ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

嵐の前の静けさその2

さて、昼食を食べ小一時間昼寝をし、目覚めたら3時すぎ。まだ辺りは明るく、雨は上がっていて風はほぼ無風状態という、台風接近とは思えないキャンプにはまったく問題ない状態です。チャリで来れなかったことを除けば、出来すぎのコンディションの中、薪を割り火をおこすことにします。(ペグ打ちにつかう100均のゴムハンマー壊れた泣)

 

最初はファイヤスターターで挑んでみたのですが、まぁうまくいかず、結局楽させてもらいました。というかそもそも、今回のキャンプは全体的に楽すぎて、いいのかこんなんで?という感じです。車はテントのすぐそばに横づけしてあるので、余計なものは荷台に放り込めばよく、逆に必要なものはすぐに取り出せるという、楽なことこの上ないぐうたらキャンプなのですよ。いや、それなりには不便なんですけどね。例えばトイレは簡易水洗で、ちょいとにおうとかはあるけど、全然許容範囲内。

 

火も簡単についたことだし、椅子に座ってボーッとYouTubeでも聞こうか、と思ったとき、はたと気づきました!モバイルバッテリーは持ってきたけど、充電用のコードを忘れた!うーん、こいつはしくった。(※「しくじった」を「しくった」と言うのは北海道方言ですかね?高校の時に使っていた「やっくい(=やばい)」は、湘南爆走族という漫画のなかで「ちっ、ヤクいな。」ってセリフがあったので、全国区だと思いますが。)スマホの使用をできるだけ節約し、寝るまでは基本使わない形でぼんやりとイスに座りながら焚き火などいじっていると、いつの間にか時は過ぎるものですね。そろそろ夕食の時間が近づいてきたので、まずは米を炊きまして。

 

先ほど道の駅で買ったホルモンがこれ。(ちょっと塩気が強かったかな)

 

珍しくサワーなど飲んでみたりして。

メスティンよりはちょっとむずかしかったけど、無事米も炊けまして、あとはもうワシワシと掻き込むだけ。満腹になって食後のコーヒーを飲み、マットの上でゴロゴロしてたら、もう10時頃にはすっかり眠たくなってしまいました。おやすみなさい。

 

で、4時過ぎに目覚めてみると、インナーテントの上に蛙の姿が。

しばらくシュラフの中で、電池の残量にビビりながらもYoutubeを聞き、「もう起きちゃいかがと郭公が鳴く」ころにもぞもぞテントから這い出して、目覚めのスープを飲み

 

毎度おなじみのウッドストーブで木っ端に火をつけ、タマネギなど切りまして。

 

 

朝はベーコンと目玉焼きで、と思っていたのですが、昨日セコマで買ったジンギスカンが悪くなってしまうのも困るし、また家に持ち帰っても一人分にしかならないので、朝からヘビーですが、米とジンギスカンで朝食とします。で、米を炊きながら野菜を切るのに夢中になっていたところ・・・

やらかしてしまいました。お焦げのレベルをはるかに越えた失敗作。まぁバリバリいいますが、食べられなくはない。ということで。(「長屋中歯を食いしばる花見かな」という、落語「長屋の花見」のくすぐりを思い出しましたな。)

 (・・・やっぱり朝からジンギスカンはちょっと・・・くるものがあるなあ。)

食後にコーヒーを飲み、小一時間まったりしてから雨が降る前に(この段階では完全にやんでいました。)テントはたたみもせずに助手席に放り込み(この辺がやっぱり便利ですよね。)帰りがけにお馴染みの石狩のパン屋でパンを買って帰宅しました。

台風接近の中、一か八か出掛けたキャンプでしたが、思いのほか、というかほとんど気になるような雨には当たらず、むしろ涼しくて非常に快適なものになりました。とはいえもう秋も深まってきたことですし、自転車キャンプは難しいかも知れませんね。(ヌルい、とお思いでしょうが、もう年も年だし、あまり不便を楽しめなくなってきてるのですよ。)年内はもう一回行けるかどうかでしょうが、もし行けたらまたブログにしようと思います。誰得なブログですが、お暇でしたらまた読んでやってください。