ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

夏の終わりのチェアリング

夏休みも終わり、返す返すも腹立たしいことに待ちに待った2学期が始まりました。

とある休日、かろうじて夏の雰囲気が残る崩れかけた入道雲を見て、ちょっとチェアリングでも、と思いたちまして、ワークマンのリュックに、クッカーとアルスト等を詰め込み、石狩浜方面に向けて「ただひとり、チャリよりまうでけり。」お馴染みの発寒川河川敷でも良かったのですが、この日は北海道マラソンがあったので、新川通を越えるのが面倒くさそうだと思ったです。家から石狩浜までは約15キロほど。往復30キロならそれほど疲労もしないだろうということでいそいそと出かけようとしたところで、カミサンからミッションを与えられました。曰く「石狩浜のパン屋でパンを買ってこい」との厳命御用命。最初は毎度お馴染みパスタでも茹でて食べようかと思っていましたが、ついでなら私もパンとコーヒーでまったり過ごすか?と思い、軽い追い風に乗って石狩浜を目指したのであります。

ポタリングに毛の生えた程度のスピードでのんびり走り、50分ほどで石狩の「番屋の湯」の手前にあるパン屋に到着したのですが、11時開店なのでまだちょっと時間がある。さて?ということで時間つぶしに石狩の町?をポタリング開始。

 

変に趣のある店やら、石狩の燈台やらを巡って戻ってくると11時3分。さて、パンを買うか、と思ってパン屋の前へ行くと、何ということでしょう!すでに8人ほどの大人が並んでいるではありませんか!慌てて自転車を止め、列の後ろに並びます。まぁその店というのが、知る人ぞ知る、というか私は来るのは確か3回目だから分かるけど、絶対に言葉で説明されても見つけられない、一見してとてもパン屋とはわからない、そんなたたずまいの店なのです。↓(どこがお店だかわかりますか?↓入り口もこんなの)

 

Soup  to BREAD という、ドイツパンのお店です。

https://www.instagram.com/souptobread/?igshid=14yb8b1x3ewh5

入店するときに人数制限がかかるような、かなり狭い店内は、いつもはカミサンが入っていたから気づきませんでしたが、ちょっと「自転車に乗ってやってきた汗だくでリュックを背負った還暦老害ジジイ」にはオシャンティーすぎて居心地が悪かったし、入店した後も続々店の前に人が並んでいるので、そさくさとカミサンに指定されたパン+自分の昼食用のパンを選び、急いで支払いを済ませて店外にでました。(店の方の対応は大変丁寧で心地よかったし、思えば別にそんなに急ぐ必要もなかったけれども。)

さて、買ったパンをどこで食べようか?最初は砂浜で食べようかとおもったのですが、

・・・結構寒々しい、演歌チックな秋の海でしたし、風もあったので砂まみれになるのも避けたい。さて、どこへ行くか?ということで付近をウロウロして見つけた場所がコチラ。

(光の反射で対岸が見えませんが)すぐ近くを流れる石狩川河畔の、おそらく旧渡船場のあたり?と思われる土手の上です。

まずはアルストを出し、家から持ってきたウィンナーと卵を炒めておかずとします。

 

モンベルのクッカーの蓋で炒めたのですが、さすがにちょっと小さすぎたか。卵を落としたらつぶれちゃったし。どうしてもこう「映える」写真になりません。

おまけにいざ食べようと思った時に、初めて気づいたのですが、「ウィンナーとソーセージがかぶってる!」じゃないですか!あーこのセンスのなさよ、トホホ。

気を取り直してコーヒーを入れようと、お湯を沸かしつつ、豆を碾いてペーパーフィルターに入れたそのとき!一陣の風が吹き・・・あーあ

 

・・・やらかしちまいました。勿体ないというか粗忽というか。さいわい以前の残り物のパックコーヒーがあったので、そちらで我慢するとしましょう。

 

この馬蹄形のパンは、かなり固いのですが大きなナッツなどが入っていて、なかなかのつわもので「ふまい!(歯ごたえ抜群!)」のです。ソーセージ入りのチーズパンのほうも、こってりした味わいで、どちらもコーヒーに合う!(碾いたコーヒーだったらもっと合ったかも・・・くそう)まったりと石狩川を眺めつつ、1時間ほど土手の上で過ごし、満足して帰途につきました。(ご案内の通り向かい風でしたが)10時に家を出て、2時ころ帰宅。たった4時間でしたが、いい休日をすごすことができました。

とはいえ、やっぱり泊まりがけでキャンプに行きたいなあ。時給900円で、部活なんて引き受けなければ、こんな心豊かに過ごせる時間がたっぷり取れたんだなぁ・・・

と、昨今少し話題が盛り上がってきたけど、絶対どうにもならない(どころかこの先間違いなくどんどんカオスになり、責任のなすりつけあいで混乱しまくるのは確定の)部活動というサブスク時間外労働に思いを馳せながら、しみじみと30数年間のロスタイム?を後悔したりして。(定年を目前に控え、「だが後悔はしていない」などときれいごとは絶対に言う気はないですね。やりたい人とか、やらせたい地域の人がやればいいとしか思わなくなりました。もちろん全くのムダではありませんでした。ものすごーく偏った範囲でのみ使えるスキルが身につきました。が、人生のトータル的には・・・なんだかなぁ・・・って感じです。)

 わかる、わかるぞ三井くん!

何とか今年中にもう一度くらいは、自転車キャンプの様子をお届けできればなぁと思っています。(誰得?)それではまた、お時間があれば読んでやってください。