2月なのに10度を記録する馬鹿天気の札幌ですが、皆様いかかお過ごしでしょうか。いえ、いくら暖かいとはいえ、まだ冬キャンプに行こうという勇気はでません。逆に下がビチョビチョの方が始末に負えないし。
ところで、今年のキャンプで挑戦してみたかったことがありまして。それは何かというと「まずは荷物を減らす」そして「水蒸気炊飯」、これが今年の目標です。で、YOUTUBEなんか見ていると、いわゆる「戦闘飯盒」だけを使って料理すべてをまかない、同時に水蒸気炊飯をしている動画がたくさんあるんですよね。なので以前から「戦闘飯盒がほしいなぁ」と、まず形から入るアイテム好きの私としては思っていたのですが、なにせ高い。普通の4合炊き飯盒ならあるし、そんな1万円近くも出すのはどうよ、と思っていたところに、出ました!
YOUTUBERの「かほなん」さんプロデュースの「雷鳥飯盒」!この方、「さばいどる」と名乗り、ナイフを何種類も出しているし、リアルにブッシュクラフトやってらっしゃる若いガチ勢の女性なんですが、その方の出した飯盒、なんと6000円ナリ!
じつは、去年の暮れにも買おうとしたんですが、瞬殺されてしまい買えなかったのですよ。もうね、クレジットカードの三桁の番号を打ってる間に完売ですわ。50個ずつ、2回に分けて販売したのに、どっちも間に合いませんでした。今回(セカンドロット)は300個くらい売ったのかな?私が買えた段階で残り250くらいでしたから。運良く手に入れることができまして、9日発送開始から2日ほどで到着しました。で、開封の儀です。(こういうのよくYOUTUBEでやってますよね)
ああ、尊い・・・・・・(そぉかぁ?)
で、この雷鳥飯盒の一番の特徴は、全体の形が空豆型の戦闘飯盒と違って、長方形に近いんですよ。(左が雷鳥飯盒、右が戦闘飯盒)普通の飯盒が曲線なのは、「荷物として運ぶときに体の線にフィットするから」とか、「まとめて炊くときに凹み同士で向かい合わせると煙突効果で早く炊ける」とか、昔聞いたことがありますが、長方形の方がいいなと思ったのは、「スタッキングがしやすいんじゃないか」と思ったからです。自転車キャンプで荷物を減らすには、できるだけ無駄な空間を作らないことが重要なわけで、この雷鳥飯盒にも小物をたくさん入れていけばいいのでは、と思いまして、いろいろ詰めてみました。
この中蓋にスリットがはいっているのがミソなんですね。
その① 調味料 私はダ○ソーのボトルに入れた調味料を、同じく○イソーのケースに入れて持って行っていました。それがこちら、ドン。
でもね、結局使わないんですよ。使うのはごま油、醤油、塩胡椒でほとんど足りるんです。というかそんな程度で足りるような物しか作っていないわけですが。で、吟味しまして中蓋に入れてみるとこうなる。
小さい方のボトルなら5つ入ります。で、ほりにしの赤やにんにくはあまり使わないので(なんちゃってペペロンチーノくらい)油にするとこうなる。ドン。
これで十分なんですよね。よっぽど凝ったもの作るなら別だけど、たぶんそんなことしないだろうし。まだ上に空間があるから、もう少し何か入れてみよう。ドン。
その② 箸など
モン○ルの野箸とス○ーピークの先割れスプーンと、ダイ○ーでかったスクレーパー。(これは本来焦げ落としで使うらしいのですが、私としてはしゃもじやフライ返しでつかおうかと)
本当は先割れスプーンではなく、スクーが入ってくれると良かったのですが、ほとんど大きさ同じなのになぜか入らない。
この辺り、逆に曲線的な戦闘飯盒だったら入ったのかもしれないですね。まあとりあえず中蓋は、今日はこれくらいにしといたるわ。(合掌、池野めだか氏)
というところで、長くなったので後編に続きます。それではまた。