ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

ド貧脚徘徊記 皆楽公園キャンプ場編③

ええ、今回は題して「グーグルマップに酷い目に遭わされたでござる、の巻」になります。それではどうぞ。

参考までにここのキャンプ場の様子をご覧に入れると

 

温泉の向かい側の湖の畔にあります    受付はこんなところ

 炊事場は対岸にもあります。

 

名物?デカメロン伝説のトイレ    中は結構キレイだけど、音は聞こえるかも

 

(しわくちゃになってしまいました。見づらくてすみませんね)

目覚めたら4時。まぁ年寄りとしては定刻の目覚めです。残った薪を燃やしてしまおうかとも思ったのですが、燃やし尽くせるかどうかわからず、意味もなく焚き火臭くなるのも嫌なので、「燃えるごみ」に出すことにします。コーヒーを飲み、椅子に座ってボーッとしております。

普通これくらいの時間だと、余り人は起きていないのですが、隣の熟年キャンパーグループは結構起きてまして、ごそごそ活動を始めておりますよ。

昨夜急に思い立って、直接帰るのではなく、大学の同期の知人が定年と同時に始めた喫茶店?焙煎豆販売所?に寄ってから帰ることにしました。(※これがしくじりのもと)5時ころに自転車に乗ってローソンへ行き、朝食のおかずを買ってきました。結局今回は3食とも商店やコンビニで買った食材ですませるという、手抜きというか堕落というか、めちゃくちゃ楽させてもらいましたうひひ(フラグ2)

朝食は暖めるだけのものにします。飯を炊き蒸らしている間に湯煎することにします。

 例によってサラダがあるのでゼロカロリー

とドヤ顔したところで気づいた。

 前にも使ったなこれ

うーん・・・モツ煮とウィンナーで、腸がダブってしまった。(本当毎回まいかいメニュー選びのセンスがないなぁ)

まぁとにかくこの日もやたらめったら日差しが強く、フライシートやグランドシート、タープにいたるまで夜露に濡れてびっしょりだったのに、広げておくとほんの短時間でしっかり乾いておりました。撤収するにも汗だくです。なんとか撤収し終わってキャンプ場を出たのが8時すぎ。ここからは来た道ではなく、グーグルマップのナビをたよりに、一路江別の「伝七珈琲」を目指します。

写真 

道央道下り野幌パーキングのセコマのすぐ上。車を停めて歩いても行けます)

さて、片耳にワイヤレスイヤホンをつっこみ出発です、が・・・・・・ここからグーグルマップにしてやられました。もう何というか馬鹿すぎて話にならない。

来るときに使った275号線ではない道をナビしてきたので、これは北海道の田舎にありがちな「国道よりも近くて車通りの少ない農道」を案内してくれてるのだな、と思ってほくそ笑んでいると、なぜか山道に入っていくではありませんか。そもそも今回は、前回の恵庭で懲りたので、できるだけ平坦な道を、ということで空知方面を目指したのに、なぜ山道を通す!しかもこの界隈、熊とかいつ出ても不思議ないような場所じゃないか!

いえ、わかってますよ。ナビは自己責任だということを。でもねぇ、「自転車」という設定にしているんだから、多少遠回りでも登りがない様にしてほしいんだよなこちとら。(もちろん、自転車乗りの中にはできるだけ山に登りたいという変態物好きが一定数生息してるのは承知です)多少近いくらいで、山道を通らせて熊に食べられたりしたら責任取ってもらいたいわ。

で、最終的には275号線に戻るという、ただ疲れさせられたという始末です。とはいえ、これだけで済めばまだ良かった。トラップは他にもありまして、しばらく元来た道を戻り、途中からまた別ルートを指定してきます。確かに方角的に言えばそちらが正解っぽいのので、素直に従いますと何度となく「砂利道」に誘い汲んでくるのですよ。

 これほど大げさなものではありませんが

自転車乗りの中にはできるだけ砂利道を走りたいという変態物好きが以下略。確かに昨今いわゆる「グラベルロード」が流行っていますが、わたしにはその趣味はまったくありません。にもかかわらず再三あぜ道のような所を通れ通れと、グーグルがうるさいのですよ。無視して舗装道路で迂回すると戻れ戻れとうるさいし。

おまけに来たときにも感じていましたが、「日陰があったら休もう」と思っても、まぁ走っても走っても日陰がない。点在する農家の前に木陰を見つけ、ヤデウデシヤ(東海林さだお風)と自転車を停め、降りようとして右脚を上げるとピキーン!と攣ってしまいましたよ。

 こんなには上げてないですけどね

脱水しかかってたのですかね。ボトルのお茶をがぶ飲みし、ストレッチを繰り返してなんとか事なきを得て走り出します。ちなみに、月形を出て江別市内に入るまで、例によってコンビニはおろか自販機すら無く、ボトル飲みきったらどうしよう?とちょいとした恐怖を感じました。本州の皆さん、北海道ってリアルにこんなところですよ。

這う這うの体で「伝七珈琲」にたどり着き、アイスコーヒーとケニア?を一杯ずついただき、小一時間話し込んでエチオピアの豆を買い、やっと家路につきましたが、それまでずっと晴天もしくは曇天だったのに、一天にわかにかき曇り、残り5キロほどのところで土砂降りに遭い、濡れ鼠で帰宅し家人に馬鹿にされるという、締まらない結末を迎えました。天気予報を調べて、午後から雨だとわかっていれば寄り道をせずに帰っていただろうに、「反省はしている、だが後悔はしていない」と強がっておきますよ。

帰ってみると今度は左足のふくらはぎと太ももが攣りまして、つくづく「軽さは正義」ということを感じました。なんやかやで2日間の走行距離は計110キロ程度なんですけど、ほらド貧脚なもので。次回は更に「断捨離」による「軽量化」を目指してみようと思います。9月になったら涼しくなるかなぁ?それではまた。