ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

♪やらかしちまった やらかしちまった♪ その③

さて、前回はその①で触れたダイソーの3商品のうちの、コーヒーセットに代替するやらかしを白状しましたが、今回はダイソーの調味料セットで立ったフラグを回収します。それがこちら。ドン!

 

外見はダイソーの330円のマルチケース?(とか言ったかな?)だいぶ前に買ったので忘れましたが、これに入る調味料入れをセリアで購入しました。大きい方は1個で、小さい方は2個セットでそれぞれ110円。見ての通りキレイに収まります。(これがシンデレラフィットってやつ?)中身は、塩胡椒、ほりにし、辛ほりにし、ガーリックパウダー、醤油、ごま油、サラダオイル、オリーブオイルが入っています。(一つ空のままです。何を入れたらいいかな?)ソロキャンプなら、これくらいの量があればだいたいイケそうな感じがします。ケチャップやマヨネーズは、弁当のおまけについてくるようなものを持って行けば良いし。これはだいぶサイズ的にも内容的にも、ミニマライズできたんじゃないかな?エッヘン!(←ギャフン、と並ぶ昭和の死語)

さて、このちょいとしたやらかし道具とともに、ある晴れた休日、タト食反&コーヒーライドとしゃれこもうと、荷台に荷物をあれこれ載せ、前回よりはかなり小さいドイターの20㍑のバックパックを背負い、発寒川の河川敷へとやってきました。そしてついに!ずっとスルーしてきたタープを張ることに成功?しました。(自転車の方も、以前やらかしたスタンドがしっかり役に立ってます。)

 

で、上の写真が荷台とバックパックに詰めた内容物の全てなんですが・・・おわかりいただけたであろうか?テヘペロではすまない「やらかし」を。そうです。これです。↓

                     (ずっと地べたスタイルは辛い、というフラグ回収)

さん、はい、♪やらかしちまった、やらかしちまった、悪い夢ならばさめてくれ、二つめのモ〇ベルの袋の前で泣いた~♪

いやね、前回お示しした通り、モンベルでコーヒードリッパーを買ったときに、つい見てしまったんですよ。えぇ、買うつもりなんて全然無かったんですよ。ホントに見るだけ、のつもりだったんですよ。「いずれは欲しいな」とは思いましたよ確かに!でももし買うんなら、グラウンドチェアか、それともそれよりもちょっと軽いチェアゼロか、どっちかな~?なんて、両手に持って大きさや重さを比べていただけなんですよ。そしたら店員さんが近づいてきて、「よかったら座ってみますか?」なんておっしゃるわけですよ。そう言われたら座ってみたいじゃないですか?で、お願いします、と言ったらわざわざ二つとも袋から出して組み立ててくれるわけですよ。せっかくのご厚意を無下にもできず、当然座ってみるじゃないですか。そうしたらどっちも座り心地すごくいいじゃないですか。だからいろいろ聞いてみたりするわけじゃないですか?・・・わざわざ二つとも袋から出して、組み立てておいてもらって、座ってみて、説明まで聞いた上で「また今度にします。」とは言いづらいじゃないですか?!そうなると、自然と「買うか買わないか?」という選択じゃなく、「グラウンドチェアを買うか?チェアゼロを買うか?」という選択になるじゃないですか?!こう見えて気が小さいんですよ私は!仕方がないじゃないですか!何か問題ありますか!!!qあwせdrftgyふじこlp;@:「~!

・・・というわけで、「少しでも軽い方」という見地からチェアゼロをつい出来心で買ってしまったんですよ。(月賦で)沼の住人の皆さん、これって不可抗力ですよね?皆さんならおわかりいただけますよね?ねっ!ねっ!(これってひょっとして「未必の故意」ってやつ?)

というわけで、やらかしチェアゼロに座り(※軽すぎてすぐ風にとばされてしまうことと、下が柔らかいと脚がすぐ埋まる、という欠点を発見してしまいました泣)タープを張ってコーヒーと昼飯としゃれこもうとしたのですが、リアルに「やらかしちまった!」ことに気づきました。歳だからでは済まされない忘れ物と不注意の数々!全て自己責任なのですが、老いとはこういうことなんだなぁ、と思い知らされたリアルやらかしとその顛末は、また次回書こうと思います。よろしければまた読んでやってください。どっとはらい

 

 

♪やらかしちまった やらかしちまった♪その②

ふと気づくと、国語の話題より趣味の話題の方が多くなってしまいましたテヘペロ。(←還暦のくせに何言ってんだ)ということでまたもや題名を変更させていただきます。決して最近国語の授業をやっていないわけではありません。

さて、やらかしちまったその② は何かというと・・・うーむ、まだしもかわいらしいのから白状紹介します。立てたフラグとしては「ダイソーのコーヒーミルセット」について思ったことです。つまり、「結局豆を碾いても、コーヒーは、別のチタンマグに落として飲んでしまうから、付属のコップ2つが無駄になってしまう」ことが「いずい」のです。いや、私も子供じゃないので、「だったらチタンマグを使わないでそっちの付属のコップをいろいろ活用しろよ」というツッコミが入るだろうというのは重々承知です。でもね、それをすると今度は、せっかく買ったチタンマグが無駄になるじゃないですか。そっちの方が勿体ないじゃないですか!ドヤッ!(←これも沼の住人にありがちな言い訳というか正当化ですよね。ねっ?)ということで、ミルだけ買っちゃいました。キャンドゥで550円!

これでだいぶコンパクトに・・・と思ったけど、あれ?おかしいな?そこまで大きさ変わらなくないか?逆に言えば、ダイソーのセットって実はすごく優秀なんじゃないのか?(ちょっとフォロー入れてみました。どこにも何の影響もないと思うけど)だって豆を碾いても、どうやって落とすんだよ?まさかたまにYoutubeで見る「直接お湯に粉をぶち込む方式」でいくのか?(←フラグ)いやちゃんとフィルターを使いたい。そうでなければダイソーのセットの方が優秀だ。あのバネみたいなフィルターを受けるものはダイソーにあったはず。でもどうせならもっとコンパクトにならんかな?あれ?そういえば別の動画で、モンベルに箸で固定するフィルターみたいのを使ってる人がいたなぁ・・・ちょっと発寒イ○ンに行って見てみるか。いや、あくまでも見るだけだぞ、分かってるな?イイ歳した老人なんだから、押すなよ、いいか、絶対押すなよ!・・・さん、はい♪やらかしちまった やらかしちまった どうしてこんな事になったのか モン○ルの袋の前で泣いた〜♪(©️ドブロック) 

・・・ということで、やらかしちまったその②は、キャンドゥのコーヒーミルと、モンベルのコーヒードリッパーです。ま、まぁ、合わせても3000円にも満たないし。お小遣いの範疇だし。それにこれって、洗えば何度でも使えるから今はやりのSDGsってやつだし、むしろこちらを使うべきだよね?ねっ?(誰に聞いてる?)

あ、そういえばさらに可愛いやらかしもあったっけテヘペロ。もっと可愛いやつなんだから大丈夫だよね?ねっ?(だから誰に)残りのやらかしはまた後日白状掲載させていただきます。よろしければまた読んでやってください。

♪やらかしちまった やらかしちまった♪ その①

初のチャリソロキャンプから帰ってきて、必要な物いらなかった物、そして何より「欲しくなった物」が頭の中をグルングルン回ってます。そしてですね。はい、いろいろとやらかしてしまいました。その幾つかの「やらかしちまった」を振り返ります。

まず「やらかしちまったその①」です。ソロチャリキャンプをしてみて、もっとも不便を感じたのは、バックパックの重さでした。ですからできるだけ軽量化したくて、「断捨離」を考えたのですが、その次に不便を感じたのが「スタンドがない」ということでした。極端なリアヘビーになってしまった私のチャリは、ちょっと気を緩めるとすぐにバランスを崩してしまいます。とくに店舗に入ろうとする時に、どこか立てかけるところを探すのもなかなか大変で、心底「スタンドがほしい」と思ったのです。ところが、これだけの重さを支えるとなると、ヤワな片側だけのスタンドだけだと耐えきれないと思うんですよね。そこで参考に自転車関係のYouTubeなどを見てみると、いくつかのサイトで「ダブルレッグスタンド」というのが紹介されていました。うん、これならバランス良く直立させられそうだ。倒れる心配もあまりしなくてよさそうだし。幾らするのかしらないけど、ググるだけ見てみよう。(いいか、ググるだけだぞ、ググるだけだぞ、わかってんな!見るだけだぞ・・・)ということで、見てみますと、あった。某YouTubeで紹介されていたやつだ。

うーん、良さげだ。でもなぁ、YouTubeの人も「フレームの形状や空きスペースによっては付けられない」と言ってたしなぁ?まぁサイズ的に無理なら、そもそも買っても仕方が無いわけだし。ちょっと自転車のフレームを見てみるか。(見てみるだけだぞ、わかってんな、いい大人ジジイなんだから。そもそも絶対付かない形状だったら、考えるまでもないんだからな。)

で、見てみますと・・・ビミョー!絶対に付くとは断言できないが、絶対に付けられないとも言い切れない。フロントディレーラーのワイヤーと干渉しそうな気もするけど、大丈夫な気もするし・・・どうする?(※今振り返れば、この「どうする?」と考えた段階で、もう「負け確定」なわけですが。)

←このワイヤーの隣のスペースなんですけどね。はたしてボルトが通るのだろうか?(それにしても汚ねぇな。洗えよ。)

価格は?と見ると・・・2901円。うーむ、買える(お小遣いで)。でも付かなかったらどうする?メ〇カリで売る?売れるか?2500円くらいなら売れるんじゃないか?だったら授業料としてもそれほどひどいことにはならんし・・・ええい、ポチッとな!・・・さん、はい!♪やらかしちまった やらかしちまった 俺に生きる価値などありゃしねぇ ア〇ゾンの箱の前で声あげて泣いた~♪(Song byど〇ろっく)

ということで、「くそったれのやらかし人生~♪」でも、これ結果的に、ちゃんと付いてくれれば、全然セーフですよね?ねっ?!(※あー、これ完全に「沼にハマった人の言い訳あるある」ですな。)さて、ぱっと見は何となく「行けそうな気がする~♪」のですが、どうなんだろう?ファイナルアンサー?!(・・・非常にスケールの小さな、みみっちいギャンブルなんですが、こんなんでも結構ヒリヒリしますね。)で、ある日帰宅してみると、「例の笑顔の箱」が玄関前に置いてありまして・・・

 

ポチったから当たり前ですけど、これが届いておりました。恐る恐るあてがってみると、ワイヤーにかすかに干渉しているけど、ボルトは通る!勝った!俺は勝ったんだ!

・・・と喜び勇んだのもつかの間、大問題発生!そういえばYouTubeでもそんなこと言ってたかもしれない。(ほぼ居ないと思いますが、もしこのスタンドの購入を考えている方がいらしたら注意してください!) 

私の持っている6ミリの工具ではボルトが回せない!もっと大きなサイズの六角レンチでないと締められないんですよ!これは困った。ちょうど部活があったので、学校に行く前に頼みの綱のジョイフルAKに寄って、レンチを見てみたのですが、なんと2000円近くする!これはちょっと買えないな。ということで学校に着いてから技術の先生に聞いてみたけど、あるのはやっぱり6ミリが最大。それ以上大きなサイズのレンチはないとのこと。うーむぬか喜びもいいところ。さてどうする?厚かましいけど例の自転車屋さんに相談してみるか?ということで学校帰りに以前お話しした例の自転車屋さんに寄って、厚かましくもレンチを借りられないかを聞いてみました。(貼るの2回目ですけど、決してステマではありません。)

whiteline-bicycle.com

そうしますと、「工具の貸し出しはしていないんですよ」と女性スタッフの方に丁寧に断られて(この方も物腰の柔らかい素敵な方です。)よくよく考えたら下手に商売道具を貸したら、大事な工具がダメになったりすることも十分あり得るから、こっちが無理筋だと納得しまして、とりあえず忙しそうなマスター?に、何ミリのボルトなのかを聞きましたところ、一目見て「8ミリですね。」と教えてくれました。お礼を言って店を出て、自転車にまたがったところに、忙しいのにマスターが出てきて、これを私の自転車に付けるのはやめたほうがいい、とアドバイスをくれました。(このとき私は、スタンド自体は持っていっておらず、ボルトと金具だけを見せただけで、スタンドを付けるなんて一言も言っていないのですが、金具だけをみて私が「スタンドを付けようとしている」ことに気づいていたのです!まぁプロフェッショナルとはこういうものなんでしょうね。というか8ミリなんてボルトを使う場面は他にはほとんどないだけかもしれませんが。)お客さんもいて忙しいのに、アルミのフレームにどういうダメージがあり、どういう結果になるかという可能性を、細かく教えてくれたマスターには感謝です。(何も買っていない上に、忙しいところを邪魔するリアルに迷惑な客なのに、ですよ?)お礼を言って帰宅しましたが、うーむ。そうはいっても無駄になるのも嫌だし。とりあえずちょっとプライヤーで回して、付けるだけ付けてみるか?(せっかく忠告してもらったのに、言うこと聞かない困ったジジイだね、ヒソヒソ)で、こうなりました。

 

・・・アルミが変形するほど締め込まなければ、あるいは極端に重い荷物を積まなければ使えるんじゃね?と、自分に言い訳をし、しばらく使ってみることにしました。(白状しますが、「もし壊れたら仕方が無いから新しいのを買わせてもらおう」という、さもしい根性があったことは認めます。でも、「沼の住人」の皆さんにも、そういう気持ちってありますよね?ねっ!)ということで、スタンドをつけてみました。

追伸 それでもプライヤーでは十分に締めることができていない感触だったので、今度はホーマックに行ってみたら、安い六角レンチを発見!300円くらい!

喜び勇んで購入し、ドヤ顔で増し締めしようと思ったら・・・何と言うことでしょう!

フレームと干渉して回すことができない!結局他には使い道のなさそうな、でっかい六角レンチが一本増えただけという・・・ながくなってしまいました。おあとがよろしいようで。

 

 

 

 

前回の反省(からのやらかし人生)

前回のソロチャリキャンプで、荷物を詰めていてつくづく感じたのが、「余計な荷物が多かった」ことです。よく見るキャンプの動画の中で、UL系のキャンパーさんの荷物を見ると、私のバックパック一つよりも小さなバッグ一つで、平然とキャンプをしている方がたくさんいますが、あらためてあの方々の道具選択は驚異的ですね。もちろんこちとらはお小遣いキャンパーで、「軽くて小さい=高価なグッズ」にはそうそう手が出ません。自然100均(とセカスト)とお友達になるわけです。まぁ自家用車でキャンプに行っても良いのですが、昨今のガソリン代高騰を考えると、無駄に走りたくないんですよ。(だから職場へも、晴れの日は基本自転車で通っています。)例え古くても、もうすでにある道具は、できるだけ買い換えないようにしたい、というかそんなことしたらカミサンにしばかれる余裕はない。ならば、選択肢としてはすでにあるものを断捨離するしかない。ということで、全く計画は立っていませんが、もし次回があればそれに備えて荷物の軽減化を図っていこうと考えました。例えば。

次回持って行かないつもりのもの

 ①モンベルのクッカー(結局コーヒー用のお湯を沸かすのに使っただけでした。まぁ食事のメニューにもよりますがメーガスメスティン三姉妹で十分こと足りるかも。このモンベルのクッカーは、近々企んでいるコーヒーライド用では使うつもりですが。)

②着替え(夜寒いかと安くて暖かいオタフクの長袖シャツとタイツ、さらに薄手のフリースを持って行きましたが、不要でした。一泊ならそのまま寝てもなんてことはなかった。次回は今回よりも気温が上がるだろうし。)

③ラジオ(結局スマホYouTubeを聞いていて、ラジオは聞きませんでした。)

次回どうするか悩んでいるもの

 ①調理用ナイフ(30年物のバックフォールディングハンター110 )これがやっぱりかなり重たいんですよ。切れ味や衛生面にこだわらなければ、バトニングで使ったモーラナイフで兼用できるような気がするし。でも使わないともったいないような気もするし・・・この「もったいない」が、断捨離の最大の敵なんだよなぁ。でもフェ〇カとか軽そうだしカッコいいし欲しいなあ・・・ダメだダメだ!わかってるんだボク、子供じゃないんだから。ググっちゃダメだググっちゃダメだググっちゃダメだ!

②タープ&ポール 前回も今回も、持っては行ったけど結局使わずに終わったんですよね。これがあるのと無いのでは、重量で多分1キロ以上は違うと思うけど、このまま使わないで終わるのも業腹だし。天気にもよるけど、うーん迷う。

ダイソーのコーヒーミルセット。別に対して重くもないんだけど、結局コーヒーは付属のカップには落とさなかったし、カップ2つも必要ないし。でもせっかくなら豆で持って行って、挽き立てのを飲みたいし。(←フラグ)うーん迷う。

ダイソーの座るウレタンマット?地べたに直接座るなら必要だけど、今回長時間座っているとかなり足が萎えることがわかり、これ1枚ではちょっとキツイかも。さてどうしようか。軽くてコンパクトな椅子があればいいのだが?(←フラグ)うーん迷う。

ダイソーの調味料セット。今回はサラダオイル、ごま油、醤油、塩胡椒、バカ○ぶし、ほりにしの6点セットで持って行ったけれど、正直ケースはかさばるし、量もあまり使わなかったから、もっと小さな容器でもよさそうだったし(←フラグ)工夫したら何かうまい手がありそうな気が。うーん迷う。(あれ?ダイソー3連発になってしまった。誤解しないでほしいんですが、物は全然良いんですよ。こっちの使い方の問題で 汗)

しかしいくら100均とはいえ、合計で、えーと1760円分だから、テヘペロでは済まないなこりゃ。もう少し購入には慎重にならないと。どうしても100均だと「ま、いっか」って気になってしまうけど、塵も積もればなんとやら、ですね。

  

とまぁ、帰ってきてから暇な時間にこんなことを考えていたのですが・・・はい、やらかしちまいました。キャンプ好きな方なら誰しも経験がおありの(・・・ありますよね?)「見に来ただけ」のつもりが「ハッ!」と気づくとなぜか道具の入った紙袋を手にしている(あるいは例の「笑顔のダンボール箱」が玄関にある)という、「後悔と満足のせめぎ合い」の時間が。その「くそったれのやらかし人生©どぶ〇っく」については、また次回ご紹介させていただきます。(あー、早く使いてぇ~!)

 

 

約20年ぶりのソロキャンプの顛末と断捨離への道③

夜中、風にテントがあおられて、壁面が何度となく頭をこすって目が覚めたりしたのですが、それよりも致命的だったのが微妙な傾斜でした。傾斜に対して高い方を頭、低い方を足側にして寝ればなんてことなかったのですが、斜面に対して平行?に寝ていたので、寝返りを打つたびにマットからずり落ちてしまい、マットのない堅いところにずれて寝心地の悪さで目が覚めるという、初歩的なミスのせいで眠りが浅く、ぐっすり熟睡ができないまま3時半ころに目が覚めてしまいました。(ただあまり深く眠れずに、早朝3時過ぎとかに起きてしまうのは家のベッドで寝ていても同じなんですけどね。睡眠障害かもしれません?)春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは少しあかりて、くらいの時間帯に目を覚ましても、することもなくシュラフの中でYouTubeを聴きながらモゾモゾと時間を過ごし、トイレに行きまたシュラフに入り・・・を繰り返し、まぁ起きて静かに作業を始めてもよかろう、という6時になってからテントの外に出て、置きっぱなしだった鉄板やらなんやかやをコソコソと洗い、たっぷり残っていた薪に火をつけて何となく焚き火をいじっていると、いつの間にか小一時間経っており、朝ご飯の準備に取り掛かります。

 朝飯は全て家からルパンしてきた(以前にも書きましたがYoutuber「少年カムイ」さんの決めぜりふ?をパクリインスパイヤしてます。)タマネギ1個、ちょっと目の出てるアブナイジャガイモ1個、ベーコンの小さなブロック1個を使って、ベーコンエッグで炊きたてのご飯をいただこう、という計画です。焚き火で焼いてもよかったのですが、昨夜使った鉄板の裏がすすで真っ黒になっていて、先ほど洗ってしまったので、もうすすだらけにしたくないし、今回はバーナーで作ることにしました。ベーコンを小さめに切り、鉄板で焼き、そこにタマゴを2個落として焼きますと、まぁこんな感じの↓朝飯っぽくなりました。(タマゴ1個つぶれてしまったのが残念)

それにしても、以前にも書いたけど「映える」というか単純に「ウマそうだ」と思える写真というのは、かなり難しいものですね。構図や照り、色味なんかを工夫する必要をひしひしと感じます。写真ですらこれだから、YouTuberの人たちは本当にスゲェなと、単純に思いますね。

醤油をざっとかけ回してから、オンザライスでワシワシといただいていくと、そこには紛れもなく「人生の楽しみ」がありました。都合3回、昼夜朝と1合ずつご飯を炊きましたが、どれも失敗なしで炊けましたから、飯炊きはもう大体大丈夫かな?(というか、若い頃読んでいた「野宿ライダー」シリーズの筆者である寺崎勉さん流の「心配だったら覗けばいい」作戦で失敗するわけがないんですけどね。)何にしても、昼がご飯と餃子、夜がご飯と焼き鳥、朝がご飯とベーコンエッグ。こりゃぁどう考えても体に悪い。野菜がほとんどないし!(アスパラは固くて食べられなかったしねぇ。)

ということで、まずはタマネギをごま油で炒め,醤油をさっとかけて食べ、さらに持ってきたジャガイモの芽をほじくり出し、皮をむき(この作業って楽しいですね。)※たまにやるから楽しいんだ!という世のマダムからの𠮟責が聞こえる気がする・・・薄く切ってごま油で炒め、「ほりにし」をかけてたいらげる。これで野菜も食べたから大丈夫?タマネギもジャガイモも丸いからゼロカロリー? 

   

なんやかやで小一時間、食事を楽しみ最後はスープを飲んで、久々にまったりと朝ご飯を食べた気がします。普段は職場に行くため食事を楽しむでもなく、カミサンが用意してくれたものを大急ぎでかきこんで、歯を磨いてそのまま出勤、という慌ただしい朝食でしたから、こんな感じに全て自分のペースで考えて作り、美味くても不味くても自己責任で、失敗もまたよし、というのんびりした朝飯は・・・これはクセになりますね。

ちょいとゴロゴロしてから「撤~収!撤~収!さっさと撤収!しばくぞ!」とばかりに(これ使うの2回目ですが、あのおばさんって今どうしてるんだろうな?)荷物を片付けにかかります。

今回のキャンプ場は、地面が干からびて固くなっていたのが残念ですが、いずれ整備されるとのことだし、雨が降って草が生えてくれば、なかなか過ごしやすくなりそうな気がします。いずれ野菜とかも取れたてのものが買えそうだし。今回の一泊キャンプで使ったのは、利用料1500円、飲食費2062円、薪代1000円のざっと4500円ナリ。これで一日楽しめたのなら、まぁお小遣いキャンパーとしては合格かな?このキャンプ場は、またいずれ整備が入って地面が柔らかくなった頃、往復にあまり時間の取れないような時に来るのにはいいかもしれない。ということでいろいろとやらかしたけど、20年ぶりのソロキャンプは満足できました。で、今回のしくじりを振り返ってみようと思いますが、その反省と断捨離への道(と実はやらかしちまったこと)については次回書かせていただきます。お時間があればまた読んでやってください。それではまた。

 

 

約20年ぶりのソロキャンプの顛末と断捨離への道②

さて、受付で買ってえんやこら持ってきた1000円の薪ですが・・・

 

これはヤバイ。こちらの武器はモーラナイフが一本あるだけ。鉈なり斧なりがあればまだしも、この大きさの薪にナイフ一本ではとうてい歯が立たない。(前回といい「歯が立たない」ばっかり)頑張ってバトニングしてみても、角のところをちょっと割るくらいはできても、角ばかり落としていると必然的に多角形→丸に近くなっていってしまうので、ある一定のところからは角を落とすのが難しくなってくるし、さぁ困ったぞ?と!その時に閃いたのが職業柄の知識でした。何かというと3年生の教科書、井上ひさし作「握手」という教材の登場人物「ルロイ修道士」の次の言葉。「うまくいかないときは、この言葉を思い出してください。『困難は分割せよ。』あせってはなりません。問題を細かく割って、一つ一つ地道に片づけていくのです。ルロイのこの言葉を忘れないでください。」

そうか、長すぎるなら切って割ればいいのか!ということで、ある程度角を落として多角形になった薪を、分割してからバトニングすることにしました。

 

という曲折を経て、ウッドストーブで煮炊き&焚き火をするには十分な薪、というか木っ端を作ることが出来ました。(でも結局大きなままの薪は残るし、木っ端も結構長時間焚き火をしたけど半分くらい残ってしまいました。無駄無駄無駄ぁ~!)ただかなり長い時間バトニングし続けたせいか、右の肘が痛くなってしまい閉口しています。テニスエルボーは聞いたことあるけど、バトニングエルボーってあるのか知らん?

 

さて、薪もできたことだし、焚き火&焼き鳥といきますか。そもそもキャンプにカムバックしようと思ったきっかけである「ヒロシ」さんのように、火打ち石から育てるようなスキルも根気も持ち合わせていないので、いきなりガスライターでつけちゃいます。薪のうちいくつかは白樺だったので、皮を剥いで火をつけたら、まぁ瞬殺でボウボウ燃え上がること、下手したら並行して米を炊いているアルストよりも立ち上がりが早いかも知れん。で、次々に割った薪、というか木っ端を放り込むと、こんな小さなウッドストーブから「かくも」と思うほどの豪炎が立ち上り、なんとも面白いこと楽しいこと。 

結局大人って、焚き火と称して子供の時に厳しく禁じられていた「火あそび」がしたいんですよね。大人がやってこんなに楽しいんだもの、子供がやりたがるのは無理もないわなぁ。

炊けた米を蒸らしている間に、ちょいとトイレにいきます。(焚き火して目を離すのは危険かも知れませんが、風も弱まってきたので大丈夫かと)トイレはこんな感じで↑普通にきれいな所でした。で、トイレから帰る時に目についたのがこの夕日。↓

・・・いいですねぇ。小さな子供も集まってきて写真を撮ってました。うん、こんな綺麗な夕陽が見られただけでも、来たかいがありましたな。

さて、サイトに戻りまして、いい具合に火が起きたところで鉄板を乗せ、油を敷いたところへ(あれ?油って引く?敷く?どっちが正しいんだろ?)買ってきた鳥串を乗せて焼いていきます。B6サイズの鉄板なので、一度に乗るのは4、5本くらい。肉は意外と厚みがあったので、焼き上がりには思ったより時間がかかりました。まずは塩胡椒をかけて食う。うん・・・早かった。まぁうまいんだけど焼きが不十分で中まで熱が通りきっていない。ちょいと生っぽい。でもまぁ腹も減っていたので、細かいことはスルーしてご飯とともにワシワシとかきこんでいく。しみじみ美味い。ただ焼いて塩胡椒かけただけなんだけど、うまいんだから、こういうのでいいんだよ、こういうので。

つくづくタト食反はいい。カミさんをディスるわけじゃないけど、俺はこんなのでいいんだよ。それに、例えノンアルのビールでも、グィッとあおれば「プハーッ!」って気分になれてイイ!滅茶苦茶弱いけど、全く飲めないわけではないから、次回は本物のビールを1本だけ飲ってみようか知らん? 

(ちなみにライトはこれでした↓)

 

ところで途中で味変として、貰い物の「ほりにし」をかけてみたのですが、うーん、これはまたこれでウマいのだが、スパイス自体がうますぎて全てが「ほりにし」味になってしまうのがちょっとイマイチかも。ただし「バカま○し」テメーはダメだ。

 ←ググるまでこれジョジョのセリフだと思ってました

チキンカレーっぽくなると思ったけど、スパイスの一部の、薬っぽい味ばかりが気になってしまって、焼き鳥には合わないと思いました。(※あくまで個人の感想ですが)結局、それこそ個人の感想では、焼き鳥には塩胡椒が一番合うということをつくづく感じされられましたな。ある意味新鮮な発見かも。こういうお試しというか実験は、キャンプとかじゃないとなかなか出来ないですね。(家で実験したら怒られそうだし)それともう一つ発見。ダイソーの110円のクッション?マット?に座って、地べたスタイルでずっとやっていたのですが、長く座ると何だか足に力が入らなくなって、立ち上がるときに倒れそうになるんですね。うーん・・・ワークマンの組み立て式チェアを、重たいから持ってこなかったけど、やっぱりイスはあったほうがいいなぁ。でもワークマンのは結構かさばるし、かなりの重量あるし・・・どうしたらいいだろう?(←後日談・・・はいそうです、沼のフラグが立ちました。)それはそれとして。

なんやかや焼き鳥を20本、米を1合も食べるとすっかり満腹になってしまい、食べようと思っていた味噌ホルモンはあきらめて、あとはまったり焚き火をして・・・と思ったのですが、これまた発見の一つ。あまりに薪を細かく割りすぎたせいで、一本一本が燃え尽きるのが早い。薪をくべつづける感じになってしまい、夢幻列車の機関士にでもなったかのよう。発見その②として、小さなウッドストーブでも、ある程度太い薪を残しておくべきである。φ(..)メモメモ(←さすが還暦、顔文字が古い)

長くなってしまいました。この後は寝て起きて朝ご飯を食べて帰るだけですが、その顛末と今回の反省はまた次回にさせていただきます。よろしければ次回も読んでやってください。どっとはらい

 

約20年ぶりのソロキャンプの顛末と断捨離への道①

ある天気の良い週末。朝イチの部活指導を終えて(←これが余計なんだよナァ実際)荷物を満載の自転車にまたがり、札幌市内のキャンプ場に直行しました。

 

札幌のほぼ最北部、拓北の農園の一部をキャンプ場として(確か)昨年オープンした「para-to sunset river」さんです。初めて来るのですが、さてどんなところやら?

toreta-fujii.com

それにしても改めて見ると、たった一泊なのにやたらに荷物が多い!

これはもう下手したら日本一周レベルの荷物。特にバックパックがパンパンになっているのが気になる。職場からそれほど遠くはなかったとはいえ、これを背負って遠出はちょっとキツイ。というかそもそも大げさすぎてカッコ悪い。しかも漕いでみてわかったけど、極端なリアヘビーでえらく運転しづらい。いずれ行こうと思っている次のソロチャリキャンプでは、もう少し遠くまで行ってみたいので、軽量化は必須ですね。まぁもともと、バイクに乗っていた時から過剰に荷物を積み込むタイプではありました。(下の写真はかつて日常で乗っていたバイクです。これまた超ヘビー級。)

1グループ1500円ナリの利用料を納め(ソロキャンプだとコスパが悪いけど、ファミリーだとまぁお安いですね。)場内へ。舗装されていない砂利道を通り、乾ききってひび割れたテント場へと向かいます。私の自転車は、最近流行と聞くグラベルロードではなく、シクロクロスですが、まぁ何とか走れまして、昼過ぎの段階ですでに何組か来ていたテントの間の、できるだけ平らっぽいところを選びまずグランドシートを敷きますが、何せ風が強いので風上2箇所に、えらく久しぶりのテントのペグをうちまして。

 ここをキャンプ地とする(言ってみたかっただけ)

そのまま(誰も見たことのないような不思議な形の)ペグに引っかけるようにインナーテント→フライシートとかぶせ、5分ほどで設営完了。

 

うーん、やはり張るのは凄く簡単でいいテントなんだけど、どうもこの色が周りからは浮いている気がしてならない。こうやって人は「沼」にハマっていくのだなぁ。だが、

 (人呼んで「やせ我慢」あるいは「負け惜しみ」)

とりあえず荷物をテント内に放り込み、これまた20年物のマットとシュラフを広げ

(一応、インフレーターマットはサーマレスト、シュラフはカリマーの物なんですが、すでにビンテージ物の雰囲気が。ちなみにモンベルのチタンマグカップには、エアピローが詰め込んであります。これも一つのスタッキング?)一息ついてからバックパックを背負って近くの(と言っても、向かい風の中自転車で10分くらいかかりましたかね。)スーパーに食料を買い出しに行きました。買った物・・・ノンアルコールビール(オールフリー)、同じくノンアルコールのリンゴサワー、餃子、南光園の味噌ホルモン、やきとり20本パック。なんやかやで計2062円。(このうち、南光園の味噌ホルモンは食するまでに至らず、あえなく家の冷蔵庫に眠ることに。無駄無駄無駄ぁその1)這々の体でテントまで帰り着き、受付まで歩いて戻り、薪を一束購入。(1000円ですが約10kg!今回小さなウッドストーブしか持って行ってなかったので、かなりの薪を焚き残してしまい、でも持って帰るわけにいかず、どなたかに使ってもらうべく置いてくることに・・・無駄無駄無駄ぁその2)ついでに受付の入り口で売っていたアスパラの切れ端詰め放題100円も購入し(「固いから皮をむいて食べてください」と言われましたが、まぁなんとかなるだろうと多寡をくくって(はい、フラグが立ちました。)なんやかやでもう13時半。かなり遅めの昼食を作ることにしました。

 

風が強かったので、アルストをテント内に持ち込み炊飯をしつつ、受付で買ったアスパラのを数本、よくわからんなりに言われた通り皮をうっすらと剥いて、餃子とともに鉄板で焼いてみました。炊飯はかなり慣れてきたのでうまく炊けるようになり、餃子も焼くだけなので問題なし。ワシワシとかきこんでいったのですが、アスパラが硬くて硬くて文字通り歯が立たない!今にして思えば皮の剥き方が甘かったのですが、なにせこういうことに慣れていないので、多分茹でれば柔らかくなるだろうと考え、空いたメスティンで茹でてみました。


そこそこ長い時間茹でてて、鮮やかな緑色に変わった辺りで、もうよかろうと取り出してかじってみた・・・のですが、どれもこれも全然ダメ。パンダが笹食べている気分。残念ながら諦めてアスパラは全廃棄することに(無駄無駄無駄ぁ〜その3)本日のメニューが肉ばかりなので、少しは野菜を取ったほうが良かろうと、要らぬ知恵を出したのが良くなかった。というかちゃんとしたアスパラも売っていたのだから、ケチらずに買えば良かったのにね。とはいえ、米はウマく炊けたし、餃子も普通に焼けたので、とりあえず昼食としては満足。

 

気持ち的にも落ち着き、ここでコーヒーを一杯、としゃれ込んだ後、暫くスマホYouTubeなど聴きながら(「辛坊治郎のそこまで言うか」が面白くてよく聴いてます。アシスタントの増山アナの声が大変色っぽい好みの声のうえに、暴走しがちの辛坊さんを上手くあしらうやりとりがもう絶妙。)

テント内でゴロゴロして時間を過ごし、さてそろそろ夜に焚き火をするために、薪でも割ろうか、とテントの外に出ました。(ここまでほとんどテント内に引きこもり)で、薪を割り始めたのですが、それがたたったのか、今現在あまり経験のない肘の痛みにみまわれています。その顛末については②の方で語らせていただきます。どっとはらい

 

 



ポンコツタト食反と孤独のホニャララ(後編)

(しかし2ちゃんとかで使われてたこのタト食反とかタヒねとか、漢字を合わせて大文字にするという、「むべ山風を嵐といふらむ」式の言葉遊びって、いざ考えようとすると意外と見つかりませんね。「吾輩は猫である」の中の甘木先生って「某」の分解だと、何かで読んだ気がする。)

さて、それはそれとして、周りが家族連れやら学生サークルやら輩?やらがキャッキャウフフしている中で、場違い感疎外感をひしひしと感じながら、バックパックから色々と道具を引っ張り出して並べてみます。

 

(メスティンがトトロみたいに大中小あるのはご愛敬。全て100均)まずはコーヒーを一杯、ということでダイソーの1100円のミル&カップのセットに、途中で買った豆(マンデリン)を入れ、ガリガリ碾いて(※こんな字があるの知りませんでした。てっきり「挽く」だと思ってましたわ。)小メスティンで湯を沸かし、慎重にそそいでほっと一息。

 

スーパーの豆だからそれほどいいものではないと思うし(失礼)多分に雰囲気補正がかかってるのでしょうが、(妙に、うまい)のである。これはくせになるなぁ。

 

中メスティンで米を浸水させつつ、野菜炒めの野菜を切ろうと思ったら、カッティングボードがない!そして炒めるための鉄板やフライパン的なものも忘れてきた!・・・仕方ない。大メスティンの蓋をまな板にして、本体をフライパン代わりにして、ハム野菜炒めを作ることに。えらく久しぶりに引っ張り出した、30年物の「バックフォールディングハンター110」(釘が削れるとの触れ込みの)でハムや野菜を切ってみたところ・・・まぁロートルの割に切れることきれること。触れ込み通りに、「蓋ががっつり傷つきました」(泣)で、切れるのはいいんですが、やっぱり圧倒的に「重い」んですよね。有名なナイフの割には、あまり使っている人の動画や画像を見ないのも納得です。たしかにオピネルとか軽そうだもの。(でもここで「軽いナイフが欲しい」と思ってしまうのが、「沼への入り口」とわかっているのですよ。我慢我慢自重自重・・・)

  

計画では、アルスト一個だけ持ってきて、「米を浸水させておく」→「野菜切りと併行して米炊き」→「米蒸らしと併行して野菜炒め」→「炒め終わったころ蒸らし終わり」→(゚д゚)ウマー・・・という完璧な流れだったのですが、風が強くて意外と米が炊かさる(この○○さる、という北海道方言も、「いずい」と並んで説明しづらい言葉ですね。)のに時間がかかり、さらに炊きあがったらアルコールがなくなっていて、野菜炒めに移行するもなかなかジュージュー言わず、あっという間に継ぎ足したアルコールもなくなり、なんやかやですっかり炊いた米が冷めてしまう、という悲惨な状況に。(米を蒸らすためのタオルとかバッグとかも持ってきていなかったのも大失敗。)そこはダイソーの調味料入れをフルに活用し、(左からごま油、サラダオイル、醤油、乾燥ニンニク、塩こしょう、ほりにし、というラインナップ)かなり濃い味の野菜炒めに仕上げ、冷えた米にぶっかけて「ワシワシといただくのは人生の楽しみである(てなことを椎名誠が書いていたような)」ということで、何とか空腹は満たされました。しかしながら、食べてて感じた場違いな感じはなかなかキビシイものがあり、改めてソロでご飯だけ食べに来るところではないなという結論に達しました。孤独のタト食反は、独りだけでする分には逆に孤独ではない、大勢の中でするソロ飯こそ孤独である、というパラドックスを、今更ながら思い知らされました。(なんかブーマーさんの動画にも、そんなのがあったような。)次回は少なくとも、キャンプ場か橋の下か(調べてみると結構橋の下は火気を使っていい場所があるんですね。)ひっそりとタト食反、もしくはもう思い切って泊まりがけでキャンプに行ってしまおうと思います。

それにしても、いわゆる「映える」写真というのは難しいものですねぇ。いや、別に芸術的な写真を撮ろうとは思わないのですが、どうせ飯の写真なら、飯テロと言われるくらい「美味そう」に撮りたいじゃないですか。いろいろと工夫してみるとしましょう。それではまた。再見。(←※私は基本考え方は右傾してまして、現在の中国は大っ嫌いです。吉川英治三国志水滸伝は大好きでしたが。)

 

 

ポンコツタト食反と部活のボヤキと孤独のホニャララ(前編)

さて、GWも終わりましたが、特にどこに行くわけでもなく、そのうち3日間は部活の大会と練習で潰れまして、杜甫じゃないけど「今春看す又過ぐ」もいいとこ。

思い返せば三十数年間、部活の顧問を外れたことは1、2回しかなく、しかもその1、2回もサブという扱いで、全くフリーになれたことはなく、基本三十数年間毎回GWのうち半分くらいは部活で潰れてきました。よく世間では「先生って夏休みや冬休みとかあって、暇でいいですね。」とか言われますが、年がら年中、土日祝祭日が、丸々フリーにはならない、というのと相殺して余りあると思うんですよね。もちろん中には一切部活の顧問にならない、とケツをまくれる先生もいるわけですが、「うちの学校では全ての先生にスポンサーになってもらってます。複数態勢になってもらうので労力は軽減できてます。ドヤッ」という管理職やら、渋々やっている同僚やらの「同調圧力」というものをブッちぎるのはなかなか困難だと思いますよ。(そもそも管理職だって、若い頃にはなんらかの部活顧問をしていたはずで、複数態勢だからって2回に1回行けばいいとはならないことは、重々承知のはずなのに、「知らぬ存ぜぬ」と綺麗事で済ませる気満々なんですよね。)

そもそも3時間部活をやって2700円(土日休日なのに時給が900円)、大会で丸1日潰れても8時間分出るわけでもないし、平日の放課後は2時間以上部活の指導をしても全く無給。もしも放課後に教師としてのマストの仕事を優先したとして、部活についていない時に怪我などされたら絶対に責任問題になったりしますしね。年度初めに2万円とか指導者費はもらえますが1年間それでおしまい。昨今は「部活は土日のどちらか1日だけ」になりましたので、せいぜい月4~6回くらい=月の手当が多くても1万5千円くらい。(中体連の時はもう少し多い)私は基本これを小遣いとして生活していますが(お小遣いキャンパー 泣)月々1万ちょっともらって土日祝日のどちらかが必ずといっていいほど潰れるというのと、人生全体における時間の価値と比較した時に、決してお得な話ではないと思います。土曜の朝一に部活が入れば、まだしも土の午後~日にかけて自由になりますが、それ以外だと泊まりがけでどうするこうするという計画はかなり難しくなってしまいます。

ただし、かなりの割合で「部活動命」の先生もいますし、その方々については損得勘定は全く無意味で、持ち出しもひどいことになってると思います。もう何というかボランティアとか滅私奉公に近いのも確かですよ。社畜もいいとこ。聞くところによりますと、何やら文科省の方では「土日の部活を地域にゆだねる」ようなことを画策しているらしいですが、実際に教員が欲しいのはむしろ「平日の放課後の部活動指導者」だと思います。やったこともない部活の指導を無理矢理押しつけられ、ストレスを抱えて体調を崩したり家庭不和になったり、休職したり果ては退職したりする先生方の割合を調査してみてもらいたいですね。きっとドえらいことになると思います。

と、まぁGWのぼやきはこれくらいにし、ある休日遠出するわけでもないけど何もしないのも業腹なので、また昼飯をタト食反してみようと思いまして、家の冷蔵庫から米一合とタマネギとピーマンをルパンし(これも「少年カムイ」さんのパクリ)アルストその他できるだけ選りすぐって外飯の道具を背負い(まぁいろいろ忘れてしまったんですがね)自転車に乗って朝一の部活に行きました。私の学校は部活動は3部制になっていて、朝一だと大体11時過ぎに終わります。生徒を帰し何やかやで12時ころ、リュックを背負い、自転車に乗って学校を出たのですが、外に出てはたと行き先に困りました。最初は石狩の砂浜に行こうと思っていたのですが、やたらと風が強いんですよ。(予報では風は「弱い」となっていたのですが、いったい何mが基準なんでしょうかね?)砂だらけになってご飯を食べるのもあずましくない(あずましい=快適、の逆の意味の北海道方言)ので、さてどこへ行こうか?

とりあえず食材が米と野菜だけしかないので、近くの店で一番安いハムとコーヒーの豆を買い、それから行き先を考えた結果、最も近くて合法的な場所として(近くの川の河原も考えたのですが、合法なのか非合法なのかわからず断念)「前田森林公園」のバーベキュー場がいいのではないか?と思いつきまして出発しました。この段階で「メスティンを載せる五徳」を忘れてきたことに気づき、途中のキャ〇ドゥで購入して(100均の便利さは異常!)追い風にも助けられ軽快に走ります。(お気づきだと思いますがフラグが立ちました。)さてさて、初めて来た前田森林公園のバーベキュー場に着いて思ったこと。(・・・お呼びでない?お呼びでない・・・こりゃまた失礼いたしましたっと!←知る人も少なくなった植木等のギャグ)この場所でソロ飯はかなりキツい!というかイタい!でも腹ペコだし・・・ええいままよ!コレもまた一つの孤独のグルメ外飯!ということで開き直り荷物を広げ、飯を炊き野菜炒めを作ろう、としたところで後編へ続く。(部活のボヤキが長くなりすぎました。)

 

 

ポンコツタト食反パート2(と年寄りの逆ギレパート2)後編

さて、勇み足で(←このあたり「少年かむい」さんのパクリ)十五島公園にタト食反をしに来たものの、炊事場は閉鎖されていて、手には肉とたき付けの入ったレジ袋・・・こんなの持って帰るのヤダなぁ。公園には過ごしやすそうな東屋があるし、いっそあそこで米を炊き肉を焼いてやろうか?でもそういう不届きなことを考えるヤツがたくさんいるらしく、あちこちに「指定の場所以外での火気の使用を禁止します」的な貼り紙がしてあるし、でも持って帰るのめんどくさいし、「ああもういっそ悪徳者として生きてやろうか?」・・・と、メロス的闇落ち寸前の気持ちを何とか抑えつつ(一応こっちも公務員の端くれだし、ヘタに問題になっても困るし)帰路につく途中で思いついた。そうだ!滝野公園に行こう!と走り出したところまでが前回のお話でした。

滝野霊園には何度となく墓参りに行っていたので、それほど遠くないイメージでしたし、強風が幸いにフォローで吹いてくれたので(←フラグ伏線その4)支笏湖との分かれ道まではかなり快調に走れたのですが、車と違いそこからの上り坂が、まぁ自転車で行くとキツいこときついこと。(ちょっと走れる人ならなんてことない坂なのでしょうが、私のようなド貧脚にはかなりこたえます。)ゼーゼーいいながら何とか滝野霊園まで登り、そこからは快調な下りとフォローの風でほとんど漕ぐこともなく「滝野すずらん丘陵公園」の渓流口から受付を通り(自転車は無料で、しかも園内を普通に走れるというラッキー)炊事場は鱒見口の所だけだというのでさらにそちらまで移動してやっと到着しました。

 

着いた時には日差しは明るかったけれど、相変わらず風は強かったので、試してみようと思ったタープのダイヤモンド張り?はやめにして(←フラグ伏線その5)グラウンドシートだけ敷いて地べたスタイルでいこうと思い、道具を出して並べます。

  

(DODのグランドシート 190cm四方 当時2,332ポチ)

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かなり疲れたので、まずは米を研ぎまして、浸水させているあいだにコーヒーでも、とお湯を沸かしてみてここでしくじり発生。シェラカップでは引っかけられない!さてどうする?・・・もともと豆からひく予定で持ってきていたダイソーの1100円コーヒーミルセットのコップがあるじゃないか!

 

何とか一息つきまして、本日のメニューはこちら。

 

(あまり還暦前の男が食べるにふさわしいメニューではありませんな 汗)ダイソーの風防と五徳とアルストで米を炊きまして、待っている間にプチたき火の準備をします。

 

(TOMSHOOチタンウッドストーブ 当時3.399ポチ)

 

 

これこれ、これがやりたかった。(ジョイント箸 898ポチ)カミサンが見たら卒倒しかねない、というか半殺しにされかねない、この背徳感バリバリのタト食反よ!というわけでこのカルビ弁当を、「ワシワシとかきこんで(椎名誠風)」いくと、「(妙に、うまい)のである。(池波正太郎風)」などと悦に入っていたのですが、焚き火を始めた頃から気になることが。空が「(妙に、暗い)のである。」

 

そしてポツポツと小粒の雨が降り始め、(伏線1回収)ずぶ濡れまではいかないけれど、全体がしっとり濡れるレベルの雨になってきました。横着してタープを張らなかったせいで、(伏線5回収)だんだん「あずましくない(北海道方言)」感じになってきたので、最後はオニオンスープで〆てから大急ぎで撤収にかかります。雨はだんだん強くなり、水たまりこそできないまでも、舗装道路の色がすっかり変わるくらいにはしっとりとお湿りが。おそらく気象庁札幌管区気象台?的には、「1mmには達していないので、これは雨天ではありません。ドヤッ!」とか言うんでしょうなぁ。でも、ふたたび言わせてもらいます・・・「やい気象庁!まぁた70%外しやがったな!昔の海○語の魚群予告でももう少し当たるわ!どうしてくれるこのていたらくを!qあwせdrftgyふじこlp;@:「」!」・・・ごまめの歯ぎしり、負け犬の遠吠え、えぇえぇわかってるんですよ。でもねぇ今年に入って70%以上を2戦2敗はいくら何でも酷いんじゃないかい!!!・・・ハァハァ、以上年寄りの逆切れでした。

さて、帰り道もまた坂を登るのは嫌なので、平らな道を選び清田の方から回って帰ることにしました。しましたが・・・まあ予報も全く当たっていなかったわけでもなく、ちゃーんと当たりましたよ。「風が強い」ってことだけは。はいはい、強かったですよ・・・帰りのアゲインストは!!!(←伏線4回収)なんやかやで札幌市内を三角形に回った感じになり、走行距離はサイコン読みで73キロになりました。かる~く外飯のつもりが、とんだトレーニングになりました。とはいえ、今回いろいろしでかした内容は、今後のいい教訓になりました。

忘れ物・・・①皮グローブ(無くても済んだけど焚き火にはほしかった)②洗剤やスポンジ(水でざっと洗うだけしかできなかったので、まぁ鉄板が煤だらけ)③ウエットティッシュ(洗い物をせず拭くだけで済ませて持って帰る予定でした)

次回持って行く物・・・サドルバッグを両方付けるか、ヒップバッグでなくてもう少し大きめのバッグを持っていく(容量ギリギリだと食材を入れられない!)

次回持って行かない物・・・インシュレーターザブトン(果てしなく滑るということがわかった。ダイソーの110円ザブトンに変えようと思う。)

次回の目標・・・タープを立ててみる。さて、次回はいつのことやら。まもなくGWですが、何だかずっと雨模様なんですよねぇ。雨を承知で行くほど気合いは入っていないもんで、しばらくはお預けかなぁ。では次回は久しぶりに国語関係の話題などをお送りしたいと思います。よろしければまたおつきあいください。