ある天気の良い週末。朝イチの部活指導を終えて(←これが余計なんだよナァ実際)荷物を満載の自転車にまたがり、札幌市内のキャンプ場に直行しました。
札幌のほぼ最北部、拓北の農園の一部をキャンプ場として(確か)昨年オープンした「para-to sunset river」さんです。初めて来るのですが、さてどんなところやら?
それにしても改めて見ると、たった一泊なのにやたらに荷物が多い!
これはもう下手したら日本一周レベルの荷物。特にバックパックがパンパンになっているのが気になる。職場からそれほど遠くはなかったとはいえ、これを背負って遠出はちょっとキツイ。というかそもそも大げさすぎてカッコ悪い。しかも漕いでみてわかったけど、極端なリアヘビーでえらく運転しづらい。いずれ行こうと思っている次のソロチャリキャンプでは、もう少し遠くまで行ってみたいので、軽量化は必須ですね。まぁもともと、バイクに乗っていた時から過剰に荷物を積み込むタイプではありました。(下の写真はかつて日常で乗っていたバイクです。これまた超ヘビー級。)
1グループ1500円ナリの利用料を納め(ソロキャンプだとコスパが悪いけど、ファミリーだとまぁお安いですね。)場内へ。舗装されていない砂利道を通り、乾ききってひび割れたテント場へと向かいます。私の自転車は、最近流行と聞くグラベルロードではなく、シクロクロスですが、まぁ何とか走れまして、昼過ぎの段階ですでに何組か来ていたテントの間の、できるだけ平らっぽいところを選びまずグランドシートを敷きますが、何せ風が強いので風上2箇所に、えらく久しぶりのテントのペグをうちまして。
ここをキャンプ地とする(言ってみたかっただけ)
そのまま(誰も見たことのないような不思議な形の)ペグに引っかけるようにインナーテント→フライシートとかぶせ、5分ほどで設営完了。
うーん、やはり張るのは凄く簡単でいいテントなんだけど、どうもこの色が周りからは浮いている気がしてならない。こうやって人は「沼」にハマっていくのだなぁ。だが、
(人呼んで「やせ我慢」あるいは「負け惜しみ」)
とりあえず荷物をテント内に放り込み、これまた20年物のマットとシュラフを広げ
(一応、インフレーターマットはサーマレスト、シュラフはカリマーの物なんですが、すでにビンテージ物の雰囲気が。ちなみにモンベルのチタンマグカップには、エアピローが詰め込んであります。これも一つのスタッキング?)一息ついてからバックパックを背負って近くの(と言っても、向かい風の中自転車で10分くらいかかりましたかね。)スーパーに食料を買い出しに行きました。買った物・・・ノンアルコールビール(オールフリー)、同じくノンアルコールのリンゴサワー、餃子、南光園の味噌ホルモン、やきとり20本パック。なんやかやで計2062円。(このうち、南光園の味噌ホルモンは食するまでに至らず、あえなく家の冷蔵庫に眠ることに。無駄無駄無駄ぁその1)這々の体でテントまで帰り着き、受付まで歩いて戻り、薪を一束購入。(1000円ですが約10kg!今回小さなウッドストーブしか持って行ってなかったので、かなりの薪を焚き残してしまい、でも持って帰るわけにいかず、どなたかに使ってもらうべく置いてくることに・・・無駄無駄無駄ぁその2)ついでに受付の入り口で売っていたアスパラの切れ端詰め放題100円も購入し(「固いから皮をむいて食べてください」と言われましたが、まぁなんとかなるだろうと多寡をくくって(はい、フラグが立ちました。)なんやかやでもう13時半。かなり遅めの昼食を作ることにしました。
風が強かったので、アルストをテント内に持ち込み炊飯をしつつ、受付で買ったアスパラのを数本、よくわからんなりに言われた通り皮をうっすらと剥いて、餃子とともに鉄板で焼いてみました。炊飯はかなり慣れてきたのでうまく炊けるようになり、餃子も焼くだけなので問題なし。ワシワシとかきこんでいったのですが、アスパラが硬くて硬くて文字通り歯が立たない!今にして思えば皮の剥き方が甘かったのですが、なにせこういうことに慣れていないので、多分茹でれば柔らかくなるだろうと考え、空いたメスティンで茹でてみました。
そこそこ長い時間茹でてて、鮮やかな緑色に変わった辺りで、もうよかろうと取り出してかじってみた・・・のですが、どれもこれも全然ダメ。パンダが笹食べている気分。残念ながら諦めてアスパラは全廃棄することに(無駄無駄無駄ぁ〜その3)本日のメニューが肉ばかりなので、少しは野菜を取ったほうが良かろうと、要らぬ知恵を出したのが良くなかった。というかちゃんとしたアスパラも売っていたのだから、ケチらずに買えば良かったのにね。とはいえ、米はウマく炊けたし、餃子も普通に焼けたので、とりあえず昼食としては満足。
気持ち的にも落ち着き、ここでコーヒーを一杯、としゃれ込んだ後、暫くスマホでYouTubeなど聴きながら(「辛坊治郎のそこまで言うか」が面白くてよく聴いてます。アシスタントの増山アナの声が大変色っぽい好みの声のうえに、暴走しがちの辛坊さんを上手くあしらうやりとりがもう絶妙。)
テント内でゴロゴロして時間を過ごし、さてそろそろ夜に焚き火をするために、薪でも割ろうか、とテントの外に出ました。(ここまでほとんどテント内に引きこもり)で、薪を割り始めたのですが、それがたたったのか、今現在あまり経験のない肘の痛みにみまわれています。その顛末については②の方で語らせていただきます。どっとはらい。