ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

半年ぶりに国語教材の話題をば(盆土産・アイスプラネット)

久々に見返すと、国語に関する話題を全然書いていなくて、なんと半年ぶりだということがわかりました。「羊頭狗肉」極まれり、反省。

←この反省猿も知っている人少なくなりましたな。

 

さて、例によって年々生徒にはありとあらゆる言葉が通じづらくなっている教科書の題材です。時期的に2年生だと「盆土産」が終わったころです。盆土産は主人公の少年の視点なので、他の人物の気持ちは発言や表情、表現から読み取るしかないわけですが、やはり最後の「終バスで帰る場面」の、少年と父親の心の機微を読み取るのが面白い。で、例年この場面の「心のつぶやき」を考えさせ、時には班で話し合わせて寸劇をやらせたりしてきました。(最近、コロナもあったし面倒になってきたからやってないけど←こら)

でもやはり、中学生レベルだと三浦哲郎氏の「セリフ以外」の表現の読み取りが甘いんですよ。そこが読み取れないと、面白さが半減してしまうとおもうんですよね。

(1)「村はずれのつり橋を渡り終えると、父親はとって付けたように、『こんだ正月にかえるすけ、もっとゆっくり』と言った。」の部分。

ここで父親はどんなことを考えていたかを考えさせると、ほとんどが「今回は一日半しかいられなくてごめんな」的なことを書いてきます。

これはこれで正解なんですが、「とってつけたように」が活きてこない。(そもそも「とってつけたように」の意味がわからないので説明が必要でしたが)この「とってつけたように」から、「そこまで二人とも無言で歩いていた」ということがわかる。したがってここは父親が、「このままずっと何も話さないで終わるわけにはいかない。何か話さないと。そうだ!」という心の葛藤を読み取ってほしい。で、これが

(2)「すると、なぜだか不意しゃくり上げそうになって、とっさに『冬だら、ドライアイスもいらねべな。』と言った。」につながります。ここでも「しゃくり上げる」の説明が必要。「しゃっくり」みたいにヒクヒク泣くことですが、「なぜだか不意に」の部分は、「また冬まで会えないことに気づいて急に寂しくなった」という読み、そして「泣いたら父親が困るからごまかすためにとっさに何か答えないと、と思った」的な読みまでは大抵たどり着きます。但し、ここで本当に読み取ってほしいのは「夏だったから父親は眠りを寸断して苦労して帰ってきた」=「冬ならそんな苦労しなくてもいいはず」という、「父親に対する思いやりにあふれた発言」であること。これを読み取ってほしい。ところがそれに対して、

(3)「『いや、そうでもなかべおん。』と、父親は首を横に振りながら言った。『冬は汽車のスチームがききすぎて、汗こ出るくらい暑いすけ。ドライアイスだら、夏どこでなくいるべおん。』と、父親はせっかくの息子のナイスフォローを、完全にぶった切ってしまうのです。だからこの後、

(4)「それからまた、停留所まで黙って歩いた。」につながってしまうわけです。

もちろん、父親に悪気があるわけはありません。ですがここまで速達の文言や、「珍しく冗談を言うので」とか「黙ってたばこをふかしていた」等の伏線でわかるように、「かなり無口で、気の利いたことや冗談なんかめったに言わない」生真面目で不器用な父親の性格がここにつながります。(こうしてふたりの会話をぶった切ってしまったことに、父親は気付いたのか気付いてないのか? これははっきりとはわかりません。)そして別離のシーン

(5)「~それで頭が混乱した。『んだら、さいなら』というつもりでうっかり、『えんびフライ。』と言ってしまった

「混乱した」は、まあ照れ隠しの言い訳のように見えますね。で、ここで生徒はここでの少年の気持ちを「えびフライうまかったからまた買ってきてね」と答える割合が非常に高い。「うっかり」もそうですが、言って「しまった」という表現は、まさに言ってから「しまった!」という気持ちなわけで、えびフライがほしくて言ってるわけではなく、むしろ言ったことを後悔しているのを読み取れない生徒は非常に多いです。混乱した、のもあり、すっかり口癖になっていた、あるいは深層心理とも考えられますが、この「しまった」という文末表現の意味をきちんと読み取らないといけない。

※そういえば、「しまった」の読み取りについては、「アイスプラネット」にも頻繁に出てきました。曰く①「~あだなになってしまった」②「~その話をしてしまった」③「~ほら吹きになってしまったのだ」④「~卒業してしまった」⑤「~いなくなってしまった」等。「しまった」は「そのことを残念に思う」意味合いですから、アイスプラネットでも主人公の気持ちの読み取りには大変有効です。私は基本、アイスプラネットは「僕」の「ぐうちゃん」に対するイメージがプラスかマイナスかで全編を読ませていきますが、上記の①がプラス、②、③がマイナスは読めても、④⑤をマイナスに取る生徒はとても多いです。「残念に思う」のだから、④⑤はプラスイメージですよね。

(6)「父親は、ちょっと驚いたように立ち止まって、苦笑いした。『わかってらあに、また買ってくるすけ・・・・・・』の部分についても、大部分の生徒は「そんなにうまかったのか」「仕事頑張ってまた買ってくるからな」くらいの読み取りで終わります。あとは「さいなら、と言うと思ったのにえんびフライと言われて驚いた」くらいです。ですがここは「苦笑い」の読み取りをつけたい。つまり、「俺とのお別れよりもえびフライ(もう次のお土産)かよ・・・・・・(苦笑)」という気持ちですね。クラスでひとりか二人くらいは、読み巧者がいて書いてきますけれど、あまり期待はできませんw。

そしてこの後、以前に書いた「あみだかぶりの癖のあるハンチングをなぜ押さえたか」という読み取りにつながるわけですが、ぜひここまで突っ込んで読ませたいと思っています。(まぁクラスに数名、面白さを感じてくれる生徒がいますが、大半は猫ミーム化してますけどね・・・・・・残念!)

Chipi猫][はぁ猫][説教猫]猫ミームの[Line]ラインスタンプはあるのか?いつ発売されるのか?スタンプのように送れる画像は無いのか?ラインに使える画像を置いておきます。  | 公の情報 みんなくちポッカーン、って。すみませんね力量不足で。

ひさびさに国語関係のことを書いたら長文になってしまいました。失礼しました。

ド貧脚徘徊記 北村中央公園ふれあい広場キャンプ場③

カラスかぁで夜が明けてみると、夜中は結構涼しい、というかかなり冷えまして、フライシートが外も中もびっしり結露してます。老人の朝は早いのでもう4時くらいから目覚めてしまい、トイレに行って戻ってきても朝メシには早い。テントの前を跳ね上げ、自転車を出して椅子に座り、YOUTUBEを聞きながらしばらくぼーっとして6時過ぎから朝ご飯の支度にはいりました。今回は食パンを食べます。

 

まずパンの裏表を焼いてからチューブのマーガリンを塗りたくります。(このバーナーが真ん中ばかり焼けてしまうという欠点がモロにわかりますね。ベーコンを焼いてパンに載せ、さらに目玉焼きを載せて完成です。

 

・・・・・・・まぁ、私にしては上出来ですな。相変わらず映えもしないし、ジブリ飯っぽくもならないですけど、まぁ満腹ですわ。食べて一息ついたら7時。そさくさとタオル一本持って朝風呂へと向かいます。 

 隣は宿泊棟かな?

いい気持ちであがってきてからよくよく考えたのですが、650円×2回で計1300円ですけれど、そもそもキャンプ場使用料がタダですから、むしろ風呂2回付きで使用料1300円と考えればむちゃくちゃコスパ高くないですかここ?惜しむらくは薪が売っていないことと、ファミキャンで密集するため、ソロキャンプには向かないってことですね。

ということで、ダラダラと撤収に入り出発と同じくらいの時間にキャンプ場を後にしました。来たときとは違うルートを指定され、少々不安になりながら旧美唄川沿いの堤防をひたはしります。これは自動車ではこられないルートですが、かなり道の状況は悪い。舗装があちこち剥げていて、正直グラベルに近い。でも私のトレック520の太さ35mmのタイヤはかなりパンク知らずで走ります。絶対にロードバイクならパンクしてるような道です。今回は珍しく、行きも帰りも微風だったのであまり疲れません。やがて「見える。遙か遠くに小さく、シラクスの町の塔楼たっぷ大橋が見える。」

なんにしても来たとき見た光景を発見すると、なんかこう安心感があっていいですさて、来たときに楽しみにしていた、新篠津道の駅のソフトクリームですが・・・・・・ついたのが9時20分。野菜とかは売っているけどソフトクリームの販売所は10時から!時間があれば見ようと思っていたアウトドアメーカーの展示場もまだやっておらず(フラグ2回収)スルーすることにしましたよとほほん。

あとはただひたすら、あいかわらず商店も自販機も見かけない道を走りまして、以前にも来た当別道の駅にたちより、やっとアイスクリームにありつけました。新篠津の敵を当別で、ってところですか。

あとはだらだら惰性で帰り、到着は11時半頃。サイクルメーターは次の通り

 おしい。ぞろ目まであと少し。

今回の最大の失敗である「薪無し」については、実は行く前にネットで見ても売っているかどうかわからなかったので、どっちでも対応できるようバーナー持って行きましたが、正直売ってない可能性かなり高いな、と思ってました。結構ブログやらなんやら情報収集してみても、どこにも「薪○○円」というのが見つからなかったので。

次こそは風呂付きたき火付き、できれば近くに商店なりコンビニ、なんてことを考えながら、次はどこへいこうかと計画を練っています。そろそろ次は寒くなってきて、自動車移動かな。その方が温泉付きはたくさん見つかるし。それまたまた、次のキャンプで。

 

ド貧脚徘徊記 北村中央公園ふれあい広場キャンプ場②

 可もなく不可もない昼食を終えまして、さてコーヒーでも、と思って気が付いた忘れ物その2「ペーパーフィルターがない!」いや、これは出発前に準備したはず。なのに、どこに入れたのか記憶がない!あのね皆さん、老人の記憶力ってこんなんですよ。

 さてどうする。さすがにフィルターは、ウエットティッシュで代用するわけにもいかず、ええい仕方がない。面倒だけどセコマに行ってみるか(フラグ3回収、結局行くのかよ)あるかなぁ、と不安でしたが、さすがセコマ!ありましたよ!以前にも書きましたが・・・・・・・

「セコマは道民を裏切らない。道民もまたセコマを裏切ってはならない」

 

というわけで、やっと食後のコーヒーにありついたのですが、さてそこからすることがない。ああ、薪割りやらフェザースティック作りやらしたかった。

 

ぼーっとラジコで野球中継を聞きながらあちこち散策し、〇チネスがひさびさにスリーランを打ったあたりでいいぐあいに日が陰り、涼しくなってまいりました。

さて、そろそろ晩飯の用意にかかりますか。コメはたっぷり1時間以上かけて浸水させまして(意味があるやら無いやら)前回の反省を活かして今回は肉だけ。セコマの冷凍ラムジンギスカン

 

あ、トングは前回も使いましたがバンドックのもの。コメリに行ったときについ買ってしまいました。(雷鳥飯盒があるのに、ついバンドックの戦闘飯盒2型も買ってしまったのは内緒だ。だって奥さん、3000円切るんですよ!見かけたらつい買っちゃうじゃないですか!)

 

新兵器の鉄板、つかってみるとソロ用なら必要十分です。ただ、バーナーの火口が小さいので、真ん中ばかり焼けてしまうのが玉にキズ。やっぱり焚き火でやりたかったなあ。コメも炊けたし、いざ・・・・・・・というところで気づいた忘れ物その3!ベルのたれ!これは持って帰るのにかさばるから、セコマに行くわけにもいかず。醤油とほりにしとゴマ油混ぜてみましたが、ううむイマイチ。(今にして思えば、ジンギスカンに直接ほりにしをかければよかったんですね。すべてはあとの祭り)

それにしても、今回は一合炊いたコメがキツかった。やっぱり加齢しているんですな。次回は0.7合くらいにしてみるかな。

イマイチなたれでしたが何とかすべて平らげ、しばらくYOUTUBEなど聞きながら時間をつぶし、腹がこなれたあたりでお風呂に行きます。

 

入浴料650円なり。休憩所もあり源泉かけ流しとのことで、実にいい気持ちです。ですが風呂をあがると圧倒的にすることがない。周りは家族連れキャンパーに占拠され、静かに星を眺める雰囲気でもない。ということで、もう9時ころにはふて寝ですよ。今回のテントの良いところ、前室に自転車も椅子も入れられて安心。それではおやすみなさい。(その3に続く)

 

ド貧脚徘徊記 北村中央公園ふれあい広場キャンプ場編①

もういきなり宣言します。いろいろしくじってきましたが、今回が最大最悪でした。

そのしくじりがまたキャンプ場到着と同時に判明したものだから、もうテンションがた落ちですよ、とほほん。

 

さて、例によって例の如く石狩川を渡りまして(今回は乗せ方を変えてみました。この方がハンドルが軽くていいけど、格好は悪いですね。帰りはさらにテントの上のソフトクーラーを、シュラフの前につけました)

おっと、この段階で既に忘れ物が。おわかりでしょうか、ボトルを忘れました。まだ昼は30度近くになるので、ちょいとやばいかも。どこかでペットボトルを買うことにします。とはいえ、グーグルマップの通り進んでいくと、まぁ途中に商店がない。商店どころか自販すら見当たらない。あのね皆さん、わしゃかなわんよ(©ハクション大魔王)北海道を、特に夏場自転車旅行する方々、これはぜひ注意してください。

それにしてもだ・・・・・・・この広大な稲穂の海よ。

この旅に出る前に、米を買おうとスーパー3軒回ったけど影も形も無し。コメ不足ったって限度があらぁな。もともと南方の植物の稲が、温度が高すぎて不作っておかしいだろ?今年は豊作なことを祈りますわ。飲み物飲み物!

で、行きついたのが新篠津の道の駅。やっと自販で飲み物を買えました。ここもキャンプが出来て、なおかつ温泉付きなのです。だったらここでいいじゃん、と思うでしょうが、残念。ここのキャンプ場は焚き火NGなのですよ。(ドヤッ!←フラグ1)

 

なんかキャンプメーカーの旗が沢山立ってました。イベントでもあるのかな?アイスも食べたかったけど、帰りに寄ってアイスを食べるとともにちょっと見物しようか(←フラグ2)と考え、先を急ぎます。8時30分に出発し、11時30分ころ、「北村中央公園」に到着しました。(約45㎞)で、早速受付に行きますと(↓写真は次の日の早朝)

 

ここで判明した衝撃の事実。なんと、このキャンプ場では薪を売ってないのです!

もうね、バカかと、アフォかと。夜焚き火をしながらぼーっとすごすためにキャンプをしてるような、あるいは焚き火の不如意な火で試行錯誤して料理をするためにキャンプをしているようなものなのに、薪が売ってない!とな・・・・・・・

もうテンションダダ下がりですよ。バーナーで料理するなら、発寒川緑地でもいいんですよ。受付のおじさんに、近くで薪は入手できないかと聞いたら、「岩見沢まで行けば」ですって。自転車で来てるんですよこちとら。焚き火が出来ないんなら、新篠津のキャンプ場でも同じことなんですよ!(フラグ1回収)でもまあ、もどるのもしゃくだし、泣く泣くテントを張りましたよ、とほほん。

あ、ここのキャンプ場の名誉のために言っておきますと、薪がないのを除けば、けっこういいと思いますよ。なんたって利用料がタダ!ロハ!0円!少々傾斜地が多いのは気になりますが、遊具もあって温泉もすぐ隣。子供連れにはもってこいでしょうね。 

   

 

トイレもそこそこきれいだし(ちょっと匂うけど)自販機もあるのは夏場には頼もしいですね。実際、午後になったらもうテントがびっしり立ち並んでいました。薪やら炭やら車で運んでのキャンプなら、お手軽でいいと思います(フォローになってるかな?)

さて、食材の購入に、徒歩ですぐのセコマに行きます。ここのセコマも、夏場は相当な売り上げがあるでしょうな。晩飯の冷凍ジンギスカンやら、朝食の食パンやら、その他色々買い込んで戻りまして、昼食の準備にかかります。今回のスタッキングはこれ。

雷鳥飯盒を入れてあるのは、ダイ〇ーのコスメバッグ?だったかな。330円なり。ジャストフィットです。で、新規購入は一番左側のメスティン用鉄板。これも雷鳥飯盒にジャストフィット。で、例によって3分で茹で上がるパスタを食べようと思ったのですが・・・・・・・しまった!パスタにかける具のパウチを買ってくるのを忘れた!なんぼ近いったって、またそのためだけにセコマに行くのは面倒だ。(←フラグ3)ええぃままよ!

 

 

とりあえずあるもので何とかしよう、ということで、バター(マーガリン?)醤油味で作ってみましたが・・・・・・・うん、バター醤油味だね。想像した味以上でも以下でもない。まぁこんなもんか。とほほん。

さて、今回「薪が買えない」ショックで、何がデカいったって、今回のニューアイテムのこれが使えなかったことなんですよ。

奥のはコメリのクーラーバッグ5リットル用。これは今回使えたから良いとして、問題は手前のナタ。ワークマンのこの鉈、どこに行ってもみつからなかったのですが、〇天市場で買えたので、今回試してやろうとウキウキで持ってきたのに、文字通り「無用の長物」ですよ。焚き火台も焚き火シートも無駄になり、この鉈もその辺の枝を勝手にはらうわけにもいかず(明らかな不審者)ああ・・・・・・・

 ←これがやりたかった。(その2に続く)

アニメでわしも考えた⑯

さてさて、私らのように長く生きていると明らかに「異常気象」とか「温暖化」とかがハッキリわかる夏です。まぁそれにしてもパリオリンピック。何なんでしょうねあれ。もうなんていうかオーストラリアの白豪主義とか、南アフリカアパルトヘイトとかと併せて教科書に載せたくないですか?フランスのアジアンヘイト。フランス人って日本のマンガやアニメ好きだから、少しは日本に好意的かと思ってたら、「全然そんなことはない」ってことがよくわかりました。(このあたり怒られそうだけど、フランス人がこんなニッチなブログ読むわけはないから、これでいいのだ)

オリンピックがらみでYOUTUBEなんか見ていると、関連動画でやれSDGsだのポリコレだの、私のような老害にいわせれば「しゃらくせえ」こと甚だしい内容ばっかりオススメされて完全に食傷気味になりましたよ。何なんだ全く。

パリ五輪の開会式もひどかったけど(東京の開会式も意味不明でつまらなかったとはいえ、気持ち悪くはなかっただけましかなのかも)関連動画で出てきて全然意味がわからなかったのが「ボディポジティブ」ってやつ。

炎上するわけもない零細ブログなので、歯に衣着せずにまとめれば、「超巨漢である自分はまぎれもなく健康であり、私のありのままの美しさを認めないのは差別主義者である」という主張だと理解しています。(そういえば昔「百貫デブ」って悪口ありましたね。とっくに死語でしょうが、趣深いなあ)

「健康であり」ったって、これを主張しているインフルエンサーが若くして何人も亡くなっているのは、いったいどういうことなんでしょうね?

私自身も決して健康でも理想体型ではないですが(身長から体重引いたらギリ100残るくらい)太りすぎは体によくないことくらい、「あたりまえ体操」くらい当たり前、というか分別とか常識以前のレベルだと思いますけどね。

 

力士のように意識しての肉体改造なら理解できるけど、どう考えたって自らの不摂生を認めたくないがゆえの「負け惜しみ」とか「酸っぱいブドウの論理」とか、「引かれ者の小唄」としか思えない。

そういえば日本にはいい言葉がありますね。曰く「わがままボディ」w(←そろそろツイフェミの攻撃が怖いけれど、こっちには最終兵器「老人のいうことにいちいち目くじら立ててみっともない・・・・・・」という、ずるーい逃げ道がありましてね。ある意味「無敵の人」)

さて「わがままボディ」といえば、最近実にタイムリーなアニメがありまして。

 

基本ギャグなので、難しいことを考えずニヤニヤしながら見ています。(なんかスゴイ卑猥なバージョンもあるようですが、アマ〇ラではそれは出てきませんので、ニヤニヤは単純に馬鹿馬鹿しいギャグで笑ってるんです。邪推はやめていただきたい)

エルフやらオーガやら、異世界のキャラが現代日本と世界がつながり、いろいろ旨いものの味を知ってみんな文字通り「わがままボディ」になってさあ大変・・・・・・という話です。改めてこれを見ると、フライドポテトって太るんだなあと思い知らされます。もう回転寿司に行って、値段を抑えるためにフライドポテト頼むのやめようかな、と考えさせられました。

しかし、ボディポジティブもポリコレも、こっちに実害が及ばない限りクレームをつけるつもりも差別する気持ちもなく「好きにしてくれ」って感じなのに、むりやり肩をつかんで振り向かせて「我を敬え!」みたいなことやってれば、そりゃみんなそっぽをむくわなあ、しみじみ・・・・・・

 いやな渡世だなあ(もう使いすぎなのはわかってますけど)

さて、逆にそんな嫌なことを一切考えずにすむ、ぼーっと見るのに最適なアニメが時を同じくしてありまして。それがこれです。

 まさかこんなのにハマるとは思わなかった。

「四匹の猫と一匹の虎がラーメン屋を営んでいる」という、設定だけは奇想天外ですが内容は実に淡々と毎日が進んでいくアニメです。そこにちょっと自己肯定感の低い一人の女の子がパートでやってきて、猫たちとの日々の中で徐々に心を開き自信を取り戻していく・・・・・・(という話になるのかな?まだ途中なので最後どうなるかは不明ですが)

で、何がいいかというと、この猫たちと虎が実に「きちんとしてる人たち猫たち」んですよ。今までの話で悪役が2回出てきますが、きちんとしていないのは常に「人間」なんですよね。で、どちらの男もきちんと懲らしめられるので、かるく「良かった良かった」と気持ちよく話が終わります。

なんというか、よくある「なろう系」アニメの追放系みたいに、どぎついリベンジをされて「ざまあ」というのも、確かにスッキリするんですが、この「ラーメン赤猫」でのリベンジは、実に常識的な解決だったり、猫の癒やしの力がゆえの「ざまあ」だったり、まったく暴力的ではないんですよ。

とにかく「きちんと生きている者がきちんと報われる」度合いが実にマイルドで、こちらの感情を無駄に揺さぶられることもがなく、まったりほっこりと安心して見ていられる、実に「ゆるふわ」の日常系アニメでした(今のところは)

そんなに起伏の少ないアニメが面白いのかよ?と思われるかも知れませんが、さすがにちょっとやれ勇者がどうしたの魔法がどうしたの魔王がどうしたの、という、ラーメンでいうならば「こってり系」ばかり見ていると、こういう「あっさり系」が染みるんですよ。

ついでに言えば、この猫の作るラーメンがけっこう旨そうなんですよね。スープの説明なんかもマニアックだし、見てるとラーメンが食べたくなるんですが、フライドポテトを自粛してラーメン食べてたら意味が無い。ラーメンは週に1杯まで、くらいは自制しないと「わがままボディ」になってしまう。我慢我慢。

・・・・・・でも、残り汁にご飯を入れておじやにするくらいはセーフだよね?ね?(←ダメじゃん!)

 

ド貧脚徘徊記 キララキャンプフィールド編③

例によって朝も早よからのそのそ起きだし、マットの上でごそごそ。結局シュラフは必要ありませんでしたな。とはいえこれは運が良かっただけで、持ってこないという選択はあり得ないかと。周りに人が居れば早朝4時に起き出すのも迷惑だけど、今回は私ともう一人だけなので、残った薪を全部使うつもりで朝から焚き火を始めますよ。

 

ぼーっと焚き火を眺めながら6時。朝食づくりに入ります。今回は本当は昨夜食べるつもりだったけど満腹で食べられなかった二品。(←例によってフードマネジメントの拙さよ)一品目はおなじみ冷凍ピザ。これが焚き火台の下で焼けるのは本当に有難い。 

 

2枚焼いてますが1枚目でもけっこう満腹。でもできるだけ帰りの荷物を減らしたい、ということで、かなり無理矢理ですが合わせ技でコレも焼きます。で、ですよ。

 

どうです、なんか無茶苦茶旨そうじゃないですか?焚き火に放り込んだだけなので、料理なんてものではありませんが、正直これが一番ウマかった!あまり旨いのであっというまに食べてしまったけど、醤油つけて表面焼いてみる手もあったなぁ、しみじみ。

食べ終わって食器を洗い、7時を待ちます。何かというと南幌温泉は7時から朝風呂に入れるのですよ!昨日の入り口ではなく、ホテルの入り口から入ります。750円なり。体と頭を洗ってスッキリして戻り、だらだらと片付けに入ります。ちなみに施設ですが

 

手前が野菜の直売所、奥がトイレ     トイレはこんな感じ。大は和式。

 

直売所の裏に炊事場。         全景はこんな感じ。全面芝生で善哉。

設備はまだ貧弱ですが、これからいろいろ整備していくそうで、トイレや炊事場ももっと規模を広げてキレイにするそうです。温泉付きキャンプ場で、札幌から近いとあればそのうち大人気になるかもしれませんね。(別に私は現状に不満はありませんが、大人数が押しかけるとさすがにあの炊事場はキツイだろうし)

 

片付けてみると、テントの袋にグランドシートを入れても大丈夫なことが判明。これはありがたい。さて、では帰りますか。Googleマップのナビを見れば29キロ2時間と出てます。8時半出発なので、かぜが強いのを考慮してもまぁ11時には帰り着くでしょう。やっぱり声でナビしてくれないので(この時点では完全に故障だと思っていた)例によってちびちびスマホを見ながら進んでいきます。ある地点から強い追い風に乗れたので「ヒャッハー!」と調子に乗って走っていくと・・・・・・

あれ?青い道路標識に「岩見沢〇〇キロ」とか書いてありますよ???おかしいと思ってスマホを取り出して見ると「34キロ 2時間40分」とか出ているじゃあーりませんか。その時気付きましたよええ。

「単にナビのボリュームがゼロになっているだけ」だったことに!

慌てふためいてボリュームを上げ、イヤホンを左耳に突っ込んでみると「Uターンしてください」とか言ってやがる。謎はすべて解けた!とはいえこの段階でスマホのバッテリーは31%。果たしてずっとナビさせて札幌までたどり着けるのか?ええいままよ。とにかくナビ通りに走り出しましたよ。すると

おわかりだろうか。ここまで追い風ということは???はいそうです。強烈な向かい風の中、無駄に走った距離を逆戻りですよ。

もうあとは愚かなおのれを罵ることしか出来ず、ひたすら走りました。で、疲労困憊で家に帰り着いてみると、こはいかに?

 これは怖い蟹

あれれぇ?おかしいぞお?行きが29キロだったのに、帰ってみると

 なんで78キロになってるんだろう?

言っておきますがね、別にネタにしたくて忘れ物しているわけでも、道に迷っているわけでもないんです。トラブルなんていらない、私はまったりとキャンプしたいだけなんです。(またカミサンに馬鹿にされるよ。とほほん。)

とりあえずバッテリーが危惧されたナビは、家に帰り着いてもまだ16%残ってました。(あれはナビで声を出すときだけ電気使うのかね?)次回はバッテリーもかなり保つことがわかったし、音声ナビが有れば道に迷うことはないと一安心。

ですがね。相変わらずグーグルのナビは最短距離だからってグラベル(砂利道)へグラベルへとナビするの止めていただきたいんだよな。お好きな方はともかく、こちとら砂利道なんてこれっぽっちも走りたくないんだよ。「未舗装を除く」とか、そういう設定できないのかなこのナビは。

追伸 このブログを見て意識高い系の方から「たとえ片耳だろうがイヤホンつけて自転車に乗るとは言語道断五合の瓢箪!」とかクレームが付かないことと、マッポ仕事熱心な北海道警察の方に目をつけられないことを祈ります。(片耳でも捕まるんですかね?ナビだと必要な時にしか音声は流れませんが?どなたか詳しい方教えていただきたいです)それではまた。

 

 

 

 

ド貧脚徘徊機 キララキャンプフィールド編②

ということで、初張りの天幕ですが、知る人ぞ知る、結構マニアックなメーカーのコレです。

 

バイク用品メーカーの「デイトナ」社製の「マエヒロドームAS」です。靴と比べればおわかりかと思いますが、かなり小さくまとまるんです。バイクツーリング向けということは自転車でもよかろう、と思い購入しました。小川のステイシーやコールマンのワイドツーリングドームと迷いましたが、値段と収納サイズと前室でこれに決めました。

 

設営も簡単で、なにより以前使っていたDODのグランドシートがそのまま使え、なおかつ前室の半分まで覆えるので、物を置くのにちょうどいい。

 フライシートをかけるとこんな感じ。

で、一番の売りである「広い前室」がこんな感じで使える。タープ不要なんですよ。

 自転車も入れておけるのが善哉。

ASというのはオールシーズンということだそうで、インナーも全閉できます。メッシュの部分が小さいので、暑い夏大丈夫なのかは今夜わかるでしょう、というところでもう2時近く。慌てて昼飯を作り始めます。

 

  

 

(今気づいたけれど、カメラのレンズが汚れてたみたいで、真ん中がボケてるな。) 

 

サルでも作れるナポリタンを食ったあとは、今回の目的の一つでもある、伝七珈琲のブラジルを飲みます。いやあ、ダイソーがなければどうなっていたことやら。ウマー。

https://ponkotsu1000sei.com/entry/2023/08/29/080945

(伝七珈琲の場所は以前のブログのこちら↑参照。よろしければお立ち寄りを)

ナポリタンを食べ終わった頃、時間は2時半くらいかな?管理人らしき人が来て確認を取られました。いろいろ説明を受けまして、聞くと今日は私ともう一組だけらしい。

あとで見ると、中年の疲れたようなおじさんのソロキャンプでした。わびしいねぇ(←お前が言うか!)

満ち足りた気分で座っていましたが、ふとトマトが食べたい。できればプチトマトが。と思って、併設の野菜直売場に行ってみると、大きいトマトはあるが4個でひとセット。ひとりで食うにはさすがに多い。(※以前からそうですが、こんなんばかり)そこで店のオババ(©椎名誠)に(といっても多分同年代)2個ひとセットでバラ売りしてくれないか?と尋ねたのですが、それはできないと断られました。

(なんだいケチくせえオババだな、守銭奴銭ゲバめ。いいじゃねぇか売れるんだから。ろくな死に方しねぇぞ・・・・・・)

と内心逆ギレしていたら、もうひとりのオババが店の中に引っ込んで二個持ってきてくれ、袋に入れてくれるじゃあーりませんか。 

喜び勇んでサイフを取り出すと「お金はいらないよ」と。はぁ?ま、まさか私の体が目当てとか???と訝しがると、オババ続けて「これ割れてるやつだから売るわけにいかないのさ。あげるよ」とこう来た!

ええっ!おねぇさんまさに女神!名実ともに太っ腹!(←コラコラ)道理で何かこう気品が漂うというか後光が差しているというか、銅像立てるべき!極楽往生間違いなし!・・・・・・と、ころっと手のひらを返し満面の笑みでいただきましたよええ。(←まさに外道!)

  

確かに割れてるけれど全然問題なし。かぶりつくと甘くてうまかったです。ふたつともあっというまに平らげて、満足して日陰を作った前室で、椅子に座ってぼーっとしながらX(エックス)見たりして時間を過ごしました。気温は28度くらいですが、風が強いのが逆に幸いして暑さはほとんど感じません。

ぼーっとするなら家でしてもいいじゃないかよ、なんで好き好んでわざわざ外にぼーっとしにいくんだ?と思われる方は多いでしょうが、コレばっかりは理屈じゃないんですよね。私に残された時間はそれほど多くないけれども、だから逆にだらだら過ごす時間が愛しいというか。(そんな格好いいものではないか)

で、だらだら時間が過ぎまして、夕方です。ほとんど動いてないけれども、やはり自転車で走った分カロリーは消費しているらしく、おなかが減ってきました。夕食の準備を始めますか。※食ってばっかりじゃないか、とお思いでしょうが、キャンプなんてそんなもんだと思いますよ。

 

とりあえず焚き火をします。それにしてもフェザースティック作りがうまくならないのはなぜだろう?というかここの薪湿気ってないか?薪代は500円で、必要な分だけ持って行っていい、という話であったけれど、ブルーシートを掛けてあるだけだったしなあ。とにかくなんとか火をつけ、米を水につけておきます。いつも慌ただしく浸水させる時間が少ないから、今回は長々と(1時間以上)つけておくことにしますよ。

 

初めチョロチョロ中パッパ、か何か知りませんが、徹頭徹尾ボーボー燃やします。水蒸気炊飯だと恐れるものは何もないんですよね(空焚き以外は)赤子泣いても蓋取るな、も知ったことではなく、ときどき蓋をとってのぞき込みます。

 

良さげになったので火からおろし、蒸している間にもやしを焼き始めますが、前回も書きましたけれどもやしもたまねぎも、何よりピーマンも買わなければよかった。これ妙な道徳心起こして、「野菜なしで肉だけ食べるなんてダメ人間のやること」という先入観があったんですなあ。ワガママするためにソロキャンプに来ているのに、なんでこんなところでいい子ぶってたのか。ということで次回があれば肉三昧することに決定!

 

米のデキは・・・・・・ううむ、歴代最高傑作!これにホクレンジンギスカンを合わせると

 

あっというまに一合ペロリ、ですよ年甲斐もなく。ただ、野菜がやっぱり余計。もう「もったいないお化け」が怖くて、義務感で食べてるだけ。これは逆に失礼だわなあ。

「肉を焼くとき野菜なぞいらぬ!肉オンリーがギルティ!退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」と心に決めましたよ。

 我が思うままこそがソロキャンプ。

はち切れんばかりにパンパンのおなかを抱え、身動きもとれずややしばし。ベトベトの食器を洗って、さて、と思ったところで忘れ物その2発覚!夜暇だからラジオを持ってこようと思っていたのに、忘れてましたよ。

最近ファイターズ面白いから結構見たり聞いたりするようになってきたんですよね。去年おととしは、どれだけリードしてても最後にはひっくりかえされてばかりだったから、見るのが痛々しかったけれど。

スマホでも聞けるんだろうけど、前述の通りバッテリーが心配であります。できるだけ節約して明日に備えることにします。9時を回ったところで、お楽しみのひとつ「南幌温泉」に入りまして、10時ころに寝てしまいました。

 

入浴は750円ですが、キャンプ場利用者には100円引きの券をくれます。夜はちょうどよいくらいの温度で、寝袋にも入らずマットのうえでぐっすりでした。ではまた明日。(←またやらかすとは思いもよらず。知らぬが仏とはまさにこのこと)

 

 

     

 

 

ド貧脚徘徊記 キララキャンプフィールド編①

さて、前回の最後で予告した「新幕初張り」ですが、どこに行こうかと考えていたときに、たまたま見た北海道のキャンプ場を紹介しているyouotuber「ちーたろうキャンプ」さんの動画

youtu.beが目にとまりまして。なんと、この7月6日にオープンしたばかりだというではあーりませんか。(©チャーリー浜氏。合掌)Googleマップで調べると、距離的には自宅から30キロ弱。なんだい楽勝じゃないか!(フラグ1)

ネットで予約をとり、さっそくチャリにて詣でけり、ですよ。出発にあたって、毎回まいかい忘れ物やらしくじりやらをするので、カミサンから「忘れ物ないか」とツッコミがはいりまくりまして。「なめんなよ、小学生じゃねぇや」と

啖呵を切り(フラグ2)さて出発、と思った瞬間にグランドシートを忘れたことに気づくというお決まりの流れを経て意気揚々と出発。(後に分かるが、これだけではなかった)

 

 275号線から12号線を目指します。

今回いくつかの目論見がありまして、そのうちの一つが、大学の同期だった(ということは当然還暦過ぎの)知人が焙煎、販売している珈琲を飲むこと。たまたま出発前に彼の店に寄ることができ、豆を(深煎りのブラジル)購入できたので、家で挽いて粉を持ってきています・・・・・・と、いうところで忘れ物を思い出したぁ!豆もフィルターも持ってきたけど、ドリッパーを忘れたぁ!やっと275号線に入り、まさに東雁来(ひがしかりき)の橋を渡ったところで、今更戻るわけにもいかず。フィルターだけあってもどうすればいいのか・・・・・・早くも敗北の匂いがプンプンと。

おまけに、たかだか30キロ、あっという間に着く・・・・・・はずだったのに、おかしいなあ、全然進まないぞ?と、まあ嫌がらせのような強い向かい風ですよ。ゴルフでいうモロアゲですよ。漕いでも漕いでもただでさえ重たい自転車がまぁ進まないこと。もうヘトヘトですよ。こんだけ晴れてるのに、なんでこんなに風が強いんだ!

ありとあらゆるものに怨嗟の気持ちをぶつけつつ進んでいき、やっと12号線に入りました。12号線にはたくさん店があるからなんとかなるかも、とノープランで進んでいくと天啓が!あっ!、あそこにダイソーがあるじゃないか!

 

ダイソーは神ですよ。たった110円のロスで済みましたよ。(もちろんカミサンには内緒だ)さぁもう大丈夫だ。(大丈夫ではなかった。フラグ3)いざゆかん南幌へ。

このキャンプ場、何がいいって、「南幌温泉ハート&ハート」のすぐ裏なんですよ。恵庭のほのか、月形の偕楽園に引き続き、温泉つきキャンプ場シリーズですよ。(ふくろうの湯にも風呂はあったけど、結局入らなかったし)

それにしてもおかしいな。このダイソーのあたりまでは土地勘があるので、ナビ無しで来たけれどもここから先はナビがほしい。で、Googleマップで検索し、「ナビ開始」としたのに、片耳につけたイヤホンに何も言ってこないんですよ。以前に使った時はちゃんと教えてくれたのに、壊れたかな?(フラグ4)仕方がない、画面を時々見て確認しつつ進んでいこう。バッテリーの持ちが不安だけれどな。重たくなるからモバイルバッテリー持ってこなかったし(フラグ5)

12号線から分岐して、どんどん人跡未踏、とまではいかないけれど鄙びたところに進んでいきます。どこかで買い物をしなければなあ。あ、セコマがある・・・・・・けれど、この先にホクレンショップがあるから、そっちで買おう(フラグ6)

今回のメニューは、昼にナポリタン(パスタとたまねぎとケチャップは持参)、夜はジンギスカン(もやしとタレは持参)とピザ、朝はベーコンエッグを載せたトースト(卵2個は持参)、あればトウキビを焼いて食う、という計画です。で、買い物をする。

ナポリタンに彩りとしてピーマンがほしいところ。ところが、ピーマンって1個売りしていないんでよすね。で、一番それに近かったのがこれ。

 

今にして思えば、ピーマンのみならず、もやしだって無視すりゃあよかったんですよ。いさぎよく肉なら肉だけ食べていればあんなことには・・・・・・(泣)さらにいえば、ジンギスカンも一番小さいのが450g。老人には多いわ。これがセコマだったら、もっと適量のジンギスカンなり野菜なりあったはず。なまじっか見栄張ってスーパーマーケットで買い物なんかするからあんなことに。とほほん。

さて、買い物を済ませてさらに重くなったチャリを漕ぎ、相変わらずの向かい風の中っひたすらめざすわけですが、その前に立ちはだかる急な登り坂の橋!心が折れそうになりながら登りますと・・・・・・「見える。はるか向うに小さく、シラクスの市の塔楼が南幌温泉の看板が見える。」とメロスチックになりましたその1

 

  

ナビ通り30キロ弱。つきましたこのキャンプ場なんですが、おかしいなぁ?動画では真ん中にこんな感じのテントがあって受付しているらしいのだが、ないぞ?

 

なんだか片付けてあるみたいだな。やっぱり風が強いからかな?(あとで聞くとこのあたりはいつも風が強いそうな)だれもいないので、近くの野菜販売所のおばさんに聞いてみると連絡をとってくれて、チェックインは2時からですと言われたのでテントを張る許可をもらって場所を決めます。まずは前のテントでも使っていたグランドシートを敷き、さあ、新幕の登場ですよ・・・・・・と、いうところで字数が多くなってしまいましたのでご披露は次回(引っ張るなぁおい)よろしければまた次回もご覧ください。

新幕はこんなの感じの大きさです(靴は27,5㎝)設営はまた次回。どっとはらい


          

 

 

アサシンクリードの炎上を見て思い出したこと

例によってYouTubeばかり見てますが、なんだか最近、「アサシンなんたら」というゲームが炎上しているとかいうニュースがかなりの頻度で出てくるんですよ。(まぁそういう系統のサイトを見たりするからグーグルがオススメしてくるだけの話ですが)

 

やったことのないゲームで、あまりよく分からないのですが、戦国時代の織田信長に使えたとされる「弥助」という男が、やれ黒人だとかいやいや黒人とは確定していないだの、やれ単なる小姓だとかいやいや侍だった、とか。挙げ句の果てには戦国時代に日本には黒人奴隷がいた、とか。

 

まぁとにかく「歴史のねつ造だ」と絶賛炎上中だそうです。まぁ基本的に私はノンポリなもんで(・・・・・・ノンポリってZ世代にわかるかな?どうなんでしょう数少ない定期購読者の若い同僚の先生?)「黒人奴隷がそんなにうじゃうじゃいたら信長が珍しがるわけないじゃん。そもそも宣教師の方が日本人を奴隷にしてどんどん拉致するもんだから、秀吉が切れてバテレン追放令出したんじゃなかったっけ?(鼻ホジ)」くらいのゆるーいスタンスで見ていたのですが、「そういえば」と思い出したことがありまして。

 ←アサシンクリードシャドウズの主人公だとか

 

もう担任を持たなくなって数年経ちますが、たいていの中学校の学校祭では、学級ごととか希望者を募ってとか、いろいろな形態で「劇」をやります。私自身、初任校で同年代の先生(当然もう定年)の影響を受け、劇をやるのが大好きになりました。(というか、装飾はセンスも器用さもないから端から無理だし、教室展示は片付けが面倒だし、というのもありますが)で、個性のわかっている自分の学級の生徒に、らしい配役を考えながらオリジナル脚本を書くのにすっかりハマってしまいました。(無くなった脚本も含めておそらく10本くらいは書いたんじゃないかな?)

 

その中でも、一番出来がよかった、というかウケがよかった劇の主人公がこの「弥助」だったんですよね。別に先見の明があったとか調子こくつもりはありませんが、最初に上演したのが確か2校め、教師になってから8年目くらいだったので、今を去ること約30年近く前のことになります。

 

最初は「弥助」ではなく、「MA・SA・I」という題名にしていました。信長の所に連れてこられた黒人が元マサイ族の戦士で超強い、という厨二病的な設定にし、最終的に明智光秀と小来栖村で戦い、信長の敵を討ってアフリカに帰る、という、まぁ中学生向けのお話をつくったわけです。(なんと言っても戦闘シーンがあると、中学生くらいは結構見てくれます。殺陣を考えるの大変だけど)女子の使い方が難しいのですが、浴衣を着せて踊りを踊らせたりして、なんとか全員つかいましたね。(その時踊らせたのが今は無き「〇富士」のあのレオタード姉ちゃんたちの踊り。今なら怒られそうだな)一番近くでは「本能寺の変」を踊らせましたが、あの芸人もやらかしたんでしたね。

←このマンガにヒントを得て作った劇でした。

学校が変わるたびにやりましたので、都合5回くらい上演したのかな。(転勤した先生に乞われて台本を貸したりしたので、市内ではのべ8回くらい上演された)で、確か3回目から題名を「YA・SU・KE」にしました。こっちも年をとってくると、マサイ族という厨二病設定が気恥ずかしくなり、史実?に寄せたわけです。

 

ちなみに、私自身が「弥助」のことを知ったのは、夢枕獏氏の「闇狩り師」シリーズの(どれだかは忘れた)中に、黒人の「弥助」の子孫が出てくる話がありまして、それで知りました。(今まさに、弥助の子孫がどうしたとかでも炎上しているらしいですが)だから個人的に弥助は黒人だったと思っています。

闇狩り師1

↑一時期ハマって全シリーズ買ってたなあそういえば。キマイラもサイコダイバー陰陽師も。

 

槍を作ったり鎧を作ったり、まぁ時代劇を作るとなるとかなり大変だったのですが、若かったので楽しんでやっていましたね。生徒も最初嫌がる子がいるんですけど、劇ってやればハマるんですよ。ネットの炎上騒動を見て、懐かしく思い出しましたとさ。

 

そういえば、設定として明智光秀が裏切った理由を、「肝っ玉の小さい奴」と罵られて怒ったことにして、光秀が自分のところの腰元に「おい、お前らにもおれの肝っ玉がどんなものか見せてやる!」と言ったのを腰元が聞き間違って「えー殿様のエッチぃ、き〇たま見せてやるだってえ!」というセクハラギャグをかまし、さらに勘違いして奥さんに言いつけようとする腰元を追い回して帯をつかんだらほどけて「アーレー」クルクル回る、というベタベタなギャグまで入れてたのですが・・・・・・今やったらきっと問題になるんでしょうねぇ。

 

もう一つ思い出した。設定として信長をグローバルな視点の持ち主、光秀を保守的で弥助を毛嫌いする閉鎖的な日本人と、対立的に書きました。で、弥助役の生徒は黒の全身タイツ、顔も黒塗りにし、上の「マサイ」のような服を着させました。これも今だったら「ポリコレ」に引っかかって問題になるんでしょうね。(顔の黒塗りでいえばシャネ〇ズも怒られてましたし。)

 

内容をちゃんと見てくれれば、絶対に黒人蔑視にはなってなかったと思うし、当時保護者から「面白かった」とは言ってもらっても、クレームが入ったことはなかったのですが、今だと封印せざるを得ないんでしょうね。いや、言いたいことはわかりますけども・・・・・・つくづくと

 いやな渡世だなあ。(こればっかり)

 

結局、アサシン何たらも日本が舞台の暗殺者なら、架空の忍者でも何でも出しておけばいいのに、ポリコレを考えて無理矢理黒人と言われる「弥助」を引っ張り出したってのが、今回一番のしくじりの根本だったらしいです。もういい加減ポリコレに忖度しすぎるのやめてもらいたいものです。

 

いっそのこと、カムイとかワタリとか出したらどうだろ・・・・・・ダメか、日本国内の別の微妙な問題に引っかかってしまう。うーん、難しい。ここはひとつ、あの人に登場してもらってはどうかな?。

 ハットリくんの顔はお面って本当ですか?

三連休、徒然なるままにYouTubeばかり見て

暑いし出かける気力もなく、かといって面白いテレビもなく、YOUTUBEばかり見ていたのですが、つい「少年か〇い」のキャンプ動画を見てしまい、居ても立っても居られなくなって、米を炊いてレトルトカレーを食べようと思い立ちまして。出かけましたよええ、思い付きなので近場の例によって発寒川緑地へ。

今回ははなからレトルトカレーのつもりだったので、米一合と雷鳥飯盒、レトルトカレーを途中で買い、ナイフもまな板も持たず、極力身軽に旅立ちましたよ。

あらまあ休日の昼なのにすいてるじゃん?と思ったあなた、大間違いです。実態はこんな感じ。 

 駐車場なんて白線無視の無法地帯状態。

ちょっと外れればスカスカなのにね。

 

さて、まずは米を浸水させますよ。今回のレトルトはこちら。ちょっと変化球でバターチキンカレーです。 

 

浸水15分、炊飯15分でやってみたところ、ちょいと固いがまぁこんな感じ。

あとは別のメスティンの蓋をかぶせて蒸らします。このあたり便利だね雷鳥飯盒。

 

で、水蒸気炊飯で残ったお湯でレトルトを温め、待つことしばし。

 

コーヒーも入れてみますが、あれ?この飯盒の蓋結構注ぎやすいぞ?そうするとあの道具いらなくね?ULまでは目指さないまでも、やはり不要なものを持ち歩かないのは自転車キャンプでは間違いなくジャスティス。今回は皿兼調理用具としてフライパンを持ってきました。よそってみると一合ってこれくらい。ちょうどよいよね

で、バターチキンカレーを「それはもうたーっぷりと」かけ回す、はずなんだけどイマイチ少ない感じですな。でもまあ、

  

コーヒーも添えていただきましたが・・・・・・・なぁにぃ!やっちまったなぁ!

ええ、慌てて出てきたからまた忘れ物ですよ。なんだと思います?テーブル?はい、それもそうですがそれほどは困らなかった。はたと困ったのが「ウエットティッシュ」ですよ。手も拭けずカレーのついたフライパンも拭けず。意外にないと困るのがウェットティッシュだと気づかされた今回の外飯でした。

次回こそは夏休みも近いので、どこぞ一泊キャンプをするつもりですが、なんと!買ってしまいましたよ新しいソロ用のテント。次回はそのお披露目になる(予定)。アマ〇ンのポイント使い果たして買いましたよ。次回乞うご期待。すべからく見よ!(ってほどのものではありませんが。ところでこれ何のキャッチでしたっけ?なんかのアニメだった気がするけど、思い出せなくて「いずい」←北海道方言)