前回書いた通り、「はじまりの風」のおかげで、かなりPVが伸びました。(どれだけ見てもらっても、一銭にもなりませんがね。とほほん)
で、授業を終えての感想です。
なんと言っても、教科書に書いてある目標「場面ごとの心情の変化を、図を用いて整理する。」「場面の展開に沿って、登場人物の心情の変化をとらえる。」について、「変化少なくね?」でした。
わたしは「プラスの気持ち」「マイナスの気持ち」として、心情を表す言葉を探させましたが、折れ線グラフにすると、第一場面こそ下がって上がってがあるものの、あとはゼロから上の左肩上がり(ノートに書かせると右から左に書くもので)一直線(ところどころ横ばいあり)で、変化、としてはなんというか・・・・・・あまり。そこいくと「アイスプラネット」はゼロを挟んでの振れ幅が大きく、確認し甲斐がありました。(単なる椎名誠びいきかもしれないし、文章の長さもありますから一概に言えませんけど)
②よく見たら美術の先生も性別わからなくね? いくらジェンダーフリーやらポリコレやらに配慮してるか知らないけど、先生の性別すらどちらとも取れる、にしなくてもよくね? ってとこですね。個人的なイメージでは女性の先生のイメージなんですけど、同輩諸兄はいかがお考えでしょうか?それとも「考える必要なし」でしょうか?
ここで個人的に(また一年生をやるかわからないけど)備忘録を書いておきます。
《伏線、暗示、匂わせ、対比等》
「はじまりの風(題名)」→「レンの心にも、ざわざわと風が吹き始めた。」
←コレハチガウ。
「思わず引き込まれて~」→「吸い寄せられるように~」→「~そんなにも引きつけられることが~」
「新しいことを始めたい。」→「新しいことをやってみよう。」
「それが何か、まだわかっていない。」→「レンは、はっとした。」→「レンにはわからない。」→「きっと~あの絵が生まれたのだ。」(→「自分でも不思議だった。」)
「~友達は、それぞれ~好きなことを選んでいるようにみえた。」→「~みんな思い思いに過ごしていた。」(→「~ピンクと青と緑と黄色で描かれていたからだ。」「ピンクと青と緑と黄色が~動き出す気がした。」←このふたつはちょっとアヤシイ)
「~取り残されたような気がした。」→「絵の作者も~同じ場所に今、自分も立っている。~」
「美術室から、にぎやかな声が聞こえてきた。」→「ドアが閉まると、辺りはまた静かになった。」
(「~日の光を受けて輝いているように見える。」)→「薄暗い廊下を、窓からの光が照らしている。」→「~光が少し強くなり、廊下はさっきよりも明るくなった。」
「~さっきよりもずっと軽い足取りで~」→「~楽しそうな足取りで~」
「ふわりと、風が吹いてきた。やわらかな風は、レンの前髪をゆらして過ぎていった。」→「見えない風を~いいよね。」「風ーーー。」→「見えないはずの風が表現されている気がした。」→「~色とりどりのそよ風のように~」→「レンの心にも、~風が吹き始めた。」(心にも→前髪、絵)
まだあるんでしょうが、あの短い話でこれ以上拾ってもナァ
さて、1年生4クラスでレンの性別問題を聞いた結果は以下の通りでした。(当社調べ)
男子→90人。女子→28人。あえてぼかした→3人。
男子だと思った人の主な意見→レンは男の名前の感じ。こういう名の男子が友達にいた。女子ならひとりでいなさそう。前髪がゆれている(女子なら後ろ髪が気になるはず、だとw)
女子だと思った人の主な意見→言葉遣い、周りを気にしている、絵に興味、前髪、男子ならもっとぐいぐい来そうだ、先生との会話が丁寧
で、私の個人的な見解としては、圧倒的に女子だと思います。
その理由(以下ジェンダーレスやらポリコレやら確実に炎上案件です。自覚してますはい。)としましては、その①「中一の男子でこういうナイーブな感覚を持っている生徒をまず見たことがない(女子より圧倒的にガキくさい子供っぽい)から。これは40年間教師をやっての肌感覚ですが、わかりますよね同輩諸兄?※ちなみに女子に聞いたら大賛同されました。
その②中学校の美術部、となると圧倒的に女子の割合が多いから。(これは本当に偏見です。ジェンダー的には非常にやばいのもわかってますが、これも肌感覚です。いかがでしょう同輩各位?)
で、レンは男子でも女子でもイケるジェンダーレスな名前で、あえて分からなくした、というのが正解だと思いますが、男子のイメージが強いのはきっとこの人の影響があるのではないか、と愚考した次第であります。
目黒蓮?知らんけど「男性有名人 れん」でググったら出てきた。
大杉漣 むしろこっちは知ってる。
女性有名人で「れん」はぱっと出てきませんでした。あと、女性の「れん」は、「蓮」よよりも「恋」とか「廉」が多そうな感じがします。個人の感想です。
ということで、また何か参考になりそうな情報はないかと藁にもすがる思いでググって、こんな駄文がヒットしてしまった御同輩・・・・・・ご愁傷様ですウヒヒヒヒ(こらこら!)