2022-01-01から1年間の記事一覧
題名でキャンパーとは名乗っていても、まだキャンプには行っていません。Youtubeで冬キャンプの動画なんかを見ていると、かなり面白そうだとは思いますが、ストーブも冬用シュラフも持っていない身では、(残り少ない)命に関わりますので、せいぜい家の前で…
炎上覚悟で言わせてもらいますが・・・(といっても、この文章、それほど多くの人の目に触れてもいないので、炎上するはずもないのですが)どうもこの、昨今のジェンダーやら何やら、いろいろと目の付け所が面倒くさくてしかたないのです。そもそもいちゃも…
このコロナ禍の中、あまり外出も出来ず、かといってテレビで面白い番組もなく、YouTubeばかり見ている、という人はかなり増えたのではないかと思います。で、御多分に漏れず私も、テレビでニュースを見たら、リモコンのYouTubeボタンを押して、好みの番組を…
今回から、アウトドア関係の内容については「お小遣いキャンパーの密かな楽しみ」としてまとめることにします。最初は「ロートルキャンパー」か、「プアマンズキャンプ」にしようかと思っていたのですが、まぁ曲がりなりにも公務員だし、プアマンというのも…
さて、ずいぶん間があいてしまいました。部活もなくなったある休みの日に学校に来て、テストの丸付けやら成績処理やらをやったついでに、春に向けて十数年ぶりのテントが使えるかどうか、引っ張り出してみました。買ったのは二十年以上前の、ロートルテント…
前回までの「走れメロス」についてのアレコレは、こちらとしても意外なほどの長編になってしまいました。今回は「盆土産」についての小ネタを紹介していきます。これは多分1回で終わると思います。(ディスっているわけではありません。) 小ネタその① この…
北海道の記録的な大雪も一段落し、昨日今日と非常に良い天気になりました。外に出てもそれほど寒くもなく、家の周辺では盛んに排雪作業が進められています。(業者の皆様、お疲れ様です、ありがとうございます。) さて、冬キャンプに行くほどの気合いも金も…
このシリーズもなんとその⑩になってしまいました。細かくツッコむとキリがないこの短編小説ですが、最後にまとめて授業で困った小ネタなどをまとめて書いていきます。 小ネタその1 「結婚式も間近なのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣装やら祝宴のごち…
まずは訂正とお詫びからさせていただきます。このシリーズの⑤で、フィロストラトスの「今はご自分の命お命が大事です。」という言葉を、「原典にはない」と書きましたが、これは誤りで原典にもちゃんとありました。こちらの勘違いでした。大変申し訳ありませ…
生徒がよく読み違いする箇所として、「刑場で二人が殴り合った後、うれし泣きにおいおい泣いたのはなぜか?」という発問に対し、①「間に合ってセリヌンティウスの命が助かったから」という答えが多いのですが、これは違いますね。同じく②「メロスが許しても…
小説は、大抵何らかの変化を書くもので、前回述べた内容を使うならば、走れメロスは「人間不信で顔面蒼白になったディオニスが、人間らしさを取り戻して羞恥で赤面する物語」とまとめることができるかと思います。同じくメロスで言うならば、「激怒で赤面し…
以前このシリーズで書いたように、太宰はディオニスを、原典通りの「リアルガチ暴君」→改心、という流れではなく、善良→闇堕ち→善良、という意識の変化に書き改めました。また、メロスについても、原典通りの「徹頭徹尾神の加護を得た勇者」ではなく、ディオ…
フィロストラトス(年齢不詳)の言動を並べてみると、確かに支離滅裂なところが目立ちます。ちょっと引用してみますと・・・ 「もう、だめでございます。むだでございます。走るのはやめてください。もう、あの方をお助けになることはできません。」「ちょう…
原典「人質」と「走れメロス」の変更点について、これまでに 変更点01 原典では書かれていない、ディオニスの人格変化が書かれていること。 変更点02 原典では話を聞いて感動しているが、太宰は実際にその場で目撃させている。 ・・・の2点について考察して…