例によって朝も早よからのそのそ起きだし、マットの上でごそごそ。結局シュラフは必要ありませんでしたな。とはいえこれは運が良かっただけで、持ってこないという選択はあり得ないかと。周りに人が居れば早朝4時に起き出すのも迷惑だけど、今回は私ともう一人だけなので、残った薪を全部使うつもりで朝から焚き火を始めますよ。
ぼーっと焚き火を眺めながら6時。朝食づくりに入ります。今回は本当は昨夜食べるつもりだったけど満腹で食べられなかった二品。(←例によってフードマネジメントの拙さよ)一品目はおなじみ冷凍ピザ。これが焚き火台の下で焼けるのは本当に有難い。
2枚焼いてますが1枚目でもけっこう満腹。でもできるだけ帰りの荷物を減らしたい、ということで、かなり無理矢理ですが合わせ技でコレも焼きます。で、ですよ。
どうです、なんか無茶苦茶旨そうじゃないですか?焚き火に放り込んだだけなので、料理なんてものではありませんが、正直これが一番ウマかった!あまり旨いのであっというまに食べてしまったけど、醤油つけて表面焼いてみる手もあったなぁ、しみじみ。
食べ終わって食器を洗い、7時を待ちます。何かというと南幌温泉は7時から朝風呂に入れるのですよ!昨日の入り口ではなく、ホテルの入り口から入ります。750円なり。体と頭を洗ってスッキリして戻り、だらだらと片付けに入ります。ちなみに施設ですが
手前が野菜の直売所、奥がトイレ トイレはこんな感じ。大は和式。
直売所の裏に炊事場。 全景はこんな感じ。全面芝生で善哉。
設備はまだ貧弱ですが、これからいろいろ整備していくそうで、トイレや炊事場ももっと規模を広げてキレイにするそうです。温泉付きキャンプ場で、札幌から近いとあればそのうち大人気になるかもしれませんね。(別に私は現状に不満はありませんが、大人数が押しかけるとさすがにあの炊事場はキツイだろうし)
片付けてみると、テントの袋にグランドシートを入れても大丈夫なことが判明。これはありがたい。さて、では帰りますか。Googleマップのナビを見れば29キロ2時間と出てます。8時半出発なので、かぜが強いのを考慮してもまぁ11時には帰り着くでしょう。やっぱり声でナビしてくれないので(この時点では完全に故障だと思っていた)例によってちびちびスマホを見ながら進んでいきます。ある地点から強い追い風に乗れたので「ヒャッハー!」と調子に乗って走っていくと・・・・・・
あれ?青い道路標識に「岩見沢〇〇キロ」とか書いてありますよ???おかしいと思ってスマホを取り出して見ると「34キロ 2時間40分」とか出ているじゃあーりませんか。その時気付きましたよええ。
「単にナビのボリュームがゼロになっているだけ」だったことに!
慌てふためいてボリュームを上げ、イヤホンを左耳に突っ込んでみると「Uターンしてください」とか言ってやがる。謎はすべて解けた!とはいえこの段階でスマホのバッテリーは31%。果たしてずっとナビさせて札幌までたどり着けるのか?ええいままよ。とにかくナビ通りに走り出しましたよ。すると
おわかりだろうか。ここまで追い風ということは???はいそうです。強烈な向かい風の中、無駄に走った距離を逆戻りですよ。
もうあとは愚かなおのれを罵ることしか出来ず、ひたすら走りました。で、疲労困憊で家に帰り着いてみると、こはいかに?
これは怖い蟹
あれれぇ?おかしいぞお?行きが29キロだったのに、帰ってみると
なんで78キロになってるんだろう?
言っておきますがね、別にネタにしたくて忘れ物しているわけでも、道に迷っているわけでもないんです。トラブルなんていらない、私はまったりとキャンプしたいだけなんです。(またカミサンに馬鹿にされるよ。とほほん。)
とりあえずバッテリーが危惧されたナビは、家に帰り着いてもまだ16%残ってました。(あれはナビで声を出すときだけ電気使うのかね?)次回はバッテリーもかなり保つことがわかったし、音声ナビが有れば道に迷うことはないと一安心。
ですがね。相変わらずグーグルのナビは最短距離だからってグラベル(砂利道)へグラベルへとナビするの止めていただきたいんだよな。お好きな方はともかく、こちとら砂利道なんてこれっぽっちも走りたくないんだよ。「未舗装を除く」とか、そういう設定できないのかなこのナビは。
追伸 このブログを見て意識高い系の方から「たとえ片耳だろうがイヤホンつけて自転車に乗るとは言語道断五合の瓢箪!」とかクレームが付かないことと、マッポ仕事熱心な北海道警察の方に目をつけられないことを祈ります。(片耳でも捕まるんですかね?ナビだと必要な時にしか音声は流れませんが?どなたか詳しい方教えていただきたいです)それではまた。