ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

ジェネレーションギャップと北海道方言

授業で感じたジェネレーションギャップその④

文法の学習で、動詞の活用形の授業の中で、「動詞の活用は99,99%は五段、上一段、下一段に分類されるが、たった2つだけこれにあてはまらないへそ曲がりがいる」とまくらを振った・・・・・・のですが、なんだかきょとんとしてるのでおそるおそる「へそ曲がりってわかるか?」と聞いたところ、分からないという生徒が半数以上いました。

「ひねくれている」「素直じゃない」などと解説し、さらに恐る恐る「へそを曲げる」ってわかるか?と問うても、やはり半数ちかくが「聞いたことがない」との回答でした。で、ですね。

ものすごく怖い考えになってしまったのですが、例えば前提として「走れメロス」や「故郷」で出てくるような「奸佞邪知」だの「やれ茎」だの、難しい言葉を知らないのは当然だと理解できます。しかし現実は、我々が知ってて当然と思っているような日本語の意味、今回で言えば「へそ曲がり」レベルの言葉を、子供らは我々の想像の何分の1しか知らないのではないか。読み取りの力が落ちている以前に、そもそも語彙力が乏しくて、教科書に書かれてある内容のうち、意味が分からずにただ通り過ぎている教材がほとんどなのではないか、そんなことを考えてしまう出来事でした。

ジェネレーションギャップといえば。

その⑤ 動詞の活用で、北海道の年寄り?は「仮定形」を「命令形」として使うことがよくあります。曰く、「早く起きれ!」「たくさん食べれ!」「こっち見れ!」「ちゃんとすれ!」など。

あと、カ行変格活用の仮定形「くれ(ば)」を「これ(ば)」という癖の人も結構います。まぁ最近の若者は使わないだろうと思い、「君たちのおじいちゃんおばあちゃんで、起きれとか食べれとかすれとか使う人どれくらいいる?」と聞いてみると、各学級ほんの数人しかいませんでした。

中学生のおじいちゃんおばあちゃんとなると、私と同年代と思われるのですが、それでもすでに死語になりつつあるのですね。おそらく北海道方言の一種だと思うし、標準語から見れば間違っているので、ギャップを感じる必要もないのでしょうが、自分自身が激しく時代錯誤の感じがして、ちょいと寂しいものを感じました。

その⑥ 上記同様、折に触れ北海道方言を授業の中で教えていますが、最近よく札幌市内にも出没している「山おやじ」が全然通じなかったのはショックでした。

「テレビのCMでやってるだろ?♪出てきた出てきた山おやじ、笹の葉担いでシャケ背負って、スキーに乗った山おやじ、千秋庵の山おやじ♪って歌、知らないかい?」すーん・・・・・・・誰も見たことがないらしい。だめだこりゃ。

 (一応解説すると山親爺はヒグマのことです)

きっと♪カステラ一番電話は二番、三時のおやつは文明堂♪も知らないんでしょうね

テレビがすっかりオワコン化しているのが如実にあらわれています。何度も言いますがオワコン化自体は「ざまぁ」と思うけれど、でも自分が時代遅れだと思い知らされるのはちょいと寂しい、そんな「昭和は遠くなりにけり」という誰得なボヤキでした。

ジェネレーションギャップその2とジャ〇ーズ問題

えっと、前回の続きです。(前も使ったなこのくだり)

最近感じたジェネレーションギャップその③

「モアイは語る」に出てくる「タデ科の植物」に関して、「蓼食う虫も好き好き」の説明をし(このことわざを知っている生徒も、4クラス中1人でしたな)、その例として「私は韓流ってのが大っ嫌いだけど、好きな人もいるわけでしょ?」と個人的なディスりを入れて何人かから嫌われ(ヨセバイイノニネ、ヒソヒソ)たあと、ちょうど例の話題もあったので、「ジャ〇ーズとかだって、好きな人も嫌いな人もいるでしょ?」と矛先を変えてみました。(ヨセバイイノニネ2)

我々の年代のジャ〇ーズと言えば、中学生のころ「3年B組金八先生」がリアルタイムで、たのきんトリオが女生徒の間で大人気。不良がかった女子生徒が、教科書も入らないくらいの薄っぺらい皮のバッグ(チョ〇バとか呼んでました)に、「近藤真彦」「田原俊彦」と名前だけが書かれたシールをこれ見よがしに張っていた時代です。

で、ですね。〇ャニーズ問題に話題が移ったところで生徒に聞くわけですよ。

フォーリーブスって知ってるかい?」すーん(誰それ?)

まあこれは想定内です。私だって♪にっちもさっちもどっちもブルドッグ、ワオ♪と、♪だって地球は丸いんだもん♪しか憶えてませんからね。で次の質問です。

郷ひろみって知ってるかい?(これはさすがにわかるだろ)」すーん(誰それ?)

・・・・・・・これはちょっとショックでした。「アーチチアチの人だよ」「ジャパーンの人だよ」でやっと、クラスに1人2人知ってるかどうか。で、恐る恐る

「マッチとかトシちゃんとか知ってるかい?」すーん

はぁああ・・・・・・・昭和は遠くなりにけり、ですよ。もちろん確かにマッチもトシちゃんも、近頃めっきり露出が少なくなってますし、むしろ郷ひろみの方がCMなんかでよく見ますが、まさかマッチもトシちゃんも忘れ去られているとは・・・・・・・このジェネレーションギャップについては、かなりのショックを受けましたよ、ええ。

もちろん、昨今のジ〇ニーズ関連の話題について、かなりセンシティブな問題があることは理解していますが、この件についてわれわれくらいの年代としては「何をいまさらw」としか言いようがありません。

そもそも我々が中学生くらいの時すでに、「ジャニ〇ズ所属のタレントはみんな、男の社長とエッチなことしないとテレビに出してもらえないんだってさ」って話を、どこ発信だったか覚えてませんがよくしていました。そしてそれを聞いた純朴なヤツが「え?男の社長とエッチなことするって何?」とか天然で聞いてくるものだから、われわれも詳しく知らないくせに「なんかチ〇コいじられたり吸われたりするんだろ」と、勝手に想像して勝手に気持ち悪くなっていたものです。合わせて、「じゃああれか?フォーリーブスとか郷ひろみとかも、やっぱそんなことやってたのか?」「うぇー気持ち悪りぃ~」とか言ってました。

(※昨今のLGBTQ+とやらの影響で、「気持ち悪く」などと書いたらえらいことになるのは重々承知ですが、当時=半世紀前はそんな知識も発想も世相もなかったのでご勘弁ください。)

それにしても、個人的によくわからないのが、「再発防止」云々ということです。同じことが起きるのは言語道断だし、再発防止は当然です。でも再発って、つまりあんな強大な権力を持った変態おじさん(あえてこう書きますけど)が、この先も出現して猛威を振るうことなんてありうるんですかね?

さらに言えば、半世紀も昔の、さほど芸能界に興味のない中学生でも(エビデンスはないにせよ)みんな知っていたことを、マスコミが知らないわきゃあないのに、何をいまさら騒いでるんですかね。したり顔で正義の味方面してるのを見ると腹が立つのを通り越して呆れかえります。

もちろん、こっちも子供じゃないんで(というか老人なので)もし自分がマスコミにいて、ジャ〇ーズの暗部に触れると降格されたり首になったり、という状況ならば、知らぬ存ぜぬを決め込むだろうことはわかります。長い物には巻かれるタイプですし(←ダメじゃん)でも少なくとも恥ずかしいとは思うでしょうね。マスコミの人たちが、長年知らぬふりしてきたのに、今更偉そうな顔して鬼の首を取ったように攻め立てるのって、後ろめたくないんですかね。まずはマスコミは自己批判(パヨクみたいで嫌な言葉ですが)するのが先じゃないでしょうか。

とはいえ、いわゆるLGBTQ+というナイーブな事案について、我々の年代もネタ扱いしてきたのは間違いないし、そのあたり反省する必要がありますね。

  

↑しっかし、来し方を振り返るとこんなのが普通にまかり通っていたんですよね。

 

 

 

 

「盆土産」「モアイは語る」の授業で感じたジェネレーションギャップその1

ふと気づくと、前回の投稿から1カ月経っていました。サボっていたのは確かですが、まだ死んだわけではありませんので、また頑張ります。どっこい生きてるシャツの中。

 町田先生は教師生活25年でしたが、こっちはとっくに40年近い。

さて、上のマクラもわかる人は少なくなったと思います。これに限らず、授業の中の話題や例が、Z世代?にどんどん通じなくなっていることのボヤキは度々書いてきました。しかしながら・・・・・・ねぇ。

最近感じたジェネレーションギャップ①

毎年「盆土産」の授業の導入では、毎年通読のあとで、「いつごろの」「どこでの話か」ということの読み取りを行います。これについては以前にも少し書きましたが、「高度経済成長期の」「青森の話」ということで確認してから授業を始めます。そもそも、携帯電話も家電もなければ(※速達)冷蔵庫もなければ(※川でビールを冷やす)テレビもない(※クルマエビもイセエビも、そもそもエビフライも知らない)そんな青森の山奥の村での話です。

で、場所の絞り込みは、「上野駅から夜行列車で8時間かかる」「作者が青森出身である」「訛りが東北っぽい」(※聞くところによると、青森でも陸奥の方と下北の方ではかなり違うそうですが、そこまではわかりません)ということから「青森であろう」という推定はできるのですが、昔だったら一発で分かってもらえたヒントが、今回誰にも通じなかったのがショックでしたね。(4クラスで知っていたの1人だけでした)

いわく、「ほら、有名な演歌があるだろ?♪上野発の夜行列車降りた時から~・・・・・・はい、何駅ですか?」すーん(知らな~い)

「え?この歌知らない?題名は?」すーん(知らな~い)

石川さゆりって聞いたことは?」すーん(知らな~い)

そうして、泣く泣く「そうか、これはな、『津軽海峡冬景色』って有名な曲でな・・・・・・(´;ω;`)(ウゥゥ誰もわかってくれない)」

最近感じたジェネレーションギャップその②

「モアイは語る」の授業の中で、結論の食糧危機に関する話題に関して。

教科書では「2030年に80億人に達し、2050年には90億人(←以前の教科書では100億人だったのになぜか下方修正された)に達する」とされているけど、2023年現在で既に80億は越えたわけで、既に「食糧不足の恒常化」は始まっていることになるよね?という話題になり、ここで発問。

「だから今テレビコマーシャルで、食べ物がない人が何億人もいて、地球何周分とかやってるだろ?」すーん(見たことな~い)

AC2023(以前から国連には胡散臭さしか感じませんが)

「え?みんなテレビとか見ないの?家でほとんどテレビ見ないって人は?」はーい・・・・・・クラスの半分近くが、地上波テレビをほぼ見ないそうです。そういえば、話題のテレビCMとかあまり聞きませんね。これはいよいよテレビのオワコン化が。また、テレビだけの話ではなくて。

「新聞取ってるお宅は?」はーい・・・・・・クラスの3分の1いるかいないかくらいですよ。これは授業で書写をするから、習字の道具を持ってこい、と言ったときに、下に敷く新聞がありません、と申し出た生徒がものすごい数いたので聞いてみたのですが、完全に新聞離れが進んでます。

まぁこれらのマスコミの凋落ぶりについては、正直「ざまあ」としか思いません。この零細ブログを読んでくださっているマスコミ関係者の方がいらしたら申し訳ありませんが、確かにテレビは面白い番組はないし、新聞は圧倒的にネットが出てきた今遅くて使い物にならないし、そもそも偏向報道が甚だしいし。

そういえば、もうひとつ最近のマスコミ関係の話題で感じたギャップがありました。それについては次回の話題にさせていただきます。うちももう新聞なんかとる必要ないと思っているのですが、なぜかかみさんが購読をやめないのですよ。それではまた。

 

 

「クマゼミ増加の原因を探る」に関する教科書会社への不満

もう聞きかじりもいいところなんで、全然情報が違っていたら恐縮なんですが、なにやら高校の教科書の題材で、小説の割合が減って何やら実用的文章が増えるとか。

(あまり大きな声では言えませんが)

面白くねえ~! 

(あ、言っちゃったテヘペロ

 

どうなんでしょうねこれ。確かに授業やらテストやらやってみて、中学生の「読み取る力」が物足りない、とは感じています。でもだからといって、説明的文章やら実用的文章やら読ませて、読解力がつくんですかね?

確かに、説明的文章は、「読めばわかる」ように筆者が書いているはず。(そのわりにはこのブログでいいだけイチャモン指摘をつけてきましたが)でもねえ、やっぱり小説の方が、こうじゃないかああじゃないかと、いろいろ想像を膨らませられるし、深く突っ込んで読めば、かならず作者は「こう読んでほしい」という手掛かりなり伏線なりを書き記しているのだから、すべてではなくてもかなり読み取れるはず。そして気づいた時の快感(アハ体験?←死語)はものすごく大きいと、私は個人的に思っています。「筆者」の思惑どおりを読み取るよりも、「作者」の示す謎との勝負の方が面白いと思うんですよね。

さて、ボヤキから入りましたが、昨今言われる「問題解決型学習」とやら、すなわち「自ら考え、問題を発見し、解決する能力を身につける」とかいうヤツ。これについて思うことは、前提として「そもそも、何もしなくても積極的に問題を発見しようとする子なんて見たことないよ」ってことです。

例えば、2年生の「クマゼミ増加の原因を探る」について考えてみます。(この題名って、なろう系小説の題名ばりにほぼ内容そのままですよね。知らんけど)

筆者は、昔レアアイテムだったクマゼミが、年月がたって大阪市内でやたらクマゼミの声ばかりが聞こえることに気づきます。そこから実際に調査をし、大阪市内と市外、郊外のセミの割合を比べると、大阪市内では圧倒的にクマゼミが占める割合が多いことを証明します。そこから仮説をたて、調査や実験をし、仮設の検証を行う、という流れで、「なぜ大阪市内でクマゼミの占める割合が増加したのか」についてある程度の結論に達します。

いくつもの棒グラフを図示しながら話が進んでいくわけですが、生徒にしてみると、できるできない以前に、筆者がグラフから読み取れる事柄を再度文章に起こして説明するわけで、「ふーん(ハナホジ)」ってなもんです。むしろ教科書の内容から外れて、グラフを見て他に疑問はないか?なんて投げかけるといろいろと気づく生徒もいたりするんですよね。で、それについて仮説を立ててみな?なんてこともやると面白かったですよ。では読んでいる皆さんも挑戦してみてください・・・・・・ 

 

と、ここまで打ってきて大変愚かしいことが判明しました。やってくれたな光○図書!

 

いえね、教科書には「指導書」ってものがありまして、結構なお値段するし、学校の予算で購入するのですが、これには付録として、テストなどを作るときに、いちいち長い文章を打つのがアレなので、テキストファイルとpdfのデータにしたCDロムが付いてきます。で、このpdfが「コピーできない」ようになっているのですよ。文章だけならテキストファイルで済むのですが、そこに教科書のグラフや表を付けたい、と思ってもコピー→ペーストできないのですよ。グラフを使用する説明的文章のテスト問題を作るとき、グラフをコピーできなかったら関連した問題が作れないじゃないですか!

qwせdrftgyふじこlp;@:「」!

著作権とかいろいろ面倒なことがあるのかもしれませんが、まさか我々に「エクセルか何かでグラフを真似して作れ下賎の者ども。なに?コピーだとぉ?ふざけるなこの愚民めが!われわれ高貴なる教科書会社様と著作権様を何と心得る!テキストデータをつけてやっただけでも有り難く思えこの虫けらが!」と、こうおっしゃるのであれば(いや、言ってないと思いますが)テスト作成の事も考えて、せめてグラフだけでも別枠でコピーできるようにしてくれませんかね?教育課程から外れるかも知れませんが、結構面白い疑問とか仮説を出してくれた生徒はいるんですよ。例えば「四種類のセミ四天王のうち最弱はどれか?」とかね。

で、ですね。愚民である我々に、「pdfデータ印刷→スキャナでデータ化→画像処理ソフトでトリミング→画像貼り付け」という、まことにアナログな作業を強要してくるわけですよ、教科書会社様は。

ゴマメの歯ぎしりとはわかっていますが、面倒な思いをしている国語の先生は相当いると思うんですよね。何とかなりませんかね?教科書会社さまよぉ。(最後投げやり)

 

ド貧脚徘徊記 皆楽公園キャンプ場編③

ええ、今回は題して「グーグルマップに酷い目に遭わされたでござる、の巻」になります。それではどうぞ。

参考までにここのキャンプ場の様子をご覧に入れると

 

温泉の向かい側の湖の畔にあります    受付はこんなところ

 炊事場は対岸にもあります。

 

名物?デカメロン伝説のトイレ    中は結構キレイだけど、音は聞こえるかも

 

(しわくちゃになってしまいました。見づらくてすみませんね)

目覚めたら4時。まぁ年寄りとしては定刻の目覚めです。残った薪を燃やしてしまおうかとも思ったのですが、燃やし尽くせるかどうかわからず、意味もなく焚き火臭くなるのも嫌なので、「燃えるごみ」に出すことにします。コーヒーを飲み、椅子に座ってボーッとしております。

普通これくらいの時間だと、余り人は起きていないのですが、隣の熟年キャンパーグループは結構起きてまして、ごそごそ活動を始めておりますよ。

昨夜急に思い立って、直接帰るのではなく、大学の同期の知人が定年と同時に始めた喫茶店?焙煎豆販売所?に寄ってから帰ることにしました。(※これがしくじりのもと)5時ころに自転車に乗ってローソンへ行き、朝食のおかずを買ってきました。結局今回は3食とも商店やコンビニで買った食材ですませるという、手抜きというか堕落というか、めちゃくちゃ楽させてもらいましたうひひ(フラグ2)

朝食は暖めるだけのものにします。飯を炊き蒸らしている間に湯煎することにします。

 例によってサラダがあるのでゼロカロリー

とドヤ顔したところで気づいた。

 前にも使ったなこれ

うーん・・・モツ煮とウィンナーで、腸がダブってしまった。(本当毎回まいかいメニュー選びのセンスがないなぁ)

まぁとにかくこの日もやたらめったら日差しが強く、フライシートやグランドシート、タープにいたるまで夜露に濡れてびっしょりだったのに、広げておくとほんの短時間でしっかり乾いておりました。撤収するにも汗だくです。なんとか撤収し終わってキャンプ場を出たのが8時すぎ。ここからは来た道ではなく、グーグルマップのナビをたよりに、一路江別の「伝七珈琲」を目指します。

写真 

道央道下り野幌パーキングのセコマのすぐ上。車を停めて歩いても行けます)

さて、片耳にワイヤレスイヤホンをつっこみ出発です、が・・・・・・ここからグーグルマップにしてやられました。もう何というか馬鹿すぎて話にならない。

来るときに使った275号線ではない道をナビしてきたので、これは北海道の田舎にありがちな「国道よりも近くて車通りの少ない農道」を案内してくれてるのだな、と思ってほくそ笑んでいると、なぜか山道に入っていくではありませんか。そもそも今回は、前回の恵庭で懲りたので、できるだけ平坦な道を、ということで空知方面を目指したのに、なぜ山道を通す!しかもこの界隈、熊とかいつ出ても不思議ないような場所じゃないか!

いえ、わかってますよ。ナビは自己責任だということを。でもねぇ、「自転車」という設定にしているんだから、多少遠回りでも登りがない様にしてほしいんだよなこちとら。(もちろん、自転車乗りの中にはできるだけ山に登りたいという変態物好きが一定数生息してるのは承知です)多少近いくらいで、山道を通らせて熊に食べられたりしたら責任取ってもらいたいわ。

で、最終的には275号線に戻るという、ただ疲れさせられたという始末です。とはいえ、これだけで済めばまだ良かった。トラップは他にもありまして、しばらく元来た道を戻り、途中からまた別ルートを指定してきます。確かに方角的に言えばそちらが正解っぽいのので、素直に従いますと何度となく「砂利道」に誘い汲んでくるのですよ。

 これほど大げさなものではありませんが

自転車乗りの中にはできるだけ砂利道を走りたいという変態物好きが以下略。確かに昨今いわゆる「グラベルロード」が流行っていますが、わたしにはその趣味はまったくありません。にもかかわらず再三あぜ道のような所を通れ通れと、グーグルがうるさいのですよ。無視して舗装道路で迂回すると戻れ戻れとうるさいし。

おまけに来たときにも感じていましたが、「日陰があったら休もう」と思っても、まぁ走っても走っても日陰がない。点在する農家の前に木陰を見つけ、ヤデウデシヤ(東海林さだお風)と自転車を停め、降りようとして右脚を上げるとピキーン!と攣ってしまいましたよ。

 こんなには上げてないですけどね

脱水しかかってたのですかね。ボトルのお茶をがぶ飲みし、ストレッチを繰り返してなんとか事なきを得て走り出します。ちなみに、月形を出て江別市内に入るまで、例によってコンビニはおろか自販機すら無く、ボトル飲みきったらどうしよう?とちょいとした恐怖を感じました。本州の皆さん、北海道ってリアルにこんなところですよ。

這う這うの体で「伝七珈琲」にたどり着き、アイスコーヒーとケニア?を一杯ずついただき、小一時間話し込んでエチオピアの豆を買い、やっと家路につきましたが、それまでずっと晴天もしくは曇天だったのに、一天にわかにかき曇り、残り5キロほどのところで土砂降りに遭い、濡れ鼠で帰宅し家人に馬鹿にされるという、締まらない結末を迎えました。天気予報を調べて、午後から雨だとわかっていれば寄り道をせずに帰っていただろうに、「反省はしている、だが後悔はしていない」と強がっておきますよ。

帰ってみると今度は左足のふくらはぎと太ももが攣りまして、つくづく「軽さは正義」ということを感じました。なんやかやで2日間の走行距離は計110キロ程度なんですけど、ほらド貧脚なもので。次回は更に「断捨離」による「軽量化」を目指してみようと思います。9月になったら涼しくなるかなぁ?それではまた。

ド貧脚徘徊記 月形皆楽公園キャンプ場編②

昼飯はホ○マック?DCM?で買った餃子とファミマで買ったサラダでした。サラダを食べれば野菜なのでゼロカロリーということでよろしいですよね?(←サンドイッチマンの謎理論)

コンビニエンスキャンプとして夕食前にまた先ほどの店に行き、以前やってみようと考えた「冷凍ピザ」を買ってきました。それとローソンでサラダも。サラダを食べれば以下略(本当にサラダ食べただけで免罪符のように感じてますけど大丈夫でしょうか?)

 

ところで、買ってきた薪(針葉樹、安い方)なんですが、このサイズでびっちり入っていまして、どう考えても一人用には多い。結局かなりの数余らせてしまいましたよ。さて、今回焚き火をして考えたことがふたつ。

その1、自動車キャンプならば余った薪は持って帰って次回使えば良いが、自転車キャンプでは薪を持って帰る気にはなれない。だからって意味も無く全部燃やしきろうとむきになるのもみみっちい。でも焚き火はしたい。このジレンマよ。

その2、薪を燃やせば当然CO2がでますよね?山火事なんか~比べれば微々たるものでしょうけれど、キャンプブームであっちでもこっちでも焚き火となると、これ結構馬鹿にならない問題なのでは?じゃあするなよ、って話ですけどやっぱり焚き火はしたい。

前回のメイプルキャンプ場では、焚き火台の下に薪を並べ、さらに焚き火シートを敷いた上での焚き火でしたが、それでもその下の板がうっすら茶色くなってしまいました。今回は板もないのでどうしたものかと思い、効果があるかどうか分からないけど焚き火シートの上に薪を並べ、さらにその上に持参した厚めのアルミホイルを敷いてみました。すると何ということでしょう。翌日焚き火シートをめくってみても、芝生ノーダメージ!重さで潰れてるだけで、焦げ跡など一切無し!アルミホイルが効いたのかどうかわかりませんが、今回大丈夫なら多分次回もこれでいけるでしょう。逆になんでメイプルでしくじったのかがわかりません。

 

というわけで、焼いてみました冷凍ピザ。1枚目は攻めすぎて焦がしてしまいましたが、2枚目3枚目はふんわりと焼き上がり、チーズもとろーり、という感じでなかなか美味かった。3枚も食べたけどサラダも食べたから相殺してゼロカロリーだし。(しつこい)これは別にこちら側の手柄ではなく、食品会社の努力の賜物ですけどね。焚き火飯の可能性がまた一つ広がりました。グラタンとかもイケるんじゃないかな。

このセカストで売ってるモン○ーニュのニンジャファイアスタンド風焚き火台、安いし軽いしかさばらないし、焚き火下で調理も出来るし、改めて自転車キャンプには最適だと思います。(褒めても何ももらえないけど)

ちなみに今回の新アイテムは3つ

 

その1 FUKUさんプロデュースのミニハンマー。サイズは良いけど打ったときの正直バランスがちょっと。

その2 写真見づらいですけど前回壊れたのの代わりに買ったベルモントの火ばさみ。これはむちゃくちゃ軽くていい。これまた自転車キャンプにはもってこいですわ。

その3 モンベルの箸。以前使っていた分割式の箸がどこかへ行ってしまったのです。

さて、そんなこんなでもう一回お風呂でも、と思ったのですが「9時に終了と言われた」と、隣の集団熟年キャンパーがぼやいていたので諦めて、テントのフライシートの前後を開けっぱなし、メッシュだけにしてやっと少し涼しく寝られる感じになり、マットの上でゴロゴロしているうちに寝てしまいました。次の日あんなことになろうとはつゆ知らず・・・・・・・(思わせぶりな引きを作って終了します。次回完結編、というほどでもないお粗末な終わり方に続きます。)

ド貧脚徘徊記 月形皆楽公園キャンプ場編①

台風一過の(かつて台風一家だと、そんなふうに考えていた時期が俺にも以下略)晴れた日、ケガの具合も落ち着いたことだし、この暑さの中でありますが以前ご案内の、「じじいのひと夏の経験大冒険」に出てみようかと。

  まぁ天気のいいこと。

7時半に家を出、連日30度越えの中、自転車でキャンプに行くというのもかなりの変態プレイ物好きであります。おまけにボトルの水がすぐぬるくなってしまい気持ち悪いこと甚だしいのであります。とりあえず275号線を目指して当別へ。最近工場見学が始まったらしいロイズの工場を横目に通り過ぎまして。 

 

さらに進んでいくと、一度行ってみたかった、界隈では有名なうどん屋の横を通ります。まだ朝早いので当然開店しておらず、「おれ、明日帰る時にここでうどん食べるんだ」・・・・・・と考え、フラグ1を立てながらさらに進みます。しかし、進めど進めど何もない。というか、275号線に出るまでに、コンビニがひとつもないのですよ。熱中症になるのだけは避けたいので、ボトルの中身を何か塩分糖分の入ったものに入れ替えたいと思ったのですが、コンビニも商店もないのです。家を出てから1時間以上かかって、やっとたどりついたコンビニで「うめソルティ」をかってボトルに詰め再出発です。

それからひたすら275号線を北上します。行けども行けども日陰がなく、ずっと太陽に照らされっぱなしで、かなりきつかったのですが、なんとかたどり着きました「皆楽公園キャンプ場」。前日ネットで確認したら、「台風の通過にともない、午後から開場する予定」とか書いてありましたが、どうやら朝からやっていたようで、着いてすぐに受付してもらえました。ありがたいことに、自転車や徒歩のキャンプはテントひと張り500円、プラス使用料200円の計700円で利用できます。しかもタープも密着して張れば別料金をとられないとのことで、今回は珍しくタープも張ってみますよ。

 

汗だくになってからの温泉も楽しみなのでであります。

 

で、今回のキャンプを振り返ると(※行き来の自転車の重さは除いて)非常にコンビニエンスなものでした。というのも、すぐ近くにローソンもファミマも、さらにはこんな店もありまして

 

食料品だけでなく、薪や木炭も売っています。(のちにこの薪をひと箱買いましたが・・・・・・ンガンゴ←大昔のサザエさんの終わりかた)

さて、このホー○ックっぽい店で昼飯を買いました。今回は店が近いので毎食買い出しに出ることにしました。昼飯はこれで。

 

フライパンの蓋がなかったので、持ってきていた厚めのアルミホイルをかぶせ(わざわざ札幌から切ってもってきたのですが、これも先ほどの店で売っていましたね)

バクバク食い終わって、生ゴミなどは片付けて風呂に入りにいきました。大人550円なりで、なかなか設備も整った気持ちのよい温泉でした。が!ここで「帰ってみれば怖い蟹こはいかに?」置いていったウエットティッシュとアルミホイルが散乱しているではありませんか!そうです。このキャンプ場、かなりの数のカラスが居るんですよ。食べ物ではなくても、カラスは光り物とかが好きだというのを忘れていました。もし行かれる皆さんは、ぜひカラスに注意してください。ということで夕食までまったりと過ごしまして、その②に続きます。

アニメでわしも考えた ⑭

ふと気づくと、サボりにサボってひとつき以上もブログの更新をしていません。別に仕事が忙しかったわけでもないのですが、ネタ切れもあり、ひょんなことからケガをしてしまってなんとなく疎遠になってしまいました。

それにしても暑い。前回のブログで「次回は月形のキャンプ場でも……」的なことを書いて終わったのですが、これだけ暑いとさすがに「自転車に乗ってキャンプに行く」というのが躊躇われます。熱中症もこの歳になるとリアルに「死」がちらつきますし。

クルマで行く手もありますが、それもちょいと潔しとしない……のもあるし、ガソリン代が高いのなんの。必要以外にクルマに乗りたくないし、だいたい夏休みの間雨ばかりでしたからね。

お盆明けくらいにもう少し涼しくなってくれれば、なんとか行けるかな、という感じですかね。

さて今回考えたアニメはこちら。

ゾン100」放送は7月9日から、KANA-BOONとシユイが主題歌を担当 番宣CMも公開(コメントあり / 動画あり) - コミックナタリー

「ゾンビになるまでにしたい100のこと」というアニメです。ある日いきなりバイオなんたらみたいに、世間がゾンビだらけになった中で、ブラック企業に勤めていた主人公が、いきなり会社に行かなくてよくなり、自分がゾンビになってしまう前に、今までにやりたかったけどできなかったことを、思い残すことなく全部やってしまおう、と思い立った、という内容です。ゾンビ系はグロくて好きではないのですが、何というか血まみれな画像ではなく、むしろサイケデリックというか、スプラトゥーンみたいな感じでやたらカラフルな色使いで、あまりグロテスクさを感じさせないようになってします。

で、今回気になったのは画像の通り、主人公が「盗んだバイクで走りだす」「ノーヘル」「おそらく無免許(大型バイクだし)で走り回ってる」場面って、クレームつかないのかな?ということです。

以前見たこのアニメ↓

 

これもあるシーンで、「ノーヘル」「カブに二人乗り」ということでガチ勢からクレームがつき、軽く炎上したと何かで読みました。あるいはこれ

ばくおん!!」というアニメでは「ノーヘル」「カブに三人乗り」のシーンがあり、これもクレームがついたという話です。

違いは何かというと、「スーパーカブ」「ばくおん!!」は日常系で、「ゾン100」は世界が崩壊し、法も秩序もなくなった無法地帯だから、つっこむのは野暮、ということなんでしょうかね。(そういえば「北斗の拳」とかのモヒカンもノーヘルでしたね。元ネタのマッドマックスとかも。)

北斗の拳 : モーメント+1 マッドマックス』が映画界に残したものとは? ツメアト映画~エポックメイキングとなった名作たち~Vol.10 | Culture | Safari  Online

我々の年代なら知っていますが、かつて50ccのバイク、いわゆる原付に乗るときは、ヘルメットをかぶるかかぶらないかは任意でした。もっと昔は暴走族なんかは400ccとかでもノーヘルでした。いつのころからか原付もヘルメット着用が義務づけられ、暴走族もお椀型のヘルメットを申し訳程度に後頭部に引っかけて走ってましたね。

そしてつい最近、自転車に乗るときにもヘルメット着用が「努力義務」ということになりました。(こんな日本語ってあるんですね。矛盾してませんかね?)私も通勤のさいに、なんか言われても嫌なのでかぶっていますが、正直この暑さもあり、かぶりたくないんですよ。それでもいずれ、漫画やアニメの自転車のシーンで「ヘルメットかぶってない」とかクレームのつく時がくるんでしょうか。つくづく面倒な世の中になってきたなぁ……と思っていましたが、個人的な事情でヘルメット着用は必要だと感じました。

何かというと、ひとつきほど前、自転車で帰宅の際に、よそ見していて縁石と接触し派手に転んでしまって、鎖骨を折る、という情けない事例を経験したからです。(一番最初に書いた「ケガ」というのが実はこれです)で、それほどスピードを出していたわけでもないのですが、転んだときに頭を「カツーン」とアスファルトにぶつけてしまいました。この日はヘルメットをかぶっていたので助かりましたが、かぶっていなかったら、と思うとぞっとしました。

結論 皆さん、自転車に乗るときにはヘルメットをかぶった方がいいですよ。(長々書いてきた割にはつまらない結論ですが実体験から)

追伸 ↓このトライクという乗り物のヘルメット着用が任意なのが、全く理解できない。もちろんかぶらない方が気持ちいいのはわかりますけどね。わたし自身かつてバイクに乗っていたとき、ヘルメットにカナブンかクワガタか何かが直撃して、かなりの衝撃を受けたことがあります。あれヘルメットなしだったらきっとびっくりしてひっくり返ったと思うんだよなぁ。トライクのノーヘルの人とか大丈夫なのかね?余計なお世話だけど。 

 

 

ド貧脚徘徊記 メイプルキャンプ場その3

というわけでいい感じに日も暮れてきたので、夕食の準備に取り掛かります。今回の夕食はこれです。

 

先ほど道の駅で買ったバターライスコーンの素と、お安いお肉のステーキです。正直ステーキがそれほど好きだというわけでもないのですが、考えたらいままでソロキャンプで一枚肉って焼いたことがなかったんですよね。

炊いたご飯にバターライスの素を混ぜます。

 

で、全部入れてから気づいたのですが・・・・・・・これ2合用じゃん!うわー、絶対濃すぎるぞこれ!と思ったのですが、意外と普通。というかいい歳して濃い味好きすぎるのかもしれない。昼にも似たようなしくじりをしたばかりなのに、完全にカロリーオーバーまっしぐら。これだけではなくて肉もあるわけで。

 

こんな感じで「これ絶対ダメなやつぅ~♪」レベルの夕食となってしまいました。(旨いのはうまかったですけれどもね。)

そんなこんなでまたはちきれんばかりの満腹を抱えてしばしご歓談休憩をしていますとやっと夜になりまして、いい感じです。

  

バターコーンライス食べたってのに、夜になるとまたとうきびが食べたくなってしまうのも意味わからないし、そもそもとうきびがダブってるし。でも、うまく焼けました。

 では、おやすみなさい。

 

 

 

なるようになって次の朝。3時ころに目が覚めてしまいまして、まずはうるさいガスバーナーではなく静かなアルストを使ってコーヒーをば。

 

そしてまた、朝からキャベツとピーマンを刻む老害ここにあり。(例によって残すのが面倒で全刻み、ただし今回は勝算あり)

 

炒めた玉ねぎにレトルトカレー。これは奇をてらっていることにはなりませんよね?むしろ王道?(・・・・・・・んなわきゃあない)正直ピーマンは余計でしたね。そもそもカレーにピーマンって入れてるの見たことがありませんわなぁ。というわけで早朝からもりもりとカレーライスを平らげまして、7時ころから撤収し、帰途につきました。で、はしりだしていきなり嫌になっちゃったのがかなりの向かい風。あれれ~おかしいぞ~?

手を洗う救急医Taka on Twitter: "@Ortho_FL @doctorhirosan あれれぇ〜😆 おかしいぞ〜🤪🤪🤪  https://t.co/46HMjdgxAM" / Twitter

昨日と同じくらいの時間に走り出したのに、来た時も帰る時も向かい風っておかしいぞ~?(伏線回収)

というか、自転車に乗ってる人の「あるある」なんですよね。「行きも帰りも向かい風」ってのが。(なんか演歌の題名にありそうだなこれ)心が折れそうになりながら、向かい風の中、坂をえっちらおっちら登っていきます。

なんといいますか、同じ道を帰るのって、ちょいとつまらないなあ。どこかいいルートは・・・・・・そうだ!途中からエルフィンロード(※札幌~北広島を結ぶサイクリングロード)を通って帰ることにしよう。その途中で例の「エスコンフィールド」によってちょいと見物してみよう。うひひひ、俺って天才?

 (まぁこれを貼るってことはお察しのとおりで)

大曲から一路転進、Fウ”ィレッジを目指します。かなり高度があったようで、ほとんど下り坂だし、舗装は綺麗だし、景色はいいし、なまら最高!俺は天才だぁ~!

・・・・・・・聞いてないよぉ~↓

もろにエスコンフィールドとエルフィンロードを使うらしく、分岐点で制限がかかり、大急ぎでエルフィンロードに降りてみても、エスコンに近い休憩所の前で締め出しを食らい、それどころか急がないとエルフィンロード自体からも追い出されるハメになりそうです。帰りはのんびりとポタリングくらいのつもりだったのですが、ランニングコースから出るところまでかなりのスピードで走りまして、やっと折り返し地点を通り過ぎ大谷地から降りて札幌新道に向かいます。途中でアクセス札幌の横を通りますと、何やら人だかりが。

この人だかりが何の集まりだったのか、ネットを見てもわかりませんでした。何となくの空気では「ヲタク」関係のイベントかなと思いましたけど、結局いまだにわかりません。(私自身も老害ヲタクの自覚はありますので、決してディスってるつもりはありません)

そんなこんなで家に昼頃に着いてシャワーを浴びるとどっと疲れが出てきまして、ちょっと腰掛けたと思ったらいつの間にか寝てしまいました。やっぱり思いのほかアップダウンがあったので、結構足に来ていたようです。「年寄りの冷や水」の好例ですな。

次回は千歳恵庭方面は避けて、比較的平坦な空知方面に行ってみようかと思います。候補としては月形の温泉のあるキャンプ場あたりかな?それではまた。

 

 

ド貧脚徘徊記 メイプルキャンプ場編その2

そういえば思い出しました。札幌方向から36号線から行く場合、看板が見当たらなかったら左にDCMの倉庫?みたいなのの手前の信号で曲がると吉かと。私らみたいな年寄りは、旧36号線でおなじみの、堀川のかまぼこの三角錐の看板のところで左折するとよい、の方がわかりやすいかもしれません。(昔はこの堀川の看板がランドマークでしたよね?)

 この逆側に堀川の三角錐があります。

さて、老人にあるまじき高カロリーの昼食をとって身動きができなくなったあとは、ちょいとキャンプ場の調査?でも。

 

受付で上のプリントをもらいます。(ソロキャンプエリアがあるのに今気づいた)

 

 

ちょっとしたバーみたいなところもあり、薪やら何やら売っています。

 

トイレはちゃんとウォ〇ュレットでした。

 

男子小用便器もまぁまぁキレイ。自販機もあります。

 

炊事場はこんな感じ。時間によっては混雑しそう。焚き火台用洗い場は外に。

・・・・・・ってな感じでぐるりと回ってみまして、テントに戻ってコーヒーをいれ、しばらくゴロゴロしてから道の駅で買ったプチトマトでもいただきますか。(まだ食うか)

 

甘かったけど野菜だからゼロカロリーということで。(サンドの謎理論にあった?)

それにしても、キャンプというのは何もしなくても時間が過ぎる不思議な空間でして、スマホツイッターやらマンガやら見ていると、あっという間に夕刻です。薪を買ってきて割るとします。さて、今回はいろいろと新兵器がありましてですね・・・・・・

新兵器その1 セカストで買ったニ〇ジャファイヤスタンドのパクリインスパイヤ的なモンターナの焚き火台。これ安いし(1500円くらい)軽いしよく燃えるし、大きな薪も乗せられて、自転車キャンプには最適でした、が!網の下がものすごく熱くなるんですよね。シートを敷いたのに、貸与された板が焦げてしまいました。でもきっと、網の下でピザとか焼けそう。今度やってみよ。

新兵器その2 以前触れたMr,Syuさんプロデュースのキャンプグローブ。これは5000円以下という値段のわりにすごくよくできていたと思います。むちゃくちゃ握りやすいし脱着もしやすい。コスパ非常によし。

新兵器その3 頂き物のモーラナイフHDカーボン。いいんだけどバトニングはちょっとやりづらかったな。もっと分厚い方がいいのか。日頃よく見ている女子ソロキャンパーのyoutube動画では平然と割っていたなあ。とほほん。

新兵器その4 これまた退職祝いに貰い物のご存じゴールゼロ。確かに軽い、小さい。これはよくできている。やっとあちこちで買えるようになってきたみたいですね。

 

新兵器その5 鹿番長の折り畳み薪ばさみ、なんですがこれはダメでした。重たい薪を持ったら一発でストッパーが曲がり、使い物にならなくなってしまいました。使い方のせいなのか、当たりが悪かったのかわかりません。

新兵器その6 ダイソーの黒メスティン 1.5合炊き。これはよかった。確かに焦げ付かない。まぁ2回しか使いませんでしたが、感触よし。

こんなん炊けましたけど。さて、では夕食にとりかかりますか・・・・・・・といったところで、今回は写真ばかりになってしまいましたが夕食、朝食は次回ということで。よろしければまたおつきあいください。どっとはらい