ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

アニメでわしも考えた①

もろに誰得の話題です。このブログを始めたと同じ時期に、アマゾンプライムに加入しました。それまではどちらかというと、ネット通販では楽天を使うことの方が多かったのですが、正直キャンプ用品とかはアマゾンの方が充実しているので加入したのですが、あまり他のサービスを使っていなかったので、勿体ないと思ってビデオなどを見てみようと思いまして、夕食後の時間を使って映画などを幾つか見てみたのですが・・・寝てしまうんですよね。

そこで短めの作品なら見られるか、と思い、久々にアニメ作品を見てみたのですよ。もう還暦にもなって、アニメ見ているとかいうとさすがに引かれるかも知れませんが、ファーストガンダムはリアル世代(高校生)だったし、たまに見ていたのですよ。それでまずは、『ククルス・ドアンの島』から見てみました。映画だから寝てしまうかも、と思っていたのですが、無茶苦茶絵がきれいで(イメージの中のファーストガンダムと比べて、なので当然ですね)面白かったんですよねこれが。ガンダムの中のたった1話分なのに、しっかり映画一本分に仕上げてあって、十分満足できましたね。※以下軽くネタバレ注意(あの、元ドアンの同僚?だった美人のMS乗りと、ラブロマンス的な発展があるかと思ったら、あっさり殺されてしまうあたりが、なんとも残酷な感じがしましたが。)

合わせて、うちの学校の校長がアニメに造詣が深く?生徒との話題にも事欠かないほどのオタクマニアなのですが、幾つか教わったものを見てみますと、まぁどれもこれも面白い。(もちろんガチ勢の人から見れば、言うのも恥ずかしいほどベタなものばかりですけどね。)

で、今のところ見た中で、面白かったベスト3を上げると

1位 異世界おじさん 2位 天スラ 3位 ダンまち・・・ですかね

 天スラとか略語を使ってるあたりが草

異世界おじさんは、なんちゅうかその・・・わたしのような「こじらせた年配者」が素直におもしろく見ることができるですよ。(別にセガユーザーではなかったのですが、多分こんなマニアックな内容なんだろうなぁ、とは想像ができます。)

で、今回の本題なのですが、いろいろなアニメを見てまず感じたのが、「話の作り方うめぇ!」ということ。原作を読んでいるわけではないのですが、きっちりと絵の中で伏線も張ってあるし、どんどん話が広がっていっても、きちんとキャラクターの使い分けも出来ているし、話の破綻もない。いろいろな伝説や神話をきっちりと勉強しているのもよく分かる。(もちろん、もうすでにゲームやアニメの世界では「お約束」のものなのかも知れませんが)

ただし、言い訳ではなく、こちらも若い頃、推理小説を結構な濃さでむさぼり読んできたガチ勢だった時期もあります。だから「伏線がすごい!」とか「意外な結末がすごい!」というところまではいきません。(なんか負け惜しみっぽく聞こえますが)すごいのは、マンガやアニメの「検証系YouTuber」の読解力なんですよ!

このブログの中心コンテンツは「国語教科書の教材の読解」(のつもり)なんですが、私の書いてきた読解は、基本短編小説の内容についてです。それに対し、検証系のYouTubeは(もちろんテーマは絞ってありますが)かなりの長編のストーリーの隅々まで読み込んで、きっちりと検証してあります。そのこだわりたるや凄まじさすら感じます。まぁわたしの場合、どちらかというと「仕事」の域ですが、こういう人達はまさに「好きこそものの上手なれ」を地で行く感じなんでしょうね。

そういえば、昔の生徒にかなりしつこく説明しないと通じない言葉で、最近の生徒には普通に伝わるようになったものがあります。それは何かというと「伏線回収」!(聞くところ「進撃の巨人」がすごいらしいですね、YouTubeによれば。しらんけど)

結論 若い人達に、そのようにすごい読解力があるのが明らかになったのに、教科書程度の短くて簡単な内容を、なぜちゃんと読み取れないのだぁ!qあwせdrftgyふじこlp;@:「」!・・・ボヤキで終わってしまいました。おあとがよろしいようで。