北海道が涼しいなんて誰がいったのでしょうか。というか、いくら予告したとは言え、この炎天下自転車キャンプなど敢行した私が悪うございました。さて、夏休みということもあり、真夏日のある日去年も行った栗山さくらキャンプ場に出かけました。で、行きはGoogleマップ頼りで出発したのですが、まぁそのせいで痛い目、どころか命の危険に遭いましたよトホホン。
さて、朝の9時に出発しました。距離にして50キロ、時間は3時間強とGoogleマップが言っておりますので、9時に出て、栗山の町で昼飯を食べてそのままキャンプ場に入ればいいな、と完璧な計画を立て(たと思ったんだよなぁこのときは)出発すると毎度おなじみ275号線を走らされます。で、例によって日陰の一つも無いんですよこの道が。まぁ途中にあったこんな立木の影の点在が、こんなにうれしいものとは。

こちらも一応警戒して、サイクルボトルにはグリ〇ンダカラ600ミリを詰め込んできましたが、もうあっという間になくなりまして、20キロほど来た江別のセコマで小休止したのですが、驚いたことに日陰に座って休んだら、身動きがとれなくなりました。飲み過ぎかと思うほど水分は摂っていたのに、一体どうしたことか。今回の装備もかなりヘビー級でして↓

後に思えば、フロントのクーラーバッグに入っている1.5kgのブツがこの疲労を増長していたんですわ。(その前のコンビニ袋にはスリッパが入っています)ヒップバッグもよく見たらデカいなあ。これには財布、鍵、帽子、イヤホンケース(左耳だけ付けてナビを聞いています)サングラス、モバイルバッテリーと、最近買ったタブレット。このタブレットも要らなかったかもしれない。
実はこのとき、ひょっとしてコレ熱中症では?という考えが頭をよぎりました。とはいえ、もう20キロも来てしまったし、引き返す方が心が折れそうだ、ということでどれくらいですかね。10分以上は座り込んでいて、よっこい庄一(昭和のギャグ)とばかりに重い腰を上げてはしりだしました。で、ずーっとナビ通りに走りますと
ここを直進しろ、と言われても
迂回して急な斜面を「押して」登り、土手の上を進んでいきます。国道以上に日を遮るものがなく、どんどん気力が削られていきます。雲も出てるのに、まぁ風が無くて全然動かない。この風がない、というのもキツイものですね。風が無い、日陰が無い、そして何より「店が無い」! これ、本当に北海道を自転車で回る人たち注意した方が良いですよ。よく「次のGSまで〇キロ」なんて看板がありますが、ナビ通り走るとコンビニどころか個人商店も、自販機すらないんですよ。頼みの2本目のグリー〇ダカラがもつだろうか不安になってきます。
なんやかや途中日陰を見つけて計3回へばりこみ、やっと「北長沼水郷公園」で見つけた自販機に、砂漠でオアシスを見つけたように干からびながらお金を入れたのですが、何度入れても出てこない!みると「おつり切れ」と出ている。別に他の自販でも良かったのですが、ポ〇リもアク〇リも頼りない小さいボトルで、グ〇ーンダカラ600mlと比べると貧弱この上ない。で、みると何やら「ジハンピ」とかいう、スマホで買えるシステムがあって、「やでうでしや(by東海林さだお)」とアプリをダウンロードしたが、まぁなんだかいろいろ入力するものがたくさんあって、イライラしながら野菜販売所の前の椅子に座って悪戦苦闘(その分若干休めましたが)したおかげで手に入ったドリンクのうまかったこと。(ジハンピの名誉のために言っておくと「最初の3本は無料」というのはエライ!)
実際はこの公園からキャンプ場までは6キロ弱でしたが、休みなしで行くのはキツイ、と体が言っています。もうこの頃には完全に軽度の熱中症と確信しました。たかだか50キロでも「真夏の灼熱の太陽がかっと照りつけ」られたメロスが倒れるのもやむなしだなと、身をもって教材研究してしまいましたよ。
文字通り這う這うの体でキャンプ場についたのは13時40分。なんと5時間弱もかかってしまいました。途中の休憩が実は結構長かったのでしょう。チェックインを済ませて、しばらくホールでへばり込んでいましたよ。
30分ほど座り、さらにジハンピで買ったドリンクを飲んで(この段階で2リットルほどドリンクを飲んでいるんですよね)テントを張りにサイトに行きます。で、木陰にちんまりと張りまして、汗だくのサイクルウェアを天日干しします。(カッコ悪っ)

やっと人心地ついたところで、すぐ近くにあるマックスバリュに食材を買いに行きます。そのとなりにダイソーがありまして、止せば良いのにのぞきに行きました。ひょっとしてグリルパンの20㎝のが売ってないかと思いまして。で、見つけてしまったのでありますよ!1個だけですが、薪が売っているのを!

ええ、実は前述の「わざわざ札幌で買ってクーラーバッグに入れてきたもの」とは、まさにダイソーの薪だったのです。ここで買えたじゃん!というか、電話して取っておいてもらえばよかったじゃん! そしてもっとよからぬことに気付いてしまったのです。薪を持ってくるなら、北村公園でも良かったじゃん! ええ、人生には気付かぬ方が幸せなことって、たくさんありますねぇ、しみじみ。(その2に続く)