ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

アニメでわしも考えた その⑮

別に誰にも求められていないと思いますが、今回取り上げるアニメはこの2編。

 16bitセンセーション ANOTHER LAYER」10月放送開始 主演に古賀葵、原作主人公役に堀江由衣 : ニュース - アニメハック

魔法少女マジカルデストロイヤーズ」と「16bitセンセーション」です。このブログもそうですが、まさに「誰得」というアニメです。いや、別に「面白くない」というわけではないんですよ。

んで、この2編の共通点は「高齢者オタク狙いなのか?」ということです。私自身、オタクと言うほど知識は無いですけど紛れもない還暦越えの高齢者。その高齢者が「あーあったあった懐かしい・・・・・・ってネタがてんこ盛りなんですよね2編とも。

魔法少女~」の方の主人公は「オタクヒーロー」と呼ばれていましたね。さえないグリグリめがねの若者ですが、ドカヘル←(今放送禁止用語か?)工事用ヘルメットをかぶった、それこそわれわれが幼児期によくいた、学生運動風のいでたちです。オタクが虐待される近未来?に圧政に立ち上がった、という体ですが、魔法少女が出てくる意味合いがよくわからない、全体的にそれこそサイケデリックな、サージェントペッパーズとかイエローサブマリン的な感じがします。(ビートルズなんてもうすでにクラシックですよね)まぁこちらは途中で訳がわからなくなって、最終話まで行き着いていないのですが、老人向け懐かしネタはかなり多かったです。リアルに誰向けなんでしょう?

で、もっと刺さったのが「16bit~」の方です。「異世界おじさん」がセガのゲームに異常にこだわっていたのも記憶に新しいですが、それ以上にこだわっていたのがNECのPC9801シリーズのパソコン。しかも8インチのペラペラのフロッピーディスクを使うようなふっるーい機種。

そのパソコンを使って美少女ゲームを作るという、ホントに今の若い人たちが見て理解できるのだろうか?という内容ですが、我々老人には「あったあったなつかしー!」って物やネタがもう後から後からですよ。リアルに青少年の視聴を捨ててるんじゃないかって思うくらい。きっと今の若者には、8インチどころか3.5インチフロッピーすら知らないでしょうし。(そういえばMDってのも消えましたね)

私の初任の学校にはワープロが入っていました。確かシャープの書院だったかNECの文豪だったか、8インチフロッピーで白黒ブラウン管の機械でした。最初はすごく難しいんだろうなと思い、また学校に2台しかなかったのでなかなか触れる勇気がなく、テスト問題なんかも汚ったない手書きでFAX原紙に書いた物を、あれなんて言うんだろう。不思議な機械で印刷原紙に読み取りながら彫り込むみたいなのがありまして、それで印刷をかけていましたよ。(さすがにガリ版とかではなかった)そのうちに少しずつ使い方を覚え、先輩からお古を譲ってもらったのですが、何せブラウン管なので重たくて仕方がない。持ち運びも不便なのでとうとう自分で買いました。NECの文豪ミニってやつ。↓(よく写真があったなぁ、ネット恐るべし)

NEC ワープロ 文豪 ミニ5UV (PWP5UV) 白黒だけど結構使ったなぁこれは。

もう3.5インチフロッピー何枚使ったかわかりませんね。その後友人のすすめでノートパソコンに手を出します。NECの9821NEって機種です。

Yahoo!オークション -「pc-9821ne」(PC-98) (パソコン)の落札相場・落札価格 30万円くらいしたんじゃないかな。一応カラー液晶でしたよ。手前にトラックボールがついてるのがなんとも不思議な感じ。本当にこのころはNEC1強の時代でしたね。アップル(当時はマッキントッシュと言ってたかな)使ってる物好きマニアは見たこと無かったです。

この当時は、今みたいに公務支援システムなんてなかったので、成績処理も自分で表計算のシートを作ってやってました。今にしてみるとどんな計算していたのかも思い出せません。しかも表計算ソフトは、エクセルなんて聞いたこともない。ロータス123かジャストシステム三四郎を使っている先生がほとんどでした。外付けHDが30メガとかでしたよ。(ギガじゃないですよ!)後になって私は外付けの記憶媒体はPDというのを使っていましたが、あっというまに廃れましたね。650メガ記憶できたはず。結構使えたのにな。

インターネットは、ISDNから使い始めました。ADSLになり、現在光ですけどISDNからADSLに変わった時は感動物でしたね。今だと光でも遅くて腹が立つくらいですけど。思えば最初に先輩から買ったワープロから今まで、一体いくらこういうワープロやパソコン関係にお金使ってきたのだろう。ざっと振り返ってもノートパソコンを8台くらい、デスクトップも3台は買ってるし、外付け機種だの記憶媒体だの、ソフトだの考えたら、間違いなくレクサス買えるくらいは使っているなぁ。

とまぁ、プログラムは全くわからないし、「困ったら再起動」くらいしかスキルがないにせよ、とりあえずパソコンは教師になってからずっと触ってきた身としては、激しくノスタルジックな気持ちになりますよ「16bit~」

でもねえ、この2つのアニメ、どう考えても今の世代の若い子には刺さらないんじゃないかなぁと、心配になる今日このごろでした。

結論 パソコンとたばことパチンコパチスロに使った金額を考えたら、人生負けですね。止めた方がいいですよ皆さん。(絶対小さな一戸建て住宅買えてるわ・・・・・・)

ド貧脚徘徊記外伝 エスコン見物の顛末

3連休。惰眠を貪るのもなんなので、どこかへ出かけようと思いついたのが日ハムの秋季キャンプを見に行こうかと・・・・・・すみません、嘘をつきました。

前々からエスコンの球場を見てみたいと思っていたけれど、それほどプロ野球、ましてや秋季キャンプにあまり興味はありません(まぁ一応北海道人なので、ファイターズには頑張ってほしいとは思いますが)

でもこの秋季キャンプ中は、入場無料!これはデカい。で、サイクリングロードを使って自転車で行けばさらに交通費無料!おれは天才だぁ~(フラグ1)

Σリーグ世紀末観戦記 第19節 『俺は天才だぁ〜』|Lusyaba (すでにお約束) と、意気揚々とかみさんにドヤ顔で話したところ、「ずるい、あたしもいく」・・・・・・

はい、そういうわけでJRで一緒に行くことになりましたよトホホン。

JRを乗り継いで北広島駅を目指します。札幌駅から「デカいペット」(©ニッポン放送辛坊治郎 Zoomそこまで言うか」より)とともに快速エアポートで約15分。北広島駅から歩きます。

 

サイクリングロード兼用の道を歩きます。駅から歩いて19分という掲示がありました。(フラグ2)天気晴朗なれど波高し、というかちょっと風が強かったですが、まあ気分の良い散歩道ですよ。のんびり歩いて行くと線路沿いに選手の旗がたくさん並んでいます。

 

途中で曲がり、線路の下のトンネルををくぐりぬけるとそこにはどーんと

 ・・・・・・君かい、新庄くん。

そこからさらにふた曲がり三曲がり、北広島高校のグラウンドの横を抜け、建設中のマンションの裏に、ありましたよ今度こそどーんと。

それにしても、一瞬自家用車で来ることも考えたのですが、JRで正解でした。ずらっと並ぶ車列の長さよ。

 

我々は9時25分頃に着いたのですが、ぞくぞくと人がやってきています。みんなきっと入場無料狙いの貧しい人々野球とファイターズが好きな人たちなんでしょうね。このゲートから入るとすぐに、右側にはグッズショップ、左側には大谷&ダルの壁画が。

 

野球なんてあんまり知らないカミさんも、壁画の前で画像とってましたね。大谷は偉大だな。そして後ろを見ると、見えましたよ球場が。

 

遠くて誰が誰やら、わかったのは例のサングラスをしてた新庄と、内野ノックをしていた森本稀哲だけ←帽子かぶってなかったので(※どうでもいいけど「ひちょり」で「稀哲」が一発変換されました。ATOKすげぇ)

あちこちうろうろ見て回りますと、ライブをしてる人が居てですね・・・・・・名前が出てこない。たしかあだ名が「ガチャピン」で、つる・・・・・・誰だっけ?あ、おばさんが名前書いた布振ってる。そうだ、鶴岡だ。(前から取った画像がピンボケでした)

 

すぐ下ではブルペンで2人投げてました。誰だかはわかりません。かみさんは伊藤投手が見たかったようですがね。

あちらこちら見て回りまして、かみさんのお目当てのたこ焼き屋にも向かったのですが10時前でまだ開いていない。そこで話のタネに10時に開く「そらとしば」に行って、珍しくビールなど飲んでみようかと(フラグ3)私とかみさんでそれぞれ一杯1100円のビールを頼んでいざ支払い、となった時に、なんということでしょう!「現金でのお支払いはできません」と書いてあるではありませんか!知らなかったぁ~!

 皆さんご存じだったのですかね?しぶしぶ私の小遣いカードで払いましたよ、ええ。しかもビール2杯とポテトで約3000円弱(フラグ1回収、だがこれだけではすまなかった)せっかく家計から出してもらうつもりで現金おろしてきたのに。

ちびちび半分くらい飲んだあたりで、10時半過ぎ。そろそろたこ焼き屋が開くころかと、飲みかけのビールを持ったまま移動してみます・・・・・・はい、テレビでよく見た行列ですよ。しかし、ゲームがなくて多分1/3も席埋まっていない状態でも、こんだけ並ぶんだなあ。ところが、並ぶ場所がわからない。するとお店のたくましいおねぇさんが「2軒隣りに並んでください」という。ついて行くと、何も店のない空いた場所に、並ぶレーンだけ作ってあり、カードを渡される。しばらく待つと8人くらい連行され(犯人じゃないけどね)たこ焼き屋の前のレーンに並び直させられ、カードが回収される。なるほど、店の前がすいた分だけ別の場所から連れて行くというシステムなのか。カードは横入り防止用とのこと。

「たこ焼道楽 わかな」という店であります。なんやかや20分以上並びまして(私だけですがね。ところがここで大失敗。飲み残しのビール持ったまま並んでしまって、邪魔くさい。ええいとばかりにガブリと飲み干しましたが、これが失敗の元。その件はのちほど)やっと買えましたよ。6個入り600円なり。(2つ買ったので1200円)

ミシュランのビブグルマンだかなんだかに載ってるらしいのですが、さてお味の方は。

・・・・・・なんかおもてたんとちゃう。ふにゃふにゃなんですよ。串だと持ち上げられないくらい。中から生地がとろとろ出てきて食べづらいし、熱くてやけどしそう。

まぁこれはこれでアリなんでしょうが、「銀○こ」に慣れてるこっちとしては、これが成功作なのか失敗作なのかわからない。いや、味はまあ旨いんですよ。普通ソースとピリ辛の2種類買いましたが、私はピリ辛の方が旨かったかな。でもまぁ・・・・・・話のネタということで、もういいな私は。

さて、その後表に出て、かみさんはトリュフベーカリーとかいうパン屋に並び、私はその向かいのスペシャライズドの自転車屋&ノースフェイスのショップに行って時間を潰そうと思ったのですが、あまりのオシャンティさに、這々の体で出てきましたよはい。

私の昔のチャリは、スペシャライズドのシクロクロス用なんですが、買ったとき13万円でした。でもそのお店にあるのはSーWORKSという100万級の超高級車ばかり。お呼びでない?お呼びでない?・・・・・・こりゃまた失礼いたしましたっと!

かみさんが(私のカードで)パンを買って出てくるのに合流し、混む前にまたJRで帰ろうと、来た道を歩き出しますが、なんだか体が重い。何だろこれ?・・・・・・少々気持ちが悪いな。いかん、これすげぇ久々にビールなんてがぶ飲みしたうえに、歩き回ったせいで酔ってしまったようだ。追い風だったのに、帰り道は25分もかかってしまいましたよ、はい(フラグ2、3回収。これがド貧脚)

JRに乗ってもしばらくは座れず、気持ち悪いまま立ってました。新札幌からは座れたのですが、気づくと冷や汗が出ていましたよ。乗り換えでは最初から座れたので、最寄り駅で降りるころには回復しましたが、慣れないことはするもんじゃないですね。

来シーズン、夏休みとかのディゲームがあったら見に行ってみようかと思いましたが、次は銀だ○でいいや、と思った徘徊記でした。どっとはらい

※追伸 このブログをかみさんに見られまして、「野球なんてあんまり知らないカミさん」とはなんざますか、ウキー!とクレームがついたので(スワローズファンらしい。知らんけど)謹んで「ファイターズにさほど関心のない」と訂正させていただきます。

ド貧脚徘徊記 ふくろうの湯リゾート編その③

さて、ピザを焼いて食おうということになりまして。

実にイイ感じです。但し袋から出した段階で気づいたのですが、一人で食うにはちょいと多い。(ましてやこちとら糖尿病の薬を飲んでる身なのですよ。自殺行為)でも、

ほおら、旨そうだ。ええ、食べちゃいましたよ全部。つくづくビールなり酎ハイなりを一緒に飲みたかったですよ。ごまめの歯ぎしりあとの祭り、なんですけれどね。食べ終わったら、あとはぼぉっと焚き火をいじります。夜10時ころ、珍しく全ての薪を燃やし尽くすことができました。(ただ、今にして思えば残しておけばよかったのです)

テントに入りシュラフに潜り込み、ユーチューブなど聞きながらいつの間にか寝ていました。ところが、夜中寒くて何回か起きてしまいました。そもそも、寒いときに着るための薄手のフリースを持ってくるつもりだったのですが、これも忘れてしまったのです。まぁしくじりの多い話で、結局朝の5時ころに本格的に目覚めてしまいました。いろいろ着こんだけれどやはり寒い。薪を少し残しておいて、朝からでも焚き火をすればよかったなぁと、つくづく後悔しましたよ。霧がかなり濃く立ち込めていて、もう冬だなと。それからこのシュラフではやはりパワー不足だなと。これはもう・・・・・・・買うしかないかなと?キラーン(こらこら)

 とはいえ、冬キャンプに手を出すつもりはないのですけども。

なんやかやもぞもぞと6時ころテントの外に出、朝食の準備をします。今回は持参したフランスパン半分を輪切りにして焼き、さらにベーコンと卵を焼いてのせて、コーヒーとともに食す、という目論見でした。まずはパンを焼きまして、ですね。

続いて目玉焼きを作ろうと、買ってきた2個入りの卵を割ろうとしたのですが・・・・・・妙に固いのです。勢いあまって中身が出てしまったのに、何だか白身がすでに固まっている?フライパンに落としても目玉にならないぞ?で、改めてパックを見ると・・・・・・・何ということでしょう。

 買ったときになぜ気づかない?!

温泉卵でした。(フラグ6回収)でもなぁ、4個入りは多すぎるし、2個割っちゃった後なので、ちょうど2個入りのパックを見つけたのでヤデウデシヤ(東海林さだお風)とばかりの勇み足で(これは正しい使い方だな)買ってしまったのですよ。どうしてこう落ち着きがないんだろうなまったく。やっぱりリアルに注意欠陥多動性障害なんだろうな私って。理想としてはジブリ飯だったのですがね。

 理想

  現実

おまけに、あまりに寒かったものだから、先に入れたコーヒーがもうすっかり冷めてしまい、なんだかわびしい感じになってしまいましたよええ。さらにいらんことに気づいてしまいました。昨夜の締めがピザで今朝がフランスパンって・・・・・・・

 ピザとパンって、明らかにダブりだよね?何度目だよこれ。

ちまちま片付けていたら、やっと7時半頃に陽がさしてきて、少し暖かくなりました。8時半に撤収完了。帰途につきます。そういえば結局、システムがよくわからなくてお風呂に入らずに終わってしまったな。足湯だけでも入っておけばよかった。

帰り道。例のうどん屋と、温泉卵に騙された?ローソンを通り過ぎ、275号線をもどります。途中、当別の道の駅の前を通ったので、ちょいと立ち寄りまして。

 

やたらにバイクが停まっていました。しかもなんだかおっさんとか爺さんばっかり。人のことは言えないし、今でも乗りたいんですけど、若者の趣味ではなくなってきた感じがしますよ。中はちょいとオシャンティーな感じになってまして。

昨日痛い目にあったかばと製麺所の半生うどんも売っていたので(2人分520円)土産に購入し、アイスを食べたあとは、何事もなく帰着したのであります。

覚え書き

①ふくろうの湯リゾート、距離的にも施設的にも手ごろなんだけれど、土日だと半径5キロ以内に食料品を買える店がないことを肝に銘じるべし。

②入浴の手続きをきちんと確認してからいくべし。

③かばと製麺所のうどんはうまかったけど、あれで2人分はないわ。普通に1人分だわ大人ならば。(←そうやって食ってるから糖尿が改善されないんだけども)

意図してないのにフラグ立て→回収ばかりのボロボロな徘徊記でしたが、おそらく今年の自転車キャンプはこれで終わりでしょう。(自動車ではあと1回くらいあるかも)生きていれば来年も、さらに断捨離を意識して自転車で出かけようと思います。それではまた。

 

 

 



 

ド貧脚徘徊記 ふくろうの湯リゾート編その②

さて、食材の買い出しに、勇み足で医療大学前にあるはずのセコマを目指して走り出しました。家から持ってきた食材は、米一合とフランスパン半分、あとはドリップコーヒー3袋とオニオンスープ1袋だけ。あとはセコマで買えばよい。おれは天才だぁ。 

 これを貼る段階でフラグが立ちまくるわけですが

 

医療大学からは空中通路で道路をまたいで駅に直結しています。2階に待合室みたいな場所、1階にセコマがあるわけですが・・・・・・・「妙に、暗い」のである。嫌な予感が。

 ♪タラリ~鼻から牛乳~(by嘉門達夫

そうか、ほぼ医療大学生に頼っているこのセコマ、土日祝日に開けても人が来ないんだ!そりゃぁ閉めるわなぁ。かばと製麺所の貼り紙にあったように、エスコンに行きたくもなるわなぁ。(フラグ2回収)

でも、あのセコマにしてやられるとは。「道民はセコマを裏切らない。セコマも道民を裏切ってはならない」と、故松本零士大先生も言っていたのに。完全にやらかされたのですよ!

 俺はそんなこと言ってない by故松本零士大先生

膝から崩れ落ちそうになりましたが、さてどうする?ここから最寄りの食材が手に入る道は?調べるとかばと製麺所の近くにあるローソンかアークスですが、そこまで戻るとなると・・・・・・・ええい、背に腹はかえられない!戻るしかない!

もと来た道を戻ります。結局片道5キロ、往復10キロ余計に走ることになってしまいましたよ。(フラグ1,3,5回収)おまけにローソンについたときに、この自転車の利点である買い物に便利なリアバッグをつけてくるのを忘れたことに気づいたのです。いろんな意味でがっかりしながら、食材をいろいろ買い込み大急ぎでまたキャンプ地を目指して走り出したのですが、中間地点くらいで「今回は夜ちょいと酎ハイでも飲もうか」と思っていたのに、飲み物を買ってこなかったのに気づきました。まぁ引き返してさらに数キロ多く走るのもバカバカしいので断念しましたよ。もう徹頭徹尾しくじりだらけ。

さて、紆余曲折を経て、今回の食材はこれ。

 

これプラス割れた卵の補充分2個と(フラグ6)ウエットティッシュ(このウエットティッシュも、前日にダ〇ソーで買ったし、入れたはずなのにはいっていませんでした。がっかり)を購入しました。まだ明るいうちに買った薪を割りまして、焚き火に備えます。座面の溶けたチェアゼロに座り、ぼおっとしながら薪を割るのはなかなか楽しいものです。さらにコーヒーを入れ、飲みながらスマホでエックスやらユーチューブのマンガを読んでまったりと過ごします。なんやかやで5時近く、もう薄暗くなってきたので焚き火を始めます。

 モンターナのこれ、安いし軽いしよく燃える

まずは米を炊きまして、蒸らしてる間に餃子を焼くという算段ですが、ここで気づいたことがありまして。

 

はい、せっかくの餃子でしたが、あまりに早く持ってきてもらったため、すっかり解凍されてしまい、しけったために餃子の皮がくっついていたのです。袋から出した段階でへばりついたまま皮が破れてしまい、中から具が出ているものやらなんやら、ぐちゃぐちゃになってしまいました。↓焼き上がりがこれ

 

ウソみたいだろ。餃子なんだぜ、これで・・・・・・・はい、ふくろうの湯さんの名誉のために言えば、味は旨かったですよ。野菜とカレーと味噌の3種類があるのですが、おすすめの野菜をチョイスしまして、ニンニクは入っていませんでしたが野菜の甘味が感じられるあっさり餃子でした。すぐにクーラーバッグに入れていればこんなことにはならなかったのでしょうが(フラグ4回収)例の卵流出事件があったもんだから・・・・・・・ かなり痛恨のしくじりでした。しつこいですが味は旨かったですよ。

それからまたしばらく、椅子に座り焚き火をいじり、スマホを眺めぼーっと過ごし、トイレに行って2時間ほど。

 

トイレは受付棟の中にあり、普通に綺麗です。ウォシュレットだったし。

だらだら過ごして8時過ぎ、前回に引き続き冷凍ピザを焼いてみることにします。その③に続きます。

ド貧脚徘徊記 ふくろうの湯リゾート編その①

いっきに秋というか初冬の雰囲気のただよう札幌です。自転車キャンプとしては(ガチ勢はともかく)そろそろ最後かも?ということで出かけました。行き先は当別の「ふくろうの湯リゾート」というキャンプ場です。自宅から30キロ程度と比較的間近ですし、前回の月形ほど苦労することははないでしょう。(※フラグ1そんなことはなかった)

9時ころ自宅を出発し、母校である教育大学札幌校を通過しまして(とはいっても、私らの時代は中央区の藻岩山の下にありました。木造3階建てで、真偽のほどは知りませんが中央区で唯一汲み取り式のトイレが残っているといわれてましたね)

 

石狩川を越えまして、275号線を目指します。今回は前回パスした「かばと製麺所」に10時半ころに着き、11時開店のはずなので少し並び、早めの昼食をとってからキャンプ地である「ふくろうの湯リゾート」に向かうつもりです。したがって今回キャンプ飯は夕食と朝食の2回のみ。風はちょいアゲンスト。のんびり進んで計画通り10時半すぎにかばと製麺所についたのですが・・・・・・・なんということでしょう! 

 

11時前なのに、軽く100人は並んでいますよ!しかも11時前なのに開いてるし。(おそらく並びを見て、こりゃいかんと開店時間を早めたのでしょう)11時開店とはちゃんと書いてありましたしね。

 

注文にこぎつけるまでに1時間近くかかりましたよ。さて、何にしましょうか?

 

というか、丸〇製麺でもどこでも、「ぶっかけの冷たいの」ばっかりなんですけどね。どうやらここの店は「天ぷらをがっつり食べる」のが主流のようです。 

 

奥の冷蔵庫には「今月の目標」として、医療大学と一緒にエスコンにいくかどうか考え中、みたいなことが書いてありました。(フラグ2)なるほどねぇ、と思いつつ、ぶっかけの冷たいの2玉(600円)とポテトちくわ天(160円)を注文し、裏の食べる場所へ行き、出来上がりを待ちます。以前はなかったプレハブの小屋が建っていました。なるほど、これほどの行列ができる盛況ぶりならば、雨が降った時外で食べるわけにはいかないからなぁ。結局、並び始めから1時間20分で、やっと出てきましたよ。

 私は屋外で食べました。

味は・・・・・・・うん、旨かったです。でもなぁ、私のバカ舌だと正直〇亀製麺との差とかあまりわからなかったなぁ。麺の角がすこし丸かった気はするけど、コシは似たり寄ったりだった気もするし。1時間20分待つくらいなら、確かに旨かったけど私は〇亀でいいな。食べ終わったらもう12時半ですよ。まぁ急ぐ旅でもないので困りはしないけど、かなり計画がずれこみましたよ。

いまだ続く長蛇の列を横目に、かばと製麺所を出まして一路275号線を北上します。すぐに前方斜め左に、昨今当別からエスコンフィールドのある北広島に移転することになって当別市民をざわつかせている「北海道医療大学」の建物が見えてきます。275号線から左に折れ、踏切を越えて医療大学の前を通過し、ふくろうの湯リゾートを目指して走ります。左側に別荘なのか単なる農家なのか、ずいぶん広い庭のある家が続きます。うち一軒の庭で、車とバイクが数台停まっていて、テントをはりバーベキューをしていたので、てっきりここかと思って近づいたら一般の方でした。目的地はまだ先と教わりまして赤面しながら進みますと、「金沢会館」という建物のすぐ先に、入り口の看板がありました。ここまで自宅からグーグルマップ通り30キロ弱。サイクリングにはちょうどいい距離です。(フラグ3)

 この砂利が結構キツかったです。

受付をしようと入ると、無人受付になっていて、料金は袋に入れてポストに投函する形式になっています。お釣りのないように、とのことなので、受付前の自販機で麦茶を買い、小銭をゲットしてお金を入れます。(画面の左上がポストになってます)

 

 炊事場と自販機です。

サイトはこんな感じです。(池の向こうの黄色いテントが毎度おなじみ私のテント)

 

池の向こう側がフリーサイトになってます。斜面の下なので日当たりが悪く、ちょっとしけっていましたが、逆にタープとかは不要でした。テントの設営をしている最中に、事前に申し込んでいた薪(1000円)と、ここで作っているらしい餃子1パック(10個入り600円)を、スタッフが持ってきてくれました。餃子は冷凍ものなので、クーラーバッグに入れた方がいいだろう、と思い、テントを設営して荷物をまとめていると、クーラーバッグに違和感が。なんだか濡れている?液体なんて入れてないのに・・・・・・・なんということでしょう!

「降って沸いた災難、メロスの足は、はたと止まった。みよ、前方の川を!」

 

なんと、ちゃんと硬いプラスチックのケースに入れてきたのに、卵が割れているのですよ!しかも2つとも。泣く泣くクーラーバッグを水洗いする羽目になろうとは。「濡れて泣きます乞食の引っ越し」ですよ。

なんであんな頑丈なケースに入った卵が割れたんだろう?特にバッグを落としたりしていないのに?いろいろと考えた結果、「卵が小さかったから」だろうという結論に達しました。つまり卵が小さすぎて、ケースとの間の隙間が大きすぎて、揺られているうちにぶつかって割れたんだろうなと。これも卵不足の影響でしょうかね?世知辛いですなぁ。しみじき。

バッグを干しつつ、餃子はテントの中に仕舞いつつ(フラグ4)夕食を買いに出ることにしました。前回ですっかり「コンビニ利用キャンプ」の手軽さに慣れてしまったため、今回もそれでいくつもりです。(フラグ5)食べるものが無ければコンビニに行けばいいのに。

本多真梨子 on X: "「水が無ければ牛乳を飲めばいいのに」が名言すぎる。牛乳🥛飲もう。こんな美味しい飲み物ないよ。" / X さん ←以前も使ったなこれ。

ところが、泣きっ面に蜂とはこのこと。世知辛さの往復ビンタ。その②に続きます。

ジェネレーションギャップと北海道方言

授業で感じたジェネレーションギャップその④

文法の学習で、動詞の活用形の授業の中で、「動詞の活用は99,99%は五段、上一段、下一段に分類されるが、たった2つだけこれにあてはまらないへそ曲がりがいる」とまくらを振った・・・・・・のですが、なんだかきょとんとしてるのでおそるおそる「へそ曲がりってわかるか?」と聞いたところ、分からないという生徒が半数以上いました。

「ひねくれている」「素直じゃない」などと解説し、さらに恐る恐る「へそを曲げる」ってわかるか?と問うても、やはり半数ちかくが「聞いたことがない」との回答でした。で、ですね。

ものすごく怖い考えになってしまったのですが、例えば前提として「走れメロス」や「故郷」で出てくるような「奸佞邪知」だの「やれ茎」だの、難しい言葉を知らないのは当然だと理解できます。しかし現実は、我々が知ってて当然と思っているような日本語の意味、今回で言えば「へそ曲がり」レベルの言葉を、子供らは我々の想像の何分の1しか知らないのではないか。読み取りの力が落ちている以前に、そもそも語彙力が乏しくて、教科書に書かれてある内容のうち、意味が分からずにただ通り過ぎている教材がほとんどなのではないか、そんなことを考えてしまう出来事でした。

ジェネレーションギャップといえば。

その⑤ 動詞の活用で、北海道の年寄り?は「仮定形」を「命令形」として使うことがよくあります。曰く、「早く起きれ!」「たくさん食べれ!」「こっち見れ!」「ちゃんとすれ!」など。

あと、カ行変格活用の仮定形「くれ(ば)」を「これ(ば)」という癖の人も結構います。まぁ最近の若者は使わないだろうと思い、「君たちのおじいちゃんおばあちゃんで、起きれとか食べれとかすれとか使う人どれくらいいる?」と聞いてみると、各学級ほんの数人しかいませんでした。

中学生のおじいちゃんおばあちゃんとなると、私と同年代と思われるのですが、それでもすでに死語になりつつあるのですね。おそらく北海道方言の一種だと思うし、標準語から見れば間違っているので、ギャップを感じる必要もないのでしょうが、自分自身が激しく時代錯誤の感じがして、ちょいと寂しいものを感じました。

その⑥ 上記同様、折に触れ北海道方言を授業の中で教えていますが、最近よく札幌市内にも出没している「山おやじ」が全然通じなかったのはショックでした。

「テレビのCMでやってるだろ?♪出てきた出てきた山おやじ、笹の葉担いでシャケ背負って、スキーに乗った山おやじ、千秋庵の山おやじ♪って歌、知らないかい?」すーん・・・・・・・誰も見たことがないらしい。だめだこりゃ。

 (一応解説すると山親爺はヒグマのことです)

きっと♪カステラ一番電話は二番、三時のおやつは文明堂♪も知らないんでしょうね

テレビがすっかりオワコン化しているのが如実にあらわれています。何度も言いますがオワコン化自体は「ざまぁ」と思うけれど、でも自分が時代遅れだと思い知らされるのはちょいと寂しい、そんな「昭和は遠くなりにけり」という誰得なボヤキでした。

ジェネレーションギャップその2とジャ〇ーズ問題

えっと、前回の続きです。(前も使ったなこのくだり)

最近感じたジェネレーションギャップその③

「モアイは語る」に出てくる「タデ科の植物」に関して、「蓼食う虫も好き好き」の説明をし(このことわざを知っている生徒も、4クラス中1人でしたな)、その例として「私は韓流ってのが大っ嫌いだけど、好きな人もいるわけでしょ?」と個人的なディスりを入れて何人かから嫌われ(ヨセバイイノニネ、ヒソヒソ)たあと、ちょうど例の話題もあったので、「ジャ〇ーズとかだって、好きな人も嫌いな人もいるでしょ?」と矛先を変えてみました。(ヨセバイイノニネ2)

我々の年代のジャ〇ーズと言えば、中学生のころ「3年B組金八先生」がリアルタイムで、たのきんトリオが女生徒の間で大人気。不良がかった女子生徒が、教科書も入らないくらいの薄っぺらい皮のバッグ(チョ〇バとか呼んでました)に、「近藤真彦」「田原俊彦」と名前だけが書かれたシールをこれ見よがしに張っていた時代です。

で、ですね。〇ャニーズ問題に話題が移ったところで生徒に聞くわけですよ。

フォーリーブスって知ってるかい?」すーん(誰それ?)

まあこれは想定内です。私だって♪にっちもさっちもどっちもブルドッグ、ワオ♪と、♪だって地球は丸いんだもん♪しか憶えてませんからね。で次の質問です。

郷ひろみって知ってるかい?(これはさすがにわかるだろ)」すーん(誰それ?)

・・・・・・・これはちょっとショックでした。「アーチチアチの人だよ」「ジャパーンの人だよ」でやっと、クラスに1人2人知ってるかどうか。で、恐る恐る

「マッチとかトシちゃんとか知ってるかい?」すーん

はぁああ・・・・・・・昭和は遠くなりにけり、ですよ。もちろん確かにマッチもトシちゃんも、近頃めっきり露出が少なくなってますし、むしろ郷ひろみの方がCMなんかでよく見ますが、まさかマッチもトシちゃんも忘れ去られているとは・・・・・・・このジェネレーションギャップについては、かなりのショックを受けましたよ、ええ。

もちろん、昨今のジ〇ニーズ関連の話題について、かなりセンシティブな問題があることは理解していますが、この件についてわれわれくらいの年代としては「何をいまさらw」としか言いようがありません。

そもそも我々が中学生くらいの時すでに、「ジャニ〇ズ所属のタレントはみんな、男の社長とエッチなことしないとテレビに出してもらえないんだってさ」って話を、どこ発信だったか覚えてませんがよくしていました。そしてそれを聞いた純朴なヤツが「え?男の社長とエッチなことするって何?」とか天然で聞いてくるものだから、われわれも詳しく知らないくせに「なんかチ〇コいじられたり吸われたりするんだろ」と、勝手に想像して勝手に気持ち悪くなっていたものです。合わせて、「じゃああれか?フォーリーブスとか郷ひろみとかも、やっぱそんなことやってたのか?」「うぇー気持ち悪りぃ~」とか言ってました。

(※昨今のLGBTQ+とやらの影響で、「気持ち悪く」などと書いたらえらいことになるのは重々承知ですが、当時=半世紀前はそんな知識も発想も世相もなかったのでご勘弁ください。)

それにしても、個人的によくわからないのが、「再発防止」云々ということです。同じことが起きるのは言語道断だし、再発防止は当然です。でも再発って、つまりあんな強大な権力を持った変態おじさん(あえてこう書きますけど)が、この先も出現して猛威を振るうことなんてありうるんですかね?

さらに言えば、半世紀も昔の、さほど芸能界に興味のない中学生でも(エビデンスはないにせよ)みんな知っていたことを、マスコミが知らないわきゃあないのに、何をいまさら騒いでるんですかね。したり顔で正義の味方面してるのを見ると腹が立つのを通り越して呆れかえります。

もちろん、こっちも子供じゃないんで(というか老人なので)もし自分がマスコミにいて、ジャ〇ーズの暗部に触れると降格されたり首になったり、という状況ならば、知らぬ存ぜぬを決め込むだろうことはわかります。長い物には巻かれるタイプですし(←ダメじゃん)でも少なくとも恥ずかしいとは思うでしょうね。マスコミの人たちが、長年知らぬふりしてきたのに、今更偉そうな顔して鬼の首を取ったように攻め立てるのって、後ろめたくないんですかね。まずはマスコミは自己批判(パヨクみたいで嫌な言葉ですが)するのが先じゃないでしょうか。

とはいえ、いわゆるLGBTQ+というナイーブな事案について、我々の年代もネタ扱いしてきたのは間違いないし、そのあたり反省する必要がありますね。

  

↑しっかし、来し方を振り返るとこんなのが普通にまかり通っていたんですよね。

 

 

 

 

「盆土産」「モアイは語る」の授業で感じたジェネレーションギャップその1

ふと気づくと、前回の投稿から1カ月経っていました。サボっていたのは確かですが、まだ死んだわけではありませんので、また頑張ります。どっこい生きてるシャツの中。

 町田先生は教師生活25年でしたが、こっちはとっくに40年近い。

さて、上のマクラもわかる人は少なくなったと思います。これに限らず、授業の中の話題や例が、Z世代?にどんどん通じなくなっていることのボヤキは度々書いてきました。しかしながら・・・・・・ねぇ。

最近感じたジェネレーションギャップ①

毎年「盆土産」の授業の導入では、毎年通読のあとで、「いつごろの」「どこでの話か」ということの読み取りを行います。これについては以前にも少し書きましたが、「高度経済成長期の」「青森の話」ということで確認してから授業を始めます。そもそも、携帯電話も家電もなければ(※速達)冷蔵庫もなければ(※川でビールを冷やす)テレビもない(※クルマエビもイセエビも、そもそもエビフライも知らない)そんな青森の山奥の村での話です。

で、場所の絞り込みは、「上野駅から夜行列車で8時間かかる」「作者が青森出身である」「訛りが東北っぽい」(※聞くところによると、青森でも陸奥の方と下北の方ではかなり違うそうですが、そこまではわかりません)ということから「青森であろう」という推定はできるのですが、昔だったら一発で分かってもらえたヒントが、今回誰にも通じなかったのがショックでしたね。(4クラスで知っていたの1人だけでした)

いわく、「ほら、有名な演歌があるだろ?♪上野発の夜行列車降りた時から~・・・・・・はい、何駅ですか?」すーん(知らな~い)

「え?この歌知らない?題名は?」すーん(知らな~い)

石川さゆりって聞いたことは?」すーん(知らな~い)

そうして、泣く泣く「そうか、これはな、『津軽海峡冬景色』って有名な曲でな・・・・・・(´;ω;`)(ウゥゥ誰もわかってくれない)」

最近感じたジェネレーションギャップその②

「モアイは語る」の授業の中で、結論の食糧危機に関する話題に関して。

教科書では「2030年に80億人に達し、2050年には90億人(←以前の教科書では100億人だったのになぜか下方修正された)に達する」とされているけど、2023年現在で既に80億は越えたわけで、既に「食糧不足の恒常化」は始まっていることになるよね?という話題になり、ここで発問。

「だから今テレビコマーシャルで、食べ物がない人が何億人もいて、地球何周分とかやってるだろ?」すーん(見たことな~い)

AC2023(以前から国連には胡散臭さしか感じませんが)

「え?みんなテレビとか見ないの?家でほとんどテレビ見ないって人は?」はーい・・・・・・クラスの半分近くが、地上波テレビをほぼ見ないそうです。そういえば、話題のテレビCMとかあまり聞きませんね。これはいよいよテレビのオワコン化が。また、テレビだけの話ではなくて。

「新聞取ってるお宅は?」はーい・・・・・・クラスの3分の1いるかいないかくらいですよ。これは授業で書写をするから、習字の道具を持ってこい、と言ったときに、下に敷く新聞がありません、と申し出た生徒がものすごい数いたので聞いてみたのですが、完全に新聞離れが進んでます。

まぁこれらのマスコミの凋落ぶりについては、正直「ざまあ」としか思いません。この零細ブログを読んでくださっているマスコミ関係者の方がいらしたら申し訳ありませんが、確かにテレビは面白い番組はないし、新聞は圧倒的にネットが出てきた今遅くて使い物にならないし、そもそも偏向報道が甚だしいし。

そういえば、もうひとつ最近のマスコミ関係の話題で感じたギャップがありました。それについては次回の話題にさせていただきます。うちももう新聞なんかとる必要ないと思っているのですが、なぜかかみさんが購読をやめないのですよ。それではまた。

 

 

「クマゼミ増加の原因を探る」に関する教科書会社への不満

もう聞きかじりもいいところなんで、全然情報が違っていたら恐縮なんですが、なにやら高校の教科書の題材で、小説の割合が減って何やら実用的文章が増えるとか。

(あまり大きな声では言えませんが)

面白くねえ~! 

(あ、言っちゃったテヘペロ

 

どうなんでしょうねこれ。確かに授業やらテストやらやってみて、中学生の「読み取る力」が物足りない、とは感じています。でもだからといって、説明的文章やら実用的文章やら読ませて、読解力がつくんですかね?

確かに、説明的文章は、「読めばわかる」ように筆者が書いているはず。(そのわりにはこのブログでいいだけイチャモン指摘をつけてきましたが)でもねえ、やっぱり小説の方が、こうじゃないかああじゃないかと、いろいろ想像を膨らませられるし、深く突っ込んで読めば、かならず作者は「こう読んでほしい」という手掛かりなり伏線なりを書き記しているのだから、すべてではなくてもかなり読み取れるはず。そして気づいた時の快感(アハ体験?←死語)はものすごく大きいと、私は個人的に思っています。「筆者」の思惑どおりを読み取るよりも、「作者」の示す謎との勝負の方が面白いと思うんですよね。

さて、ボヤキから入りましたが、昨今言われる「問題解決型学習」とやら、すなわち「自ら考え、問題を発見し、解決する能力を身につける」とかいうヤツ。これについて思うことは、前提として「そもそも、何もしなくても積極的に問題を発見しようとする子なんて見たことないよ」ってことです。

例えば、2年生の「クマゼミ増加の原因を探る」について考えてみます。(この題名って、なろう系小説の題名ばりにほぼ内容そのままですよね。知らんけど)

筆者は、昔レアアイテムだったクマゼミが、年月がたって大阪市内でやたらクマゼミの声ばかりが聞こえることに気づきます。そこから実際に調査をし、大阪市内と市外、郊外のセミの割合を比べると、大阪市内では圧倒的にクマゼミが占める割合が多いことを証明します。そこから仮説をたて、調査や実験をし、仮設の検証を行う、という流れで、「なぜ大阪市内でクマゼミの占める割合が増加したのか」についてある程度の結論に達します。

いくつもの棒グラフを図示しながら話が進んでいくわけですが、生徒にしてみると、できるできない以前に、筆者がグラフから読み取れる事柄を再度文章に起こして説明するわけで、「ふーん(ハナホジ)」ってなもんです。むしろ教科書の内容から外れて、グラフを見て他に疑問はないか?なんて投げかけるといろいろと気づく生徒もいたりするんですよね。で、それについて仮説を立ててみな?なんてこともやると面白かったですよ。では読んでいる皆さんも挑戦してみてください・・・・・・ 

 

と、ここまで打ってきて大変愚かしいことが判明しました。やってくれたな光○図書!

 

いえね、教科書には「指導書」ってものがありまして、結構なお値段するし、学校の予算で購入するのですが、これには付録として、テストなどを作るときに、いちいち長い文章を打つのがアレなので、テキストファイルとpdfのデータにしたCDロムが付いてきます。で、このpdfが「コピーできない」ようになっているのですよ。文章だけならテキストファイルで済むのですが、そこに教科書のグラフや表を付けたい、と思ってもコピー→ペーストできないのですよ。グラフを使用する説明的文章のテスト問題を作るとき、グラフをコピーできなかったら関連した問題が作れないじゃないですか!

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著作権とかいろいろ面倒なことがあるのかもしれませんが、まさか我々に「エクセルか何かでグラフを真似して作れ下賎の者ども。なに?コピーだとぉ?ふざけるなこの愚民めが!われわれ高貴なる教科書会社様と著作権様を何と心得る!テキストデータをつけてやっただけでも有り難く思えこの虫けらが!」と、こうおっしゃるのであれば(いや、言ってないと思いますが)テスト作成の事も考えて、せめてグラフだけでも別枠でコピーできるようにしてくれませんかね?教育課程から外れるかも知れませんが、結構面白い疑問とか仮説を出してくれた生徒はいるんですよ。例えば「四種類のセミ四天王のうち最弱はどれか?」とかね。

で、ですね。愚民である我々に、「pdfデータ印刷→スキャナでデータ化→画像処理ソフトでトリミング→画像貼り付け」という、まことにアナログな作業を強要してくるわけですよ、教科書会社様は。

ゴマメの歯ぎしりとはわかっていますが、面倒な思いをしている国語の先生は相当いると思うんですよね。何とかなりませんかね?教科書会社さまよぉ。(最後投げやり)

 

ド貧脚徘徊記 皆楽公園キャンプ場編③

ええ、今回は題して「グーグルマップに酷い目に遭わされたでござる、の巻」になります。それではどうぞ。

参考までにここのキャンプ場の様子をご覧に入れると

 

温泉の向かい側の湖の畔にあります    受付はこんなところ

 炊事場は対岸にもあります。

 

名物?デカメロン伝説のトイレ    中は結構キレイだけど、音は聞こえるかも

 

(しわくちゃになってしまいました。見づらくてすみませんね)

目覚めたら4時。まぁ年寄りとしては定刻の目覚めです。残った薪を燃やしてしまおうかとも思ったのですが、燃やし尽くせるかどうかわからず、意味もなく焚き火臭くなるのも嫌なので、「燃えるごみ」に出すことにします。コーヒーを飲み、椅子に座ってボーッとしております。

普通これくらいの時間だと、余り人は起きていないのですが、隣の熟年キャンパーグループは結構起きてまして、ごそごそ活動を始めておりますよ。

昨夜急に思い立って、直接帰るのではなく、大学の同期の知人が定年と同時に始めた喫茶店?焙煎豆販売所?に寄ってから帰ることにしました。(※これがしくじりのもと)5時ころに自転車に乗ってローソンへ行き、朝食のおかずを買ってきました。結局今回は3食とも商店やコンビニで買った食材ですませるという、手抜きというか堕落というか、めちゃくちゃ楽させてもらいましたうひひ(フラグ2)

朝食は暖めるだけのものにします。飯を炊き蒸らしている間に湯煎することにします。

 例によってサラダがあるのでゼロカロリー

とドヤ顔したところで気づいた。

 前にも使ったなこれ

うーん・・・モツ煮とウィンナーで、腸がダブってしまった。(本当毎回まいかいメニュー選びのセンスがないなぁ)

まぁとにかくこの日もやたらめったら日差しが強く、フライシートやグランドシート、タープにいたるまで夜露に濡れてびっしょりだったのに、広げておくとほんの短時間でしっかり乾いておりました。撤収するにも汗だくです。なんとか撤収し終わってキャンプ場を出たのが8時すぎ。ここからは来た道ではなく、グーグルマップのナビをたよりに、一路江別の「伝七珈琲」を目指します。

写真 

道央道下り野幌パーキングのセコマのすぐ上。車を停めて歩いても行けます)

さて、片耳にワイヤレスイヤホンをつっこみ出発です、が・・・・・・ここからグーグルマップにしてやられました。もう何というか馬鹿すぎて話にならない。

来るときに使った275号線ではない道をナビしてきたので、これは北海道の田舎にありがちな「国道よりも近くて車通りの少ない農道」を案内してくれてるのだな、と思ってほくそ笑んでいると、なぜか山道に入っていくではありませんか。そもそも今回は、前回の恵庭で懲りたので、できるだけ平坦な道を、ということで空知方面を目指したのに、なぜ山道を通す!しかもこの界隈、熊とかいつ出ても不思議ないような場所じゃないか!

いえ、わかってますよ。ナビは自己責任だということを。でもねぇ、「自転車」という設定にしているんだから、多少遠回りでも登りがない様にしてほしいんだよなこちとら。(もちろん、自転車乗りの中にはできるだけ山に登りたいという変態物好きが一定数生息してるのは承知です)多少近いくらいで、山道を通らせて熊に食べられたりしたら責任取ってもらいたいわ。

で、最終的には275号線に戻るという、ただ疲れさせられたという始末です。とはいえ、これだけで済めばまだ良かった。トラップは他にもありまして、しばらく元来た道を戻り、途中からまた別ルートを指定してきます。確かに方角的に言えばそちらが正解っぽいのので、素直に従いますと何度となく「砂利道」に誘い汲んでくるのですよ。

 これほど大げさなものではありませんが

自転車乗りの中にはできるだけ砂利道を走りたいという変態物好きが以下略。確かに昨今いわゆる「グラベルロード」が流行っていますが、わたしにはその趣味はまったくありません。にもかかわらず再三あぜ道のような所を通れ通れと、グーグルがうるさいのですよ。無視して舗装道路で迂回すると戻れ戻れとうるさいし。

おまけに来たときにも感じていましたが、「日陰があったら休もう」と思っても、まぁ走っても走っても日陰がない。点在する農家の前に木陰を見つけ、ヤデウデシヤ(東海林さだお風)と自転車を停め、降りようとして右脚を上げるとピキーン!と攣ってしまいましたよ。

 こんなには上げてないですけどね

脱水しかかってたのですかね。ボトルのお茶をがぶ飲みし、ストレッチを繰り返してなんとか事なきを得て走り出します。ちなみに、月形を出て江別市内に入るまで、例によってコンビニはおろか自販機すら無く、ボトル飲みきったらどうしよう?とちょいとした恐怖を感じました。本州の皆さん、北海道ってリアルにこんなところですよ。

這う這うの体で「伝七珈琲」にたどり着き、アイスコーヒーとケニア?を一杯ずついただき、小一時間話し込んでエチオピアの豆を買い、やっと家路につきましたが、それまでずっと晴天もしくは曇天だったのに、一天にわかにかき曇り、残り5キロほどのところで土砂降りに遭い、濡れ鼠で帰宅し家人に馬鹿にされるという、締まらない結末を迎えました。天気予報を調べて、午後から雨だとわかっていれば寄り道をせずに帰っていただろうに、「反省はしている、だが後悔はしていない」と強がっておきますよ。

帰ってみると今度は左足のふくらはぎと太ももが攣りまして、つくづく「軽さは正義」ということを感じました。なんやかやで2日間の走行距離は計110キロ程度なんですけど、ほらド貧脚なもので。次回は更に「断捨離」による「軽量化」を目指してみようと思います。9月になったら涼しくなるかなぁ?それではまた。