち女キャンプ」さんですが、男性のYOUTUBEで一番ウマそうに見えるのは、個人的にはALPHATECさん?(これがYouTubeネームなのか企業名なのかちょっとよく分からないのです。UJackというメーカーとコラボしてたりするので)とにかく道具が渋い。もう使い込みまくりで、アルストなんかコタコタで見た目汚い(失礼!)んですが、あれがまさに「年季」ってやつなんでしょうね。逆にカッコイイ。で、この人がよく使ってるんですよ、カマドグリル。

何より、このアルファテックさんの動画を見ていて「カッコイイー!」と思ったのが、「フェザースティックにファイヤスターターで一発で着火する」ことです。私は不器用でフェザースティック作りが下手くそなのもあり、今までウマくつけられたことがありません。今回はこれに挑戦してみようと。

もうひとつはダ〇ソーで買ったこの鍋。

 二つ合わせても5000円以下。これが罠。

ごぞんじヒロシさんがよくこんな小さい鍋を使ってますが、あれがなんだかウマそうで、最近ダイソーで発売されたのを同じくYOUTUBEで見て、見つけたら買おうと思ってたんですよね。(近くにはなくて、たまたま新札幌?のデカい〇イソーで買えた)

さて、まずはこの鍋をシーズニング(←しゃらくせえ)してみます。(バーナー利用)

 

できたのかどうかわかりませんが、とりあえず油は塗りました(おいおい)そして、前述の「フェザースティックに着火」に挑戦です。まずは薪を割ります。まぁ前回も書きましたが、ワークマンの鉈の優秀なこと。

 

で、この鉈でフェザースティック作ってみて、着火に挑戦したのですが・・・・・・何回こすりましたかね。一発で着火するって、やっぱりすごいですよ。というかフェザースティックの作り方にかかっているんでしょうね。で、なんとか着きまして

 

・・・・・・ええ、正直に言いますよ。いっぺん着いたかと思ったら風で消えてしまいたよ。結局ライターの出番ですよ、とほほん。まあそれはそれとしまして、今回の昼飯は

ラーメンと餃子というゴールデンコンビです。しかも「純連」と「みよしの」という、ザ北海道メニュー。ただし、ですよ。このラーメンときたら、麺とスープを別々に茹でろとおっしゃる。ええ、わかりますよそれが「正しい日本のラーメンの作り方」だってのは。でもねえ、鍋をひとつしか持ってきてないんですよ。しかもスープと麺のゆで上がりのタイミングを合わせろ、だと?ええいままよ。全部入れちまえぇ!

 

 

光の具合でよく見えませんが・・・・・・この味噌の入り方は何か・・・・・・ウ〇コみたい。で、数分煮ると「こんなん出ましたけど」(←死語、というか知ってる人いるのかね)

食べてる間にすかさず餃子を焼きます。油を引き水を掛けアルミホイルをかぶせます。

 

 

麺を食べたら餃子ができあがりまして、残った汁に残った野菜を全てぶち込んで煮ます。ちなみに餃子は9個入りで、当たり前だけど慣れ親しんだみよしのの味でしたね。

ところが、全て平らげてさてコーヒーでも、と思ったところにアラレが降ってきましたよ。まぁ確かに予報では雨になるかも、とありましたし、家を出るときにカミサンにも注意されたんですけど、「雨が降ったら帰ってくるから大丈夫」とか威張ってみたものの、寒いのなんのって。とはいえ、まだ燃えている薪が消えるまでは帰るわけには行かないわけで、ガチガチ震えながらバーナーでお湯を沸かしたのですが、まぁ待てど暮らせど沸かない。今回は持ってる中で一番火力の強いのを使ってるのですが、寒さに負けたのですかね?待ちきれなくてちょっと泡が出たくらいで入れたぬるいコーヒーを飲み、薪が灰になったのを見計らって大急ぎで撤収してきました。

結論 雪中キャンプはやっぱ無理かも。(車中泊は・・・・・・うーん?)「君は生き延びることができるか?」って感じですかね。アウトドアの話題、次回はいつになるやら。

そういえば先日、「モアイは語る」の授業で「モアイの大きいのはお台場のガンダムくらいだな」とか言ってもキョトーンとしてるので、「ガンダムのことわかる人どれくらいいる?」と生徒に聞いたら、1/3もいませんでした。例え話で何を使えばいいかわかりません。とほほん。

 

 

 

すみません、日和りました。(栗山さくらキャンプ場③)

夜中の2時過ぎに雨音で起きましたが、例によって年寄りの早起き、4時過ぎに目が覚めて、外が明るくなるまでシュラフにこもってました。今回はダウンパンツを持ってきたので、さほど寒くはなかったのですが、少し上半身が寒かった。ううん、ケチらず薄手のダウンジャケットももってくるんだった。(車なのにね、甘かったわ)

やっと外が明るくなった6時ころ。残った薪をすべて使い果たす勢いで(余らせても湿気らせるだけだし)朝から焚き火をし、前回できなかった焚き火によるベーコンエッグトーストに再挑戦です。併せて今度はジャガイモも焼いてみよう。さらに味噌汁にも入れようかと。

 

 

さあ、玉子はちょいと堅いけどカンペキにできあがったぞ。ベーコンも焼けたし合体!

・・・・・・どうしてこうなった? はい、ベーコンと玉子に気を取られてる間に、トーストのこと忘れてましたね。焚き火の下って想像以上に熱いんですね。これ、ベーコンも玉子も焼かずにトーストに載せて焚き火の下にいれて放置するだけでよかったのかもしれません。

ええ、食べましたよバリバリと。「長屋中歯を食いしばる花見かな」なんて、「長屋の花見」って落語の一節を思い出しながら。在庫処分のチューブマーガリンとケチャップを使ったのはよしとして、「あずましくない(←北海道方言③「快適ではない」「好ましくない」など。対義語は「あずましい」)」朝食になりました。おっと忘れてた、ジャガイモをひとつ焼いていたんだった。取り出して切ってみると。

なんかウマそうじゃね?ケチャップをつけて食べてみますよ。

 

(゚д゚)ウマー! このキャンプ1のウマさ!昨夜感じたアレが現実のものになりましたよ。「余計なことせずに素材をただ焼くにかぎるのではないか」が。

 フレンチの鴨肉をわさび醤油で食べるんでしたっけ?

敗北感に苛まれながら、焚き火臭さを洗い流すため、3度目の温泉にいきますよ。しかしここ、いいですね。大広間もあるし、小さい子用の遊具施設もあるし。

 

きれいさっぱりになって帰途につきまして、帰りてみればこはいかに? おかしいなぁ?何だか焚き火臭さが抜けないぞ?着ていた物は洗濯したし。はて?

わかった!メガネと時計だ! とほほん。

ということで、北海道はまもなく冬です。冬キャンプをする気合いと用具はまだありません。もう1回行けるかどうか。行くとしたらどこの(温泉付き)キャンプ場に行くか。それとも今シーズンはもうおしまいなのか。何にしても自転車キャンプはもうおしまいです。それではまた(来シーズン?)。

 

すみません、日和りました。(栗山さくらキャンプ場②)

さて、もう5時を過ぎると暗くなる時期になりました。夕飯の支度にかかります。で、さらに在庫処分は続きます。米すら炊きません。

例の米騒動の時に買った、生協の米パックが余ってまして、これまた在庫処分で食べちまおうと。水蒸気で蒸して食べようと思います。(それにしてもあの米騒動って何だったんでしょうね。もちろんマス〇ミがネタに困って煽りまくったのが悪いのですが、確かにしばらく米が無かったし、おまけに最近の米の高いこと高いこと・・・・・・)

 

 

手抜きしまくりで、買ってきたカット野菜を茹で、朝食で使う予定のベーコンをぶち込み、豚汁のミソを二袋。その湯気で蒸せばご飯がふっくらと蒸し上がりました。(もともとちょっと柔らかめでしたが)併行して本日のメインディッシュはこれ。

 

お前肉焼くしかないのか、とお思いで(以下略)だって旨いんですもの。はい、満腹です。というか加齢のせいか、日常では少し食が細くなってきたのですが、外だと食べらさる(←北海道方言2。これ北海道ではCMでも使われてますが、おそらく「つい自然と食べてしまう」的な意味になろうかと)んですよ。不思議なことに。

かなり寒くなってきましたし、焚き火が鎮火するのを待って、7時すぎにお楽しみの温泉に行くことにします。テントから徒歩1分。

 

さあ入るぞ、という時に今回のキャンプ1の幸運が! なんと使おうと思ったロッカー(100円、使用後返却されるタイプ)に、100円玉を入れて鍵を回そうとすると違和感が? おおっ!入れる前になぜかすでに100円が返却されているっ!こ、これはっ!

 ・・・・・・安い感動だなあおい。

おそらく前の人が取り忘れたのでしょうね。何にしても100円儲けた❤(というか皆さんご注意ください、ウシシッ)ホクホク顔で(貧乏くさいなあ)入りました栗山温泉。肌寒かったので露天が最高に気持ちよかったですね。

ほかほかになってテントにもどりまして、改めて焚き火を再開します。で、火が安定したところでやってみたかったこと、「焼き芋」です。

 

ホイルに包んだサツマイモを焚き火に埋め込んで、YOUTUBEを聞きながらぼーっと30分ほど。そろそろ良かろうと思って出してみると

 ・・・・・・甘かった。いや、考えの方が。

再度ホイルに包み直しさらに20分ほど。今度こそ。

 

おおっ! あちこち炭が付いてるけどいい感じ。食べてみると(゚д゚)ウマー 旨い! プルコギの次くらいに旨い!(味噌汁も旨かったけど、こっちの方がウマい!)・・・・・・いえね、このあたりで嫌な考えがうかんだんですよ。「余計なことせずに素材をただ焼くにかぎるのではないか」と。何にしても芋を食べ終わると9時。また体が冷えてきましたので2度目の風呂に入り、早寝をすることにします。

おやすみなさい。(③に続く)

 

 

 

 

 

すみません、日和りました(栗山さくらキャンプ場編①)

さあて、今回のキャンプ地は・・・・・・という前に懺悔します。今回の距離は約50キロ。自転車で行って行けない距離ではないのですが、日和ってしまいました。いえね、北海道結構寒くて。ところが寒いとき向けのウェアやらシュラフやらまでは乗せきれないなぁと。最悪非常に寒ければ車中泊に切り替えようかと。ということで今回は自家用車でのキャンプです。ひょっとしたら今年最後になるかもしれません。

ということで、特にトラブルもなく(当たり前)到着しました栗山さくらキャンプ場。(強いて言えば車のナビとGoogleマップのナビとで全然行き方が違ったことでしょうか。とりあえず車のナビに従いましたが)

 

ホテルのフロントが受付になっています。基本はチェックイン14時かららしいのですが、10時からのアーリーチェックインが500円、大人700円、テントひと張り500円、利用料500円?だったかな。プラス温泉入り放題1100円、合計3300円なりを払いまして、テントを張ります。

 

ここでちょっとしたトラブル。受付でもらった支払い済みのシールがテントに貼らさらない。(←北海道方言1 「~さる」で~できる、とか自然と~になる、という意味になります。「れる、られる」の可能と自発の混ざったみたいな)フライシートの素材がつるつるだからかな。張り綱に挟み込んで買い物に行きますよ。

 

橋を渡りまして、入り口から向こうを見ますと、なんと言うことでしょう。マックスバリュダイソーがあるではありませんか!(知ってたけどね)

 

もう車で来てしまったこともあり、ええい、毒を食らわば皿まで。断然「手抜きキャンプ」に日和ることに決めました。スーパーと百均が300m?くらいの距離にあるし、

 

炊事場も広く、トイレもきれい。使わなかったけどウォシュレットだったし。なんというか至れり尽くせりですよ。さて、石破在庫処分内閣も発足したことだし、こっちも食材を在庫処分といきますか。まずはこれ。そして手抜きはこれ。

 

お前は昼はパスタしかないのかよ?とお思いでしょうが、やっとこれを使い切るときがきたのですよ。そして具?はカミさんが一番うまいと言ってるハ〇ネーゼ。(知らんけど)袋を暖めたお湯に塩胡椒をぶちこみ、そのまま使ってパスタを茹でます。(いいんですよ、意識低い系上等ですよ)それにしてもこのパスタ、本当に茹で上がるのが早い。袋ラーメンより早い気がする。

 

ううむ、当たり前と言えば当たり前ですが、安定のうまさです。でも何だか大切なものを失った感じがします。汚レツチマッタ悲シミニ・・・・・・が頭をよぎります。(嘘です)

 定番のコーヒーを飲んでしばらくまったり。

3時を回ったころ、ラジコでCSを聞きながら、やっと使えるワー〇マンの鉈を試します。

 

 

・・・・・・すげえ割れる! これは(・∀・)イイ!! 下手くそだけどフェザースティックも作れる! ということは・・・・・・あのごついナイフの出番がなくなってしまう?(こうして人はキャンプ沼にハマり、そして使わなくなったギアが増えていく。まさに沼)

何にしても、これだけ薪があれば夕飯と明日の朝食はもうこっちのもの・・・・・・とか思っていたら、いつの間にかファイ〇ーズ負けてましたよ。佐々木に手も足も出ず。トホホン。(②に続きます)

 


 

 

半年ぶりに国語教材の話題をば(盆土産・アイスプラネット)

久々に見返すと、国語に関する話題を全然書いていなくて、なんと半年ぶりだということがわかりました。「羊頭狗肉」極まれり、反省。

←この反省猿も知っている人少なくなりましたな。

 

さて、例によって年々生徒にはありとあらゆる言葉が通じづらくなっている教科書の題材です。時期的に2年生だと「盆土産」が終わったころです。盆土産は主人公の少年の視点なので、他の人物の気持ちは発言や表情、表現から読み取るしかないわけですが、やはり最後の「終バスで帰る場面」の、少年と父親の心の機微を読み取るのが面白い。で、例年この場面の「心のつぶやき」を考えさせ、時には班で話し合わせて寸劇をやらせたりしてきました。(最近、コロナもあったし面倒になってきたからやってないけど←こら)

でもやはり、中学生レベルだと三浦哲郎氏の「セリフ以外」の表現の読み取りが甘いんですよ。そこが読み取れないと、面白さが半減してしまうとおもうんですよね。

(1)「村はずれのつり橋を渡り終えると、父親はとって付けたように、『こんだ正月にかえるすけ、もっとゆっくり』と言った。」の部分。

ここで父親はどんなことを考えていたかを考えさせると、ほとんどが「今回は一日半しかいられなくてごめんな」的なことを書いてきます。

これはこれで正解なんですが、「とってつけたように」が活きてこない。(そもそも「とってつけたように」の意味がわからないので説明が必要でしたが)この「とってつけたように」から、「そこまで二人とも無言で歩いていた」ということがわかる。したがってここは父親が、「このままずっと何も話さないで終わるわけにはいかない。何か話さないと。そうだ!」という心の葛藤を読み取ってほしい。で、これが

(2)「すると、なぜだか不意しゃくり上げそうになって、とっさに『冬だら、ドライアイスもいらねべな。』と言った。」につながります。ここでも「しゃくり上げる」の説明が必要。「しゃっくり」みたいにヒクヒク泣くことですが、「なぜだか不意に」の部分は、「また冬まで会えないことに気づいて急に寂しくなった」という読み、そして「泣いたら父親が困るからごまかすためにとっさに何か答えないと、と思った」的な読みまでは大抵たどり着きます。但し、ここで本当に読み取ってほしいのは「夏だったから父親は眠りを寸断して苦労して帰ってきた」=「冬ならそんな苦労しなくてもいいはず」という、「父親に対する思いやりにあふれた発言」であること。これを読み取ってほしい。ところがそれに対して、

(3)「『いや、そうでもなかべおん。』と、父親は首を横に振りながら言った。『冬は汽車のスチームがききすぎて、汗こ出るくらい暑いすけ。ドライアイスだら、夏どこでなくいるべおん。』と、父親はせっかくの息子のナイスフォローを、完全にぶった切ってしまうのです。だからこの後、

(4)「それからまた、停留所まで黙って歩いた。」につながってしまうわけです。

もちろん、父親に悪気があるわけはありません。ですがここまで速達の文言や、「珍しく冗談を言うので」とか「黙ってたばこをふかしていた」等の伏線でわかるように、「かなり無口で、気の利いたことや冗談なんかめったに言わない」生真面目で不器用な父親の性格がここにつながります。(こうしてふたりの会話をぶった切ってしまったことに、父親は気付いたのか気付いてないのか? これははっきりとはわかりません。)そして別離のシーン

(5)「~それで頭が混乱した。『んだら、さいなら』というつもりでうっかり、『えんびフライ。』と言ってしまった

「混乱した」は、まあ照れ隠しの言い訳のように見えますね。で、ここで生徒はここでの少年の気持ちを「えびフライうまかったからまた買ってきてね」と答える割合が非常に高い。「うっかり」もそうですが、言って「しまった」という表現は、まさに言ってから「しまった!」という気持ちなわけで、えびフライがほしくて言ってるわけではなく、むしろ言ったことを後悔しているのを読み取れない生徒は非常に多いです。混乱した、のもあり、すっかり口癖になっていた、あるいは深層心理とも考えられますが、この「しまった」という文末表現の意味をきちんと読み取らないといけない。

※そういえば、「しまった」の読み取りについては、「アイスプラネット」にも頻繁に出てきました。曰く①「~あだなになってしまった」②「~その話をしてしまった」③「~ほら吹きになってしまったのだ」④「~卒業してしまった」⑤「~いなくなってしまった」等。「しまった」は「そのことを残念に思う」意味合いですから、アイスプラネットでも主人公の気持ちの読み取りには大変有効です。私は基本、アイスプラネットは「僕」の「ぐうちゃん」に対するイメージがプラスかマイナスかで全編を読ませていきますが、上記の①がプラス、②、③がマイナスは読めても、④⑤をマイナスに取る生徒はとても多いです。「残念に思う」のだから、④⑤はプラスイメージですよね。

(6)「父親は、ちょっと驚いたように立ち止まって、苦笑いした。『わかってらあに、また買ってくるすけ・・・・・・』の部分についても、大部分の生徒は「そんなにうまかったのか」「仕事頑張ってまた買ってくるからな」くらいの読み取りで終わります。あとは「さいなら、と言うと思ったのにえんびフライと言われて驚いた」くらいです。ですがここは「苦笑い」の読み取りをつけたい。つまり、「俺とのお別れよりもえびフライ(もう次のお土産)かよ・・・・・・(苦笑)」という気持ちですね。クラスでひとりか二人くらいは、読み巧者がいて書いてきますけれど、あまり期待はできませんw。

そしてこの後、以前に書いた「あみだかぶりの癖のあるハンチングをなぜ押さえたか」という読み取りにつながるわけですが、ぜひここまで突っ込んで読ませたいと思っています。(まぁクラスに数名、面白さを感じてくれる生徒がいますが、大半は猫ミーム化してますけどね・・・・・・残念!)

Chipi猫][はぁ猫][説教猫]猫ミームの[Line]ラインスタンプはあるのか?いつ発売されるのか?スタンプのように送れる画像は無いのか?ラインに使える画像を置いておきます。  | 公の情報 みんなくちポッカーン、って。すみませんね力量不足で。

ひさびさに国語関係のことを書いたら長文になってしまいました。失礼しました。

ド貧脚徘徊記 北村中央公園ふれあい広場キャンプ場③

カラスかぁで夜が明けてみると、夜中は結構涼しい、というかかなり冷えまして、フライシートが外も中もびっしり結露してます。老人の朝は早いのでもう4時くらいから目覚めてしまい、トイレに行って戻ってきても朝メシには早い。テントの前を跳ね上げ、自転車を出して椅子に座り、YOUTUBEを聞きながらしばらくぼーっとして6時過ぎから朝ご飯の支度にはいりました。今回は食パンを食べます。

 

まずパンの裏表を焼いてからチューブのマーガリンを塗りたくります。(このバーナーが真ん中ばかり焼けてしまうという欠点がモロにわかりますね。ベーコンを焼いてパンに載せ、さらに目玉焼きを載せて完成です。

 

・・・・・・・まぁ、私にしては上出来ですな。相変わらず映えもしないし、ジブリ飯っぽくもならないですけど、まぁ満腹ですわ。食べて一息ついたら7時。そさくさとタオル一本持って朝風呂へと向かいます。 

 隣は宿泊棟かな?

いい気持ちであがってきてからよくよく考えたのですが、650円×2回で計1300円ですけれど、そもそもキャンプ場使用料がタダですから、むしろ風呂2回付きで使用料1300円と考えればむちゃくちゃコスパ高くないですかここ?惜しむらくは薪が売っていないことと、ファミキャンで密集するため、ソロキャンプには向かないってことですね。

ということで、ダラダラと撤収に入り出発と同じくらいの時間にキャンプ場を後にしました。来たときとは違うルートを指定され、少々不安になりながら旧美唄川沿いの堤防をひたはしります。これは自動車ではこられないルートですが、かなり道の状況は悪い。舗装があちこち剥げていて、正直グラベルに近い。でも私のトレック520の太さ35mmのタイヤはかなりパンク知らずで走ります。絶対にロードバイクならパンクしてるような道です。今回は珍しく、行きも帰りも微風だったのであまり疲れません。やがて「見える。遙か遠くに小さく、シラクスの町の塔楼たっぷ大橋が見える。」

なんにしても来たとき見た光景を発見すると、なんかこう安心感があっていいですさて、来たときに楽しみにしていた、新篠津道の駅のソフトクリームですが・・・・・・ついたのが9時20分。野菜とかは売っているけどソフトクリームの販売所は10時から!時間があれば見ようと思っていたアウトドアメーカーの展示場もまだやっておらず(フラグ2回収)スルーすることにしましたよ、とほほん。

あとはただひたすら、あいかわらず商店も自販機も見かけない道を走りまして、以前にも来た当別道の駅にたちより、やっとアイスクリームにありつけました。新篠津の敵を当別で、ってところですか。

あとはだらだら惰性で帰り、到着は11時半頃。サイクルメーターは次の通り

 おしい。ぞろ目まであと少し。

今回の最大の失敗である「薪無し」については、実は行く前にネットで見ても売っているかどうかわからなかったので、どっちでも対応できるようバーナー持って行きましたが、正直売ってない可能性かなり高いな、と思ってました。結構ブログやらなんやら情報収集してみても、どこにも「薪○○円」というのが見つからなかったので。

次こそは風呂付きたき火付き、できれば近くに商店なりコンビニ、なんてことを考えながら、次はどこへいこうかと計画を練っています。そろそろ次は寒くなってきて、自動車移動かな。その方が温泉付きはたくさん見つかるし。それまたまた、次のキャンプで。

 

ド貧脚徘徊記 北村中央公園ふれあい広場キャンプ場②

 可もなく不可もない昼食を終えまして、さてコーヒーでも、と思って気が付いた忘れ物その2「ペーパーフィルターがない!」いや、これは出発前に準備したはず。なのに、どこに入れたのか記憶がない!あのね皆さん、老人の記憶力ってこんなんですよ。

 さてどうする。さすがにフィルターは、ウエットティッシュで代用するわけにもいかず、ええい仕方がない。面倒だけどセコマに行ってみるか(フラグ3回収、結局行くのかよ)あるかなぁ、と不安でしたが、さすがセコマ!ありましたよ!以前にも書きましたが・・・・・・・

「セコマは道民を裏切らない。道民もまたセコマを裏切ってはならない」

 

というわけで、やっと食後のコーヒーにありついたのですが、さてそこからすることがない。ああ、薪割りやらフェザースティック作りやらしたかった。

 

ぼーっとラジコで野球中継を聞きながらあちこち散策し、〇チネスがひさびさにスリーランを打ったあたりでいいぐあいに日が陰り、涼しくなってまいりました。

さて、そろそろ晩飯の用意にかかりますか。コメはたっぷり1時間以上かけて浸水させまして(意味があるやら無いやら)前回の反省を活かして今回は肉だけ。セコマの冷凍ラムジンギスカン

 

あ、トングは前回も使いましたがバンドックのもの。コメリに行ったときについ買ってしまいました。(雷鳥飯盒があるのに、ついバンドックの戦闘飯盒2型も買ってしまったのは内緒だ。だって奥さん、3000円切るんですよ!見かけたらつい買っちゃうじゃないですか!)

 

新兵器の鉄板、つかってみるとソロ用なら必要十分です。ただ、バーナーの火口が小さいので、真ん中ばかり焼けてしまうのが玉にキズ。やっぱり焚き火でやりたかったなあ。コメも炊けたし、いざ・・・・・・・というところで気づいた忘れ物その3!ベルのたれ!これは持って帰るのにかさばるから、セコマに行くわけにもいかず。醤油とほりにしとゴマ油混ぜてみましたが、ううむイマイチ。(今にして思えば、ジンギスカンに直接ほりにしをかければよかったんですね。すべてはあとの祭り)

それにしても、今回は一合炊いたコメがキツかった。やっぱり加齢しているんですな。次回は0.7合くらいにしてみるかな。

イマイチなたれでしたが何とかすべて平らげ、しばらくYOUTUBEなど聞きながら時間をつぶし、腹がこなれたあたりでお風呂に行きます。

 

入浴料650円なり。休憩所もあり源泉かけ流しとのことで、実にいい気持ちです。ですが風呂をあがると圧倒的にすることがない。周りは家族連れキャンパーに占拠され、静かに星を眺める雰囲気でもない。ということで、もう9時ころにはふて寝ですよ。今回のテントの良いところ、前室に自転車も椅子も入れられて安心。それではおやすみなさい。(その3に続く)

 

ド貧脚徘徊記 北村中央公園ふれあい広場キャンプ場編①

もういきなり宣言します。いろいろしくじってきましたが、今回が最大最悪でした。

そのしくじりがまたキャンプ場到着と同時に判明したものだから、もうテンションがた落ちですよ、とほほん。

 

さて、例によって例の如く石狩川を渡りまして(今回は乗せ方を変えてみました。この方がハンドルが軽くていいけど、格好は悪いですね。帰りはさらにテントの上のソフトクーラーを、シュラフの前につけました)

おっと、この段階で既に忘れ物が。おわかりでしょうか、ボトルを忘れました。まだ昼は30度近くになるので、ちょいとやばいかも。どこかでペットボトルを買うことにします。とはいえ、グーグルマップの通り進んでいくと、まぁ途中に商店がない。商店どころか自販すら見当たらない。あのね皆さん、わしゃかなわんよ(©ハクション大魔王)北海道を、特に夏場自転車旅行する方々、これはぜひ注意してください。

それにしてもだ・・・・・・・この広大な稲穂の海よ。

この旅に出る前に、米を買おうとスーパー3軒回ったけど影も形も無し。コメ不足ったって限度があらぁな。もともと南方の植物の稲が、温度が高すぎて不作っておかしいだろ?今年は豊作なことを祈りますわ。飲み物飲み物!

で、行きついたのが新篠津の道の駅。やっと自販で飲み物を買えました。ここもキャンプが出来て、なおかつ温泉付きなのです。だったらここでいいじゃん、と思うでしょうが、残念。ここのキャンプ場は焚き火NGなのですよ。(ドヤッ!←フラグ1)

 

なんかキャンプメーカーの旗が沢山立ってました。イベントでもあるのかな?アイスも食べたかったけど、帰りに寄ってアイスを食べるとともにちょっと見物しようか(←フラグ2)と考え、先を急ぎます。8時30分に出発し、11時30分ころ、「北村中央公園」に到着しました。(約45㎞)で、早速受付に行きますと(↓写真は次の日の早朝)

 

ここで判明した衝撃の事実。なんと、このキャンプ場では薪を売ってないのです!

もうね、バカかと、アフォかと。夜焚き火をしながらぼーっとすごすためにキャンプをしてるような、あるいは焚き火の不如意な火で試行錯誤して料理をするためにキャンプをしているようなものなのに、薪が売ってない!とな・・・・・・・

もうテンションダダ下がりですよ。バーナーで料理するなら、発寒川緑地でもいいんですよ。受付のおじさんに、近くで薪は入手できないかと聞いたら、「岩見沢まで行けば」ですって。自転車で来てるんですよこちとら。焚き火が出来ないんなら、新篠津のキャンプ場でも同じことなんですよ!(フラグ1回収)でもまあ、もどるのもしゃくだし、泣く泣くテントを張りましたよ、とほほん。

あ、ここのキャンプ場の名誉のために言っておきますと、薪がないのを除けば、けっこういいと思いますよ。なんたって利用料がタダ!ロハ!0円!少々傾斜地が多いのは気になりますが、遊具もあって温泉もすぐ隣。子供連れにはもってこいでしょうね。 

   

 

トイレもそこそこきれいだし(ちょっと匂うけど)自販機もあるのは夏場には頼もしいですね。実際、午後になったらもうテントがびっしり立ち並んでいました。薪やら炭やら車で運んでのキャンプなら、お手軽でいいと思います(フォローになってるかな?)

さて、食材の購入に、徒歩ですぐのセコマに行きます。ここのセコマも、夏場は相当な売り上げがあるでしょうな。晩飯の冷凍ジンギスカンやら、朝食の食パンやら、その他色々買い込んで戻りまして、昼食の準備にかかります。今回のスタッキングはこれ。

雷鳥飯盒を入れてあるのは、ダイ〇ーのコスメバッグ?だったかな。330円なり。ジャストフィットです。で、新規購入は一番左側のメスティン用鉄板。これも雷鳥飯盒にジャストフィット。で、例によって3分で茹で上がるパスタを食べようと思ったのですが・・・・・・・しまった!パスタにかける具のパウチを買ってくるのを忘れた!なんぼ近いったって、またそのためだけにセコマに行くのは面倒だ。(←フラグ3)ええぃままよ!

 

 

とりあえずあるもので何とかしよう、ということで、バター(マーガリン?)醤油味で作ってみましたが・・・・・・・うん、バター醤油味だね。想像した味以上でも以下でもない。まぁこんなもんか。とほほん。

さて、今回「薪が買えない」ショックで、何がデカいったって、今回のニューアイテムのこれが使えなかったことなんですよ。

奥のはコメリのクーラーバッグ5リットル用。これは今回使えたから良いとして、問題は手前のナタ。ワークマンのこの鉈、どこに行ってもみつからなかったのですが、〇天市場で買えたので、今回試してやろうとウキウキで持ってきたのに、文字通り「無用の長物」ですよ。焚き火台も焚き火シートも無駄になり、この鉈もその辺の枝を勝手にはらうわけにもいかず(明らかな不審者)ああ・・・・・・・

 ←これがやりたかった。(その2に続く)

アニメでわしも考えた⑯

さてさて、私らのように長く生きていると明らかに「異常気象」とか「温暖化」とかがハッキリわかる夏です。まぁそれにしてもパリオリンピック。何なんでしょうねあれ。もうなんていうかオーストラリアの白豪主義とか、南アフリカアパルトヘイトとかと併せて教科書に載せたくないですか?フランスのアジアンヘイト。フランス人って日本のマンガやアニメ好きだから、少しは日本に好意的かと思ってたら、「全然そんなことはない」ってことがよくわかりました。(このあたり怒られそうだけど、フランス人がこんなニッチなブログ読むわけはないから、これでいいのだ)

オリンピックがらみでYOUTUBEなんか見ていると、関連動画でやれSDGsだのポリコレだの、私のような老害にいわせれば「しゃらくせえ」こと甚だしい内容ばっかりオススメされて完全に食傷気味になりましたよ。何なんだ全く。

パリ五輪の開会式もひどかったけど(東京の開会式も意味不明でつまらなかったとはいえ、気持ち悪くはなかっただけましかなのかも)関連動画で出てきて全然意味がわからなかったのが「ボディポジティブ」ってやつ。

炎上するわけもない零細ブログなので、歯に衣着せずにまとめれば、「超巨漢である自分はまぎれもなく健康であり、私のありのままの美しさを認めないのは差別主義者である」という主張だと理解しています。(そういえば昔「百貫デブ」って悪口ありましたね。とっくに死語でしょうが、趣深いなあ)

「健康であり」ったって、これを主張しているインフルエンサーが若くして何人も亡くなっているのは、いったいどういうことなんでしょうね?

私自身も決して健康でも理想体型ではないですが(身長から体重引いたらギリ100残るくらい)太りすぎは体によくないことくらい、「あたりまえ体操」くらい当たり前、というか分別とか常識以前のレベルだと思いますけどね。

 

力士のように意識しての肉体改造なら理解できるけど、どう考えたって自らの不摂生を認めたくないがゆえの「負け惜しみ」とか「酸っぱいブドウの論理」とか、「引かれ者の小唄」としか思えない。

そういえば日本にはいい言葉がありますね。曰く「わがままボディ」w(←そろそろツイフェミの攻撃が怖いけれど、こっちには最終兵器「老人のいうことにいちいち目くじら立ててみっともない・・・・・・」という、ずるーい逃げ道がありましてね。ある意味「無敵の人」)

さて「わがままボディ」といえば、最近実にタイムリーなアニメがありまして。

 

基本ギャグなので、難しいことを考えずニヤニヤしながら見ています。(なんかスゴイ卑猥なバージョンもあるようですが、アマ〇ラではそれは出てきませんので、ニヤニヤは単純に馬鹿馬鹿しいギャグで笑ってるんです。邪推はやめていただきたい)

エルフやらオーガやら、異世界のキャラが現代日本と世界がつながり、いろいろ旨いものの味を知ってみんな文字通り「わがままボディ」になってさあ大変・・・・・・という話です。改めてこれを見ると、フライドポテトって太るんだなあと思い知らされます。もう回転寿司に行って、値段を抑えるためにフライドポテト頼むのやめようかな、と考えさせられました。

しかし、ボディポジティブもポリコレも、こっちに実害が及ばない限りクレームをつけるつもりも差別する気持ちもなく「好きにしてくれ」って感じなのに、むりやり肩をつかんで振り向かせて「我を敬え!」みたいなことやってれば、そりゃみんなそっぽをむくわなあ、しみじみ・・・・・・

 いやな渡世だなあ(もう使いすぎなのはわかってますけど)

さて、逆にそんな嫌なことを一切考えずにすむ、ぼーっと見るのに最適なアニメが時を同じくしてありまして。それがこれです。

 まさかこんなのにハマるとは思わなかった。

「四匹の猫と一匹の虎がラーメン屋を営んでいる」という、設定だけは奇想天外ですが内容は実に淡々と毎日が進んでいくアニメです。そこにちょっと自己肯定感の低い一人の女の子がパートでやってきて、猫たちとの日々の中で徐々に心を開き自信を取り戻していく・・・・・・(という話になるのかな?まだ途中なので最後どうなるかは不明ですが)

で、何がいいかというと、この猫たちと虎が実に「きちんとしてる人たち猫たち」んですよ。今までの話で悪役が2回出てきますが、きちんとしていないのは常に「人間」なんですよね。で、どちらの男もきちんと懲らしめられるので、かるく「良かった良かった」と気持ちよく話が終わります。

なんというか、よくある「なろう系」アニメの追放系みたいに、どぎついリベンジをされて「ざまあ」というのも、確かにスッキリするんですが、この「ラーメン赤猫」でのリベンジは、実に常識的な解決だったり、猫の癒やしの力がゆえの「ざまあ」だったり、まったく暴力的ではないんですよ。

とにかく「きちんと生きている者がきちんと報われる」度合いが実にマイルドで、こちらの感情を無駄に揺さぶられることもがなく、まったりほっこりと安心して見ていられる、実に「ゆるふわ」の日常系アニメでした(今のところは)

そんなに起伏の少ないアニメが面白いのかよ?と思われるかも知れませんが、さすがにちょっとやれ勇者がどうしたの魔法がどうしたの魔王がどうしたの、という、ラーメンでいうならば「こってり系」ばかり見ていると、こういう「あっさり系」が染みるんですよ。

ついでに言えば、この猫の作るラーメンがけっこう旨そうなんですよね。スープの説明なんかもマニアックだし、見てるとラーメンが食べたくなるんですが、フライドポテトを自粛してラーメン食べてたら意味が無い。ラーメンは週に1杯まで、くらいは自制しないと「わがままボディ」になってしまう。我慢我慢。

・・・・・・でも、残り汁にご飯を入れておじやにするくらいはセーフだよね?ね?(←ダメじゃん!)