ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

教職員組合ってのがありましてね。(慚愧と懺悔その1)

37年前、初めて勤めた中学校。まぁ最初に登校した時は緊張しましたなぁ。4月1日の最初の朝の打ち合わせで、とっちらかって何言ってんだかわからない様子でゴニョゴニョさえない自己紹介をし、何言ってんだかわからない最初の校長の施政方針演説?的な物が始まり、やがて学年や分掌の発表になった時、いきなり先輩教師の一人が「やめろやめろ!誰も聞いてないぞ!」と自席から大声を出したのにビビったところから、私の教師生活は始まりました。当時は何のことだかわからなかったのですが、次の年から「主任めいか(漢字を忘れました。「めい」は名だと思うのですが、「か」は加?課?何にしてもググってもでてきません。)」をする校長への抗議だということがわかりました。その当時、「主任制反対」「日の丸・君が代(略して日の君)反対」が、組合の活動として最も日常的なものでした。

さて、いきなりそんな罵声にビビり(ちなみにその先輩は、後に大校長になり、今でもお付き合いさせていただいていますが、当時は怖くて近寄り難かったです。)わけのわからない状況で昼休みになりましたら、同じ学年の先生に「ちょっと来て」と呼ばれ別室に連れて行かれました。そして、1教室びっしりに先生方が集まっていて、何だかよくわからないままに「組合員」にさせられていました。正直ノンポリもいいところだったので、「よく分からないけど、ほとんどの先生がいるんだから、まあそんな悪いことにはならないだろう。」くらいのぼんやりした気持ちで、特に拒否するわけでもなく(というか例の先輩が怖くて拒否も出来ず)そのまま組合員になり、教師生活が始まりました。

 

当時、その学校の組織率は多分8~9割くらい組合員だったと思います。ハッキリ言って組合という組織は、聞いたことはあるけど、「労働条件向上のために交渉とかする団体」くらいのイメージしかなくて、具体的にどんな活動をしているのか全くわからなかったのですが、まず先輩から何を言われたかというと、「職体(教職員による体育大会)があるから、春はバドミントンから始まるんで、放課後練習するから残ってね。靴とかジャージとか持ってきて。」ということでした。私は走るとかは苦手ですが、球技は卓球以外は大好きだったので、「こりゃあ楽しみだワイ❤」とばかりに、毎日部活が終わってから学校開放が始まるまでバドミントンの練習をし、同僚の若い先生と帰りがけ一緒に飯を食べたりして、とても気楽になじむことができました。また、先輩の先生方も、職体が終わった後欠かさず飲み屋で反省会、というか単純な飲み会を開いてくれ、いろいろな話を聞かせてもらって、とてもいいコミュニケーションがとれていたと思います。組合費は取られるし、飲み会の回数は多いしで、今考えれば結構な出費だったわけですが、それを補って余りある楽しみをえることができました。

いまでこそ私は、まぁ右翼と言っても良いくらいの思想傾向がありますが、当時はよく分からないまま、今は亡き社会党を支援し、勤務時間が終わったら「オルグ」と称して会合に出かけたりビラ配りをしたりという、今にして思えばまぁ赤面の至り。職員体育という甘い餌で釣って、構成員を増やしていくなんぞ、いわゆる「お左翼」の常套手段に軽ーく飲み込まれていたのです。(※もちろんこれは世間知らずでノンポリの私自身の責任です。)けれども、やはり職員体育は楽しかったし、先輩の組合員の先生は、夏休みに海水浴やキャンプ、冬には温泉&スキーなど、楽しい催しをどんどん与えてくれたのです。福利厚生という面では、確かに「組合」は魅力的でした。

ところが教師になって4年目、やっと卒業生を出し1年生を担任し、その生徒達を2年3年生と持ち上がって担任するんだろうなぁ、と思っていた矢先に、「引き受けてくれる人がいないから」という理由で、27歳の時に「分会長(各学校の組合の責任者?見たいな役職)にさせられてしまったのです。その前の分会長が、同じ部活動の顧問をしていて、とてもお世話になったので、とても嫌だったけれど引き受けざるを得ませんでした。今はどうか知りませんが、分会長は会議とかで校外に出ることが多く、担任をやらない、というのが不文律でした。今はもう定年間近なので、この2年間は副担任をやっていますが、担任から外れたのはこの分会長の時と、教科の持ち時間数の関係で、週23時間国語の授業を持った時だけです。(これだけ授業を持つと、担任をして学活や道徳を入れると空き時間がなくなるんですよ。)まだ若くて元気もあり、何より1回卒業生を出すと担任が面白くなってくるもので、当時は何だか理不尽さを感じずにはいられませんでした。

それでもよく分からないなりに、校長と「団体交渉」をして卒業式で国旗をあげないよう、あるいは国歌斉唱をさせないよう(起立もしませんでしたなぁ。あー赤面)3~4時間も膝詰めで話し合ったり、5月1日にはメーデーと称してプラカードを作って行進したり、「動員」を掛けられて北海道庁の階段に、何をするわけでもなくただ数合わせのために半日座り込みをしたりなどという活動をしました。次の年に分会長を代わってもらった時には、本当にほっとしました。

ツイート画像20枚あり。君が代のページを隠すおかしな先生の授業を受けた方々が多くて驚いています。 #密告したかった授業 #日教組撲滅 #全教撲滅  #日教組 #教科書 - #野党とマスコミは敵の手先

↑今だにこんなことやってるんですねぇ。探したら他にもたくさん出てきました。

とはいえ、一組合員としての活動は(基本職員体育が中心ですが)続けていたのですが、ある時ふぃっと組合に嫌気がさし、いきなり組合を脱退することにしました。長くなってしまったので、そのあたりの経緯はまた次回書かせてもらいます。駄文長文失礼しました。(今回はギャグも茶々も入れず、単純な思い出話を書きましたが悪しからず。多分次回も。)

 

 

 

 

敗北感の漂うキャンプその2

1回めのお風呂をいただき、ちょっと昼寝をして、さて焚き火をしようか、ということになりました。昼食が遅めだったけれど、お風呂の効果か小腹がすいてきたので、米を炊き薪で鉄板を温め、おかずを焼いてみることとします。この東京キャンプの焚き火台、炭火で肉を焼いたことはありますが、薪での調理は今回が初めて。というかそもそも薪を使っての焚き火自体がお初になります。フェザースティックを作ったり、ファイアスターターで着火したり、ということもやってみたかったのですが、ちょっとチャレンジしたフェザースティックはなかなうまくできず、当然ファイヤスターターでの着火も、麻糸も何もないので着くはずもなく。残っていたゼリー状の着火剤を使い、横着して直接薪をくべてみました。・・・まぁ着きますわナァ。別に「何をしてはならない」はあっても、「何をしなければならない」という決まりなどないのがソロキャンプのゆるい所だと思いますが、なにせほら、「ヒロシのぼっちキャンプ」を見てコーフンして出てきたものだから、無骨感がないというか、敗北感が漂うというか。 

 

森林香に火を付け(容器がないのでとりあえずウッドストーブに乗せてみた)野菜と舞茸を炒め、醤油をかけてまずはいただく。(野菜を先に食べると太りづらいとか・・)

こんなもんでも外で食うと妙に美味いですねぇ。つい滅多に買わない缶酎ハイを飲んでみたりして。米はバーナーで併行して炊いています。蒸らしつつ、餃子を焼きます。

  

 

餃子定食のできあがり。(タレは醤油+ごま油+ほりしに赤→まぁまぁ)もうちょっとキレイに並べれば、少しは見栄えが良くなるのでしょうが、何せほら、飢えてるものだからそれどころではなくて。かなりの勢いでかきこみまして、人心地ついたところでテントに入り、ぼんやりと外を見てみますと・・・何だか落ち着く。

 (もうちょっと整理してから撮れよなぁ)

しばらくゴロゴロしながらYouTubeを聞き、薄暗くなってきたところで焚き火を突っついて過ごします。

・・・時を忘れますねぇ。森林香の効果なのか、蚊が寄ってくる気配もあまりなく、半袖七分ズボンサンダル履き(100均)でも、刺される様子はありません。この日は気温も30度を越えることなく、風もほとんど無く陽がかげると本当にちょうど良い感じで、ただひたすらボーッと焚き火をつついていました。

 

ただ燃やすのも何だから、トウキビなんぞ焼いてみたのですが・・・なんかすげぇうまそうにできたんですけど?(実際は少し早かったのですが)ちょっと青臭い感じで、でも甘いトウキビを頬張ったところで、重大なミスに気づきました。なにか?いや実は、夜焚き火で肉を焼く予定だったんですよ!ところが餃子定食と、そしてとどめのトウキビで、完全に腹一杯になってしまいました。ソフトクーラーには氷が入っているわけでもなく、かといって今肉を食べる気にもなれず。体が煙り臭くなってきたので2回めのお風呂に入り(10時半、キャンパーは11時まで入れます。)、風呂から戻ってくると睡魔が襲ってくるという状況なわけでして。で、結局、朝っぱらから肉を焼いて食べることに決定。あとは野となれ山となれ、おやすみなさーい。

(ピロピロピッピッピー←ドラクエの朝の音楽)はい、おはようございます。年寄りの朝は早いと言いますが、私は睡眠障害の気があるのか、普段は3時~4時くらいに目が覚めてしまいます。さて、この夜は、テントの前面をメッシュだけにしたままで、シュラフをかけてちょうど良い感じで眠ることができたのですが、それでもやはり疲れていたのか、普段よりかなり遅く5時くらいに目が覚めました。(一般的には十分早い)マットの上でしばらくYouTubeを聞き、6時頃にのそのそとテントを出、トイレに行き戻ってきてから、まずは目覚めのコーヒーを飲みます。

 (さすがに忘れ物はなかった。)

今日はこの後、キャンパーは9時から入れるというお風呂に、3回めとして入ってから帰るつもりなので、焚き火をして煙臭くなっても大丈夫だろうという目算のもと、ゆったりと準備をして米炊きと焼肉にとりかかります。朝っぱらから焼肉かよ?と、冷静に客観的に見れば、還暦ジジイのとるべき行動でも、日本の正しい朝食(©椎名誠)でもありませんが、なにせほら、腐ってしまってはもったいない。(結局はケチくさいだけ)背に腹は代えられません。では、焼きますか❤肉っ!

(一応健康も考えてモヤシから食べます。)

ご飯も炊けてまいりました。

 (ドキッ!付録だらけの水泳大会キャンプ道具)

焚き火台はもうすでに片付けたので、ウッドストープで焼きましたが、いやいやこの暴力的な絵面。朝の7時半ですが、まさに飯テロ。もう圧倒的に腹が減って参りました。

 

炊きたての米、焼きたてのハラミ、あつあつの味噌汁(あさげ)・・・(還暦ジジイの)朝食としては明らかに正しくないこの三位一体の焼肉弁当、瞬殺で平らげました。(お薬も忘れずに飲みまして)プハーっ。シーハーシーハー。(©東海林さだお

のんびりと撤収をして、ちょうど9時になったのでとどめの温泉。焚き火臭さを洗い落とし満ち足りた気分で帰路につきました。しかし、車だと楽ですねぇ。何となく敗北感というか、背徳感というか、後ろめたい気分が少しつきまとうイージーなキャンプでした。もう一つ敗北感が。環状線を通って帰ったのですが、帰り道にあった、今まで入ったことのないアウトドアショップ(ホーマック併設?)に何となく入ったら、袋に入って割り易そうな薪と、専用容器付き森林香が売っていたではないですか!別に秀岳荘に文句はないですが、ここで買っていけば良かった。特に森林香。(専用容器に2巻ついていた。)

後日談。帰ってからも、何度風呂に入っても、そこはかとなく焚き火の臭いがするのでおかしいなと思っていたら、メガネににおいが染みついていたことに気づきました。「燈台下暗し」とはまさにこのこと。次回は自転車で行けたらいいなぁ。お読みいただき、ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

敗北感の漂うキャンプその1

なんといいますか、前日まで全然そんな気なかったんですよ本当に。なぜそんなことになったかというと、全てアマ〇ンプライムのせいなんですよ。というか、することもなくぼーっとア〇ゾンプライムを見ていたら、「ヒロシのぼっちキャンプ」がアップされていたんですよ。ついついシーズン1を3時間近く見てしまい、もう何というか、キャンプに行きたくなって居ても立ってもいられなくなってきたんですよ。でも次の日午前中行かなければならなってしまった会議があるんですよ。そのまた次の日は休みを取っていたんですよ。だからその午前中の会議さえなければ(しかも別に私でなくてもすむような会議)自転車に荷物を積んでどこか行けるわけですよ。ウィークディですから、たぶんだいたいのキャンプ場は入れると思うんですよ。でもなぁ、午前中クソ面白くもない会議に大変重要な外勤に出かけて、家に戻ってそこからまた自転車に乗り換えて、となると甚だ面倒だしなぁ。何か良い手はないかなぁ・・・そうだ!自転車じゃなくて自家用車で会議に行き、家に戻らず直接キャンプ場に向かえばいいんだ!時間的なロスもないし、きっと2~3時くらいには着けるだろう。自転車キャンプのためにセコセコ小遣いをつぎ込んできて、ここで自家用車を使うとなると、何だかすごく負けた感じになってしまうけど、背に腹はかえられない。そうだ、そうしよう!

・・・ということで、とりあえず使いそうな物を片っ端から車の荷台に積み込み、勇み足で(©少年カムイさん)外勤に行き、ほとんど上の空でものすごい集中力で会議に臨み、終わったら一目散に車に乗り込み、スーパーで食料品を買い込み、さらに白石の秀岳荘に寄って森林香と薪を購入し(※森林香が結構高くてビビったのですが、10巻単位で売ってくれました。ありがたやありがたや。さらに後述しますが、まぁ一束1000円の薪のゴッツいこと。あれはハードキャンパー向きだわなぁ。)グーグルマップに散々騙されながら(だから何としても高速に乗せようとするのやめろってんだよ!)1時間半ほどかかって到着したキャンプ場がこちら。(恵庭温泉ほのかキャンプ場)

https://yudokoro-honoka.jp/eniwa/camp/

 

あまり遠くはなく、何より温泉なんてかなり久しぶりなので、一石二鳥とばかりに選んでみました。ファミリー向けで、サイトがかなり狭いのでギュウギュウ詰めになる、という評価が多かったけど、まぁ平日なら何とかなるだろう、と来てみれば怖い蟹こはいかに?パッと見たところ、テントが5つしかありません!よしよしとほくそ笑み受付を済ませます。ウィークディなので入場料+入湯料1830円(大人)+テント1張500円、計2330円。ちょっと高めに感じますが、お風呂に入り放題!ならば全然納得のお値段です。とはいえ確かにサイトはこぢんまり、という感じです。

温泉施設に隣接しています。サイトの一番手前側から、奥に向かって撮ってみました。中央奥に小さく見える黄色いテントが私の物ですが、あの位置がもっとも奥の場所になります。(ちなみに右手奥に見えるテントには、20代前半とおぼしき女子3人組がいました。・・・なんの進展も交流もありませんでしたがね。残念ながら。)

 

水場とトイレは温泉の別館にあり、24時間使えます。トイレもきれいでした。キャンプ客は腕に赤いテープを巻いてもらい、それを見せれば何度でも入浴できるシステムです。さて、受付を済ませた後、最も奥まった所でテントを張ります。

 

テントを張った段階でもう2時半、急いで遅い昼食として焼きそばを炒め始めたのですが、またもしくじり。1袋しかいらないと思い、あまり見ないで買った焼きそばが、「あんかけ焼きそば用」のものだったのです!(つまりソースも何もついていないただの蒸し麺)仕方がないので塩こしょうと醤油をかけて食べたのですが・・・醤油って偉大ですねぇ。違和感なく普通に食べられましたわ。

(素直にマルちゃんのを買えばよかった。)

とりあえず、腹膨れれば目の皮たるむとか。食べ終わると眠たくなってきたので、眠気覚ましとばかりに、買ってきた薪を割っておこうと思い、バトニングを始めました。以前行ったキャンプ場で買った薪がデカすぎて(腕がなかっただけかもしれませんが)モーラナイフでは文字通り刃が立たなかったので、ついポチってしまった、安くて結構ゴツめのナイフで挑戦してみました。↓

 

 
 

黒くてカッコイイと思ったのですが、案外割りにくい。薪の中の半分くらいは簡単に割れたのですが、残りの薪がゴツいだけでなく、やたらに固い。(これがいわゆる広葉樹の薪なのか?)しかも木自体がねじくれていて、真っ直ぐ刃をいれたつもりでも、何やらあちこちに持って行かれて、気持ちよくパカーンと割れてくれない。

 

仕方がないので割れるだけ割って、残りは丸ごと乗せてそのまま燃やすことに決めたころには、もう汗まみれになっていまして。一休みして温泉に入ってくることにしました。快適なモール温泉の露天風呂に入り、魅力を発揮する場面もないのにお肌がスベスベになってまいりましてよ奥様❤さっぱりしてテントに戻ると急激に眠気が増してきまして、ちょいと昼寝をすることにしました。で、目覚めると6時半になっていました。まだ陽は高く、気温も高めですが焚き火を始めることにした・・・というところで、ずいぶん長くなってしまいました。続きはその2の方で。どっとはらい

 

 



  


                     



 

タト食反完璧版?

夏休み前の3連休・・・ではありますが、例によってそのうち2日は部活がありましてね。(まぁ雨だったから諦めもつきますが。)「何もせず 休みの消える 部活かな」とかボヤキながら、3日めやっと雨があがり、子供らもそれぞれ出かけたようで、「あるときおもひたちて、ただ一人チャリよりまうでけり」とばかり、タト食反に出かけることにしました。(例によって例のごとく発寒川河川敷です。自転車で行くにはちょうど良い距離で、わりと眺めもキレイめなので、つい足が向いてしまいます。夏休み中にはまた別の外飯、というかチェアリング?に良いところを探そうと思っています。)

さて今回は、今までの反省を踏まえて、「使わないものも、忘れ物もない必要最小限過不足無しの道具で」を目標に、持ち物を絞りまして、バックパック1つだけに納めて出発しました。(物はワークマンの「ジョイントバックパック エキスパートエディション」5,800円ナリ)曇り空で涼しかったので、タープとポールは持っていかないことにしたから、かなり軽減化できました。

 

チェアリング、のつもりでしたが、着いてみるとちょうど良い腰掛け場所があったので、一応持ってきていたダ〇ソーの110円折りたたみ座布団マットを使うことにしました。(この時点で、チェアリングのつもりで持ってきていた、ヘリノックスのチェアを使わないことが確定したので、すでに一敗なのですが。)

 

米を浸水させつつ、道具をあちこち広げます。今回は必要と思われる道具だけを取り出し、別の入れ物にまとめてきました。(昔ゴルフに行っていた時使っていた、ツアーステージの小物入れです。もう何年もゴルフに行っていないし、多分もう行かないし、全く使ってもいなかったので流用してみました。)でも、この段階で折りたたみまな板、調味料、トング、フォークが不要だったので、まぁ2敗めってとこでしょうか。)

 

固形燃料で自動炊飯させつつ、おかずの準備をします。大メスティンの底にレトルトカレーのパックを入れ、温めつつチルド焼売を蒸す、という戦法です。同時調理というほどのものではありませんが、まぁうまくいくはず。(ただし、み〇しのに餃子カレーはあるけど、あまり焼売カレーは聞いたことがないが、そっちの方が大丈夫か?)

YouTube辛坊治郎のラジオ番組を聞きつつ、米の炊き上がりを待ちつつ、ボーッと川の流れを眺める還暦ジジイ)

さて、米が炊けたようなので、焼売を乗せまして、その上からカレーのルーを、「それはもう、たーっぷりかけていきます。」(by少年カムイさん)

 

 

・・・相変わらず「映えない」画像ですが、間違いようのない味ですな。桜の樹の下には屍体が埋まっているのですよ。カレーのルーの下には焼売が埋まっているのですよ。

(味をしめての使い回しがひどいなどうも。)

ワシワシとかきこんで思ったこと。「焼売だと味があっさりめで、カレーに負けてしまう感じがする。」やはりカレーに対抗するなら、強力な餃子を選ぶべきであったな。また一つ賢くなった。次回は餃子カレーにしよう。まぁ「スタッフがおいしくいただきました」から全然大丈夫だけどね。(※「全然」は否定形で受ける、という話もありますが、ググると「全然大丈夫」とかOKだそうです。「ううん、悪くなかったよ。体は全然丈夫だったよ。」と「夏の葬列」の中の子供も言っていますし。)

さて、使わないのに持ってきたものがいくつかありましたが、鬼門の食後のコーヒーです。でも今回は、豆もミルもドリッパーも持ってきてます。忘れ物なし?カンペキ?!

 

・・・カンペキだ。ドヤ顔でコーヒーを飲みつつ、涼しい川辺でマッタリと時間を過ごし、さて帰りますか。(「忘れ物なし」だけでこんなにドヤ顔するなよなぁ。子供じゃあるまいし。)そうだ、帰る途中でコーチャンフォーに寄っていこう。バックパックにゆとりもあるし。ということで本屋について、入店しようとした時に気づきました。

マスク忘れたぁ~!

・・・どうしよう。ええい、ままよ!(と、「私は一切しゃべっていませんよ~」とのアピールで、口を真一文字にして歯を食いしばり、足早に店内を駆け巡る還暦ジジイ。お読みの皆さん、感染拡大の中、大変申し訳ありません。)やっぱり「忘れ物なし」とはいきませんでした。残念!

で、音速で買って帰ってきた本がこちらの2冊。

 

久しぶりにちゃんとした本を買いました。(国語の先生なのにネ、ヒソヒソ)さて、しばらくこれらで楽しませてもらいます。どっとはらい

 

 


 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

主体的に学習に取り組む態度?なにそれおいしいの?

(以下、完全に時代に取り残された老害ジジイのぼやきです。そもそも中学校の評価評定に興味のない方には全く需要のない、恨み節そのものですので、読んで気分を悪くされる方もいらっしゃるかもしれません。特に意識高い系の教育関係者の方々は、スルーしていただけると有り難いです。)

さて、去年まで中学校の国語の通知表は、他の教科と違い観点が5つありました。すなわちその①「関心・意欲・態度」その②「話す・聞く力」その③「書く力」その④「読む力」その⑤「知識、理解、技能」という5つです。(他の教科が4つだったのに、なぜか国語だけ5つあったのですよ。)ですから、定期テスト以外のもので、その5つの観点の資料を集めるのが、結構大変でした。それが変わりまして今度から全教科3つになりました。曰く、その①「知識・技能」その②「思考力・判断力・表現力」その③「主体的に学習に取り組む態度」と。

で、ですね。5つから3つになったのなら、楽になったんじゃないの?と思われるかと思いますが、この③の「主体的に学習に取り組む態度」ってやつが、どうもくせ者、というか訳が分からない。せっかく定年を迎えるってのに、最後の最後に嫌がらせのように新しい抽象的な?ものをぶっこんでこられて、甚だ迷惑としかいいようがないのですよ。(ここから延々と、文○省に対する恨み辛み逆ギレ怨嗟が続きますし、「意識高い系」の国語の先生は、「いまごろになって、何言ってんだコイツ?レベル低すぎて草」としか思わないでしょうが、悪しからず。不愉快な方はそっ閉じ推奨。)


「主体的に云々」は、以前までの観点で言うと、「関心、意欲、態度」に近い項目と思われますが、教員になってからずっと今まで使ってきた、由緒正しい?「関心、意欲、態度」関連の評価の材料について、ほとんどの内容でNGが出されています。何回も述べていますが、私自身はポンコツで、新指導要領もさらっと目を通しただけで、くわしいことはわかりませんし、あまり知ろうという意欲もありません。ただ教務関係の校内研修会やら、管理職からのお達しによって、断片的にこんなイメージをもっています。

その1 「ワークやノートを提出させて、やってある分量やノートのまとめ方の正確さ、キレイさなどを、主体的に云々の評価評定資料とするのは趣旨から外れる」とのこと。いや、正直なところ、「○○ページから○○ページまでワークをやっておいで、点検するから。」は、それこそ教師になってからずっとルーティーンでやってきました。確かに、テスト直前になって、ワークの模範解答が配られてからアリバイ作りのように、自力で解くでもなく大急ぎで「答えを写すだけ」のワークを、ドヤ顔で提出されても「良い態度」とはいえませんわな。ただし、何パーセントかは必ず居る、「写すことすらやってこない、あるいは提出もしない」生徒を、「意欲がない「態度が悪い」と見るのは間違っていないと思います。つまり、「あまりプラス評価の当てにはならないが、マイナス評価の当てには絶対になった」のですよ。何よりも点数化するときに、ある程度基準を明確にすることができた。それがダメだと。さて、何を使えばいいのか。(※ということで、今年からワークを廃止し、単元別業者テストを導入してみましたが、これもちょっと使いづらい。知識と思考の資料はやたらふえましたけれど。そもそも国語という教科は「勉強の仕方が分からない」と生徒がよくボヤくのですが、ワークがなくなって生徒が勉強法で困ってる空気をひしひしと感じます。テスト前にワークだけやって終わり、というのも困ったものでしたが。)

その2 「継続的な取り組みと、その変貌を評価に活かせ」的なことも言われましたな。何かの材料で評価するのでも、1回で判断するのではなく、「粘り強く学習にとりくむ」ことでその材料についての理解や意欲的な取り組みが深まったか、強まったかどうかを見ろと。そのためには例えば再試や追試をどんどんやれと、そういうことらしいです。(まぁこれはうちの管理職が言っていたことなんですが、どうなんでしょうかね?)で、やってみたわけですよ。例えば漢字の小テスト。前もって出す漢字の範囲を指定し、練習用のプリントを配り、その中から出題して採点するわけですが、当然練習なんてしてこ生徒生徒がいるわけです。そして10点満点の2点とか3点とか取るわけです。そこでお達しに従って、希望者には同じ問題で再テストをする、と宣言し、次の時間に「希望者」に再テストをしたのですが、どうなったと思います?

はい、これがこっちの望む2点とか3点とかそういうレベルの子が、全然希望してこない!むしろ7点とか8点とか、あるいは9点の子ばっかり再テストを受けたがる。

だからといって、点数の低かった子を指名して「再テストを受けろ!」なんて言おうものなら、「点数が低かったことをみんなにバラすつもりざますか!プライバシーの侵害ざます!差別ざます!qあwせdrftgyふじこlp;@:「」!」・・・とかなるのが目に見えていますわなぁ。つまり、再テスト受けようなんて思うのは、それこそそもそも「意識高い系」の生徒ばかりなんですよ。

その3 まだまだあるのですが、長くなったのでこれで最後にします。何やら、いろんな提出物には「振り返り」を書くスペースを付けて、その内容を読んで次回への取り組みの意欲や、次に活かせるような自己分析を評価に活かせ、とな・・・

あのねぇ、生徒は意外とそういった方面には利口なので、この「振り返りの内容は評価評定に使います」と知ったなら、それなりに殊勝なことを書いてきますって。結局は「どういう内容を書けば先生にウケるか」がわかっている、ずるがしこいお利口さんの生徒は、心にもない反省や振り返りを書いてきますよ。(というか、自分が生徒だったら絶対にそうします。ある意味国語的能力の発揮とも言えますが。)さらにそれをどう判断して、どう点数化すればいいのでしょう?定年間近のジジイにはわかりませんわ。

ということで、時代について行けないジジイの戯言というかボヤキをつらつらと述べてきました。いえ、わかってるんです、こんなボヤキはとっくの昔に議論されてきたであろうことを。「そんな話はずっと昔に通過した内容だ」と言われるであろうことを。

でもねぇ、わからんものはわからんのですよ。ならぬことははならぬものですよ。

あいづっこ宣言」各種ダウンロードはこちらから | 会津若松市

・・・まったく訳のわからない話になってしまいました。同意してくれる「意識低い系」の国語の先生が、少しは居てくれることを切に願います。(こういうのを「同病相憐れむ」というのでしょうか。)どっとはらい

 

 

 

目からウロコの話(気づかなかったあぁ~!)

かなりブログの投稿が滞ってしまいましたが、サボりまくってちょいと忙しさにかまけておりました。さて、久しぶりに教科書の話題です。(もうとっくに忘れられてしまってると思いますが、一応現役中学校国語教師です。)物語とかではなく、3年生の文法教材を扱っていて、生徒の言動によって目からでっかいウロコが落ちた話です。

現行の教科書では、1,2年生で基本的な文法の内容を終え、3年生では品詞の見分けができる前提で、実質の日常会話や書き言葉に活かそうという内容なのですが、このような問題が出されました。

「すいかと桃を3つ買ってきて。」と頼まれて、買い物に出かけた男の子。結果は左の絵のとおりであった。(※すいか3個桃3個買ってきて、母親に「すいかは一つでよかったのに。」と言われてガッカリしてます。)母親は、どのように伝えるべきだったのだろう。」という出題です。さて、おわかりでしょうか?

実はこの母親のオーダーの出し方では、ざっと4通りの買い方が発生します。

その① すいか1桃3 その②すいか3桃3 その③ すいか1桃2 その④ すいか2桃1。その③、その④は、あまり一般的な解釈ではありませんが、まぁ拡大解釈をすればそうとも「とれなくはない」ですよね。で、生徒に聞いてみたわけですよ。みんなはお母さんからこう言われたら、何を何個買ってきますか?と。そうすると意外なことに、その①よりもその②の方が多かったんですよねw 「君らのお母さんは子供にお使いに行かせて、すいか3つ運ばせて平気なのかねw鬼だなww」と冷やかしたりして授業を進めましたが、本題はここからです。

このオーダーも、「すいかと、桃を三つ買ってきて」と言うか、「すいかと桃を、三つ買ってきて」と、読点を工夫すればそれなりに伝わりますよね。(後者はちょっと微妙ですけど)で、「読点の打ち方によっては複数の取り方ができる例」として、昔からよくある次の例を出してみたわけですよ。

「二重にしてくびにかける数珠」これはイメージもわきづらかったようで、結構二通りの解釈を見つけるのに苦労する子がいました。で、もう一つ出してみました。

「ここではきものをぬいでください」

こういう張り紙があったらあなたはどうしますか?と聞いてみて、さらに「二通りの解釈ができるのだけどわかるかな?」と聞き、二通りの解釈がわからない人に挙手させたところ、そこそこの人数が手を挙げました。一人を指名し、「もし読点を打つならどこに打ちますか?」と質問すると、その子は「ここでは、きものをぬいでください」とあるから着物を脱ぐ、と答えました。でさらに追加質問として、「別の所に読点を打ってみたらどうなりますか?」と聞きました。その子は「わかった!」という顔をして

目からウロコの答えを出してきました!

おわかりでしょうか。ここでたいていの子なら「ここで、はきものをぬいでください」と打ち、履き物を脱ぐ、と答えるのですが、この子の答え。

「ここではき、ものをぬぐ」

「ここで吐き、物を脱ぐ」!!!

・・・気づかなかったぁ。三十数年間国語教師をやっていて、初めて「三通りめの解釈」に気づかされたわぁ。もちろんこれもアリですよね?!他にも誤答から新たな発見に気づくことは、国語でありがちですが、これは教師生活で一、二を争う盲点でした。こういう笑えるけど重要な誤答が、たまぁにあるから、国語って教科は面白いと思います。ちょっとした小話ですけど、新鮮な感動を感じたという話でした。どっとはらい。(久々に国語の話ができて、ちょっと肩の荷が下りましたし。)

 

 

リベンジ失敗のコーヒーライド

前回はあろうことかアルマイトあるまいことか、昼飯と食後のコーヒーを飲もうとして買ったばかりのモンベルのフィルター(ドリッパー?)を忘れてきて、やむなく碾いた粉を直接お湯にぶち込むという暴挙?(それが好きだという方もいるようなので、暴挙とまではいかないかも。)に出ることになりました。まぁそれなりに美味いコーヒーは飲めたものの、最後は「ペッペッ!」となってしまったのが残念で、また別の晴れた日にこれまた同じく発寒川の河原にやってきてリベンジをはかったのですが・・・またしてもやらかしてしまいました。「何しに来たんだよ!」という忘れ物を。

「まぁ落ち着いて聞きたまえ。(「オツベルと象」のある牛飼いの言葉より)」とりあえずこの日も、朝イチで部活をやり(全く余計だよなぁ)急いで帰宅し(この「急いで」ってのが毎度フラグになってるのに懲りないネェ全く。)米一合、タマネギ半玉、以前のキャンプで使いそびれた賞味期限間近の味噌ホルモン一つを持ち、その他何やかや使いそうなものをバックパックと防水バッグに詰め、前回忘れたモンベルのフィルターは、持ったことを2回も確認して、勇み足で向かったわけですよ。

 

まぁ今回は、普通に米を炊き、玉葱とホルモンを鉄板で焼くだけだったので、しくじりようもなく、無難に昼食を済ませて(それにしても絵面が汚いなぁ) 

 

満腹になりまして、さてコーヒーをと思い(今回はドリッパー忘れてないもんね♪)とドヤ顔で豆を碾こうとしたら・・・あら???コーヒーミルがない!!忘れてきた??何しに来たんだよ~!!!

考えようによっては前回より深刻です。どうやって粉々にする?まぁ一つ思いついたのが超原始的手法「すりつぶす」でした。ウガウガ。

 

豆をジップロックの袋に入れまして、ナイフのお尻のところでできるだけ細かくなるように押しつぶしてみまして、さてどうだ?ウホウホ。

 

・・・はい、コーヒーの匂いのするお湯でした。豆が無駄になってしまいました。どうしようもないので諦めて、たまたまバッグに以前の使い残しのパックが入っていたので、あらためてしみじみと入れたコーヒーは、ちょっぴり涙の味がしました。(嘘ですけどね。)

 

それにしてもこの毎回まいかい、きちんと物がそろったためしがないのは、やはり年齢からくる認知症の前触れでしょうか?あるいは以前から薄々疑っていた「大人のADHD」なのでしょうか。(確かに物忘れと、注意欠陥多動は、若いころからその傾向が強かったし。)次回こそ絶対に忘れ物をしないで外飯(今度から「チェアリング」とか洒落た言い方にしようかと。)をするぞ!と心に誓ったのです。

後日譚 誓ったのですが、その次にもやらかしてしまいました。なんと油と調味料を忘れて、味気ない焼肉をほおばる羽目に。いい加減腹立たしいのと、豊平川の橋の下でやったので、絵面的にも「乞食」っぽくなってしまったので(・・・あれ?乞食って放送禁止用具だったっけ?)そのくだりはアップしませんが。

閑話休題、還暦近くの人しかわからない小ネタ。 昔は「認知症」と言わずに「健忘症」と言っていましたよね。忘れ物の多い人を「けんぼうけんぼう」とか、「ボケ老人」とか言ってからかった(りからかわれたりした)記憶がありますが、ところで、大昔のタツノコプロのアニメ「紅三四郎」で、主人公の相棒が「ケン坊」と犬の「ボケ」だったのは、何かそのあたりと関係があるのでしょうかね?(まぁケン坊は、声優が雷門ケン坊という人だったかららしいですが。)

 

 

 

よしなしごとをそこはかとなく①

そもそもがどうでもいいような話ばかり打っていますが、今までにも増してどうでもいいような話です。

いえね、先日ひょんなことから映画を見に行ったんですよ。珍しくカミさんと一緒に。ものは何かというと「トップガン マーベリック」です。(あ、ここから先、マナーとして「トップガン マーベリック」のネタバレはしませんのでご安心を。)まぁネタバレにならない程度に感想を述べると、「え?これってなんだかアレのエピソード4じゃね?」ってのと、「うわー、そこでそれが出てきたかぁ、懐かしくて胸熱〜!」ってとこですか。(・・・ご覧になった方、これくらは大丈夫ですよね?)まぁとにかく単純に面白かったです。続編とはかくあるべき、という感じがしました。

というか1作目よりも面白かったです。というのも実は私、1作目も映画館で見たのですが、「1作目は見ていて全くのめり込めなくて非常に腹立たしかった」のです。なぜのめり込めなかったのか?その辺りの事情を思い出したので、書いてみようと思います。

注!ここから先、トップガン1作目のネタバレの内容が入ります。今更なのでセーフかと思いますが、まだ見ていない方、ネタバレを見たくない方は今回お読みにならないほうがよろしいかと思います。

さて、私は若い頃から漫画が好きでしたが、よく読んでいた作家の一人に「新谷かおる」さんがいました。確か松本零士のアシスタント出身で、キャプテンハーロックのヤッタランのモデルになった人だ、と記憶しています。(この辺りちょっとあやふやなので、間違いがあればオタク方面の人の訂正をお待ちしています。)バイクの「ふたり鷹」やラリーの「ガッデム!」などのメカものが中心でした。その中でも特に「戦場ロマンシリーズ」「エリア88」「ファントム無頼」などの、ミリタリー系の漫画が大好きでよく読んでました。その流れから「トップガン」の一作目も、ウキウキして見にいったものです。「エリア88」の重要な登場人物、ミッキー・サイモンの愛機「F−14トムキャット」が大活躍する、というだけでコーフンものでした。エリア88 1〜13巻 【完】 評論(ネタバレ注意) - AQM 

冒頭の黒いKAWASAKI GPZ900R「Ninja」の疾走シーンから、ずっとワクワクして見ていたのですが、「敵戦闘機との交戦シーン」から、私の頭は???となり、最後の最後までずーっと意味がわからなくなってしまい、最後理解したときには「なんじゃこりゃー!!!」となってしまったのです。途中から全くの勘違いをしてしまったままで見ていたので、消化不良というかつまらないというか、釈然としないまま映画が終わってしまったのです。さて、私はどういう勘違いをしていたのか、お分かりでしょうか?

その勘違いを引き起こした原因は、「ファントム無頼」(作画新谷かおる 原作史村翔=武論尊)にありました。百里基地所属の空自パイロット神田とナビゲーター栗原が、愛機Fー4ファントム680号機を駆って引き起こす、さまざまなドラマの中の一話に、この二人がアメリカに研修に行った時のエピソードがありました。まだ冷戦時代の漫画でして、米軍の中に、模擬空戦の相手としてソ連軍になりすまして戦う部隊(アグレッサー部隊、と呼ぶそうです。)がいて、神田と栗原がその部隊(レッドフラッグオペレーション、とか言っていたような。)に加わり、すっかり時代遅れになってしまったファントムに赤い星をつけて飛び、米軍のF−15イーグルとペイント弾を使った模擬空戦をおこない、当時最新鋭のイーグルを、ロートルのファントムが次々に撃墜するという、まぁ漫画のような(漫画だけど)話があったのです。

お分かりでしょうか?この話が頭にあった私は、トップガンを見ていて、トムキャットと戦っている相手が、「エリア88」などからの知識で、米軍の戦闘機である「F−5タイガーⅡ」だということを知っていたので、劇中でアメリカの軍人が「ミグが来たミグが来た!」と叫んでいても、「ミグじゃないじゃん、タイガーⅡじゃんw。ってことはこれ模擬空戦じゃん。ナニそんな必死になってるんだw・・・って、実弾で打ってるじゃん?火噴いてるじゃん?いったいどういうことコレ?????」となってしまったのです。

 ←ググったら何でも出てきますね。 

はい、中途半端に漫画で得た、いらん知識があったせいで、すっかり模擬空戦と思い込んでしまった私は、なんで味方同士で撃ち合って、なんでトム・クルーズが味方を撃ち落としたってのに、みんなで喜んでるんだ?と最後まで頭が混乱していて、タイガーⅡじゃなくてミグだった(という設定)だと理解した時に、「いや、それじゃ『ごっこ』じゃんか、なんじゃこりゃぁー!!!」となってしまったのです。まさに「知らぬが仏」といういい例でした。

 お約束

その点、今回の「マーベリック」の敵は、ちゃんと敵の格好?をしていたので、すんなりはいりこむことができました。まぁこちらもいい年寄りなので、第一作の時代には、たかが映画で本物のミグを入手ことなんて到底できなかっただろうし、現代なら「エリア88」のマッコイ爺さんでなくても、どこかからミグを入手することも可能だろうということは重々承知ですけれども。

今を去ること何年前になるのかも分からない昔の、独りよがりな思い込みでしくじった、微妙にオタクがかった思い出についての雑談でした。また何か思い出したら打ってみようと思います。どっとはらい

追伸 そういえば「独りよがり」って、たしか元々かなりシモがかった意味の言葉でしたよね?坊主の隠語の「大悦」のような。そういえば中島みゆきに「ひとり上手」って歌があったけど、あれも考えようによってはチョットヤバイw(最後下ネタかよ!)

 

しくじり外飯と苦いコーヒー

というわけで、いろいろとやらかした品々とともに、昼食と食後のコーヒーとしゃれ込もうと企み、発寒川河川敷までやってきました。まずはタープを立ててみようと考えまして、DDタープ風のこれ↓を広げまして(3000円くらいでしたね)試行錯誤の果てに

何とか「ダイヤモンド張り」的なものを立てたのですが、ここで第一のやらかし。タープポールを、全部だと重いから5本だけ持ってきていたのですが、うち2本が一番下のヤツ(つまり片方が封じられているもの)だったのです! 

結局4本分、約160センチ分しか持ち上がらず、何とも中途半端なタープ張りになってしまいました。(忘れ物1)まぁそれでも日陰を造るくらいの役にはたってくれたので、やらかしちまったヘリノックスのチェアに座り(脚が埋まって何回も転びそうになりました。ああやってしくじってパイプを折ったりするんだろうなぁ。)今回は簡単にパスタを(ジジイなのでパスタという言い方がどうもひっかかるなぁ)スパゲティを茹でて食べようと思い、今回は簡単にバーナーで調理(例の廃番のプリムスP171)にかかります。例によってルパンしてきた玉葱、ピーマン、ベーコンを刻みまして・・・

 

(やっぱりバック110は切れるけど重たいなぁ・・・でも買わないぞ!)併行してスパゲティを茹でまして(このトングはサンキで399円でしたね。)

 

茹で上がったスパゲティを大メスティンの蓋にのせ、同じく大メスティンの本体を使って具材を炒めていきます。

 

オリーブオイル(キャンドゥ110円)で炒めたあと麺を入れ、辛い方のほりにしと、ガーリックパウダー(キャンドゥ110円)、塩こしょう(キャンドゥ110円)をざっくりとかけまわし、よくまぜてから食べると・・・(妙に、うまい)のであるw 

 

いやぁ、これこそ外飯の魔力でしょうね。粉をかけて混ぜただけの、料理と言えるようなしろものではありませんが、なんちゃってペペロンチーノ、けっこうそれっぽくできて大満足です。昔バイクでツーリングしながらのキャンプでは、昼は食堂、朝と夜はインスタントラーメンですませていましたから、こんな感覚は味わえませんでした。還暦過ぎてこういう新しい体験ができて、かなりの感動を覚えましたよ!まあタープポールはしくじったけど、低くても日陰は作れたし快適かいてき。腹がくちくなったところで、食後のコーヒーとしゃれこもうと、キャンドゥのミルを取り出し、ドヤ顔でゴリゴリと碾きまして、さて・・・あ、あれ?!!!!

 

・・・忘れてきました。前々回やらかした「モンベルのコーヒードリッパー」を!どーすんだよこの碾いたコーヒーの粉を!(もったいない!)うーん、うーん・・・そうだ

この手で行こう!

 知ってる人居ますかね?「小さなバイキングビッケ

思い出したのが、YouTubeで見た「コーヒーの粉を直接お湯にぶち込んで、沈殿するのを待って上澄みを飲む」というやり方です。

  

(おいおい、本当に大丈夫かよ?)と待つこと数分、恐る恐る飲んでみたところ・・・うわーっ、ぺっぺっ!まだ粉が浮いていた!苦ぇ~!というお粗末。さらに数分待って

飲んでみたら・・・うん、まぁまぁ飲める。それほど粉も気にならないし、最悪の場合はこれだな。(・・・と、ここで満足して終わっておけば、まぁやらかしも何とか回収できたのですが、そこは貧乏性がたたりまして、目一杯ギリギリまで飲もうとして、また粉を飲み込んでしまいました。うわーっ、ぺっぺっ!)

とまぁ、様々なやらかし物品と、いろいろな忘れ物のしくじりで終始した外飯&コーヒーライドでしたが、これは楽しかった。癖になりそうです。また晴れた休日にやってみようと思います。今度こそ忘れ物なしで完遂するぞ!(・・・後日談、また忘れ物をしてしまいました。それも呆れるほどアホらしい忘れ物を。その件はまたいずれ打とうと思います。お読みいただきありがとうございます。)それではまた、お会いしましょう。

 

 

 

 


   

 

 

 

 

 

 

♪やらかしちまった やらかしちまった♪ その③

さて、前回はその①で触れたダイソーの3商品のうちの、コーヒーセットに代替するやらかしを白状しましたが、今回はダイソーの調味料セットで立ったフラグを回収します。それがこちら。ドン!

 

外見はダイソーの330円のマルチケース?(とか言ったかな?)だいぶ前に買ったので忘れましたが、これに入る調味料入れをセリアで購入しました。大きい方は1個で、小さい方は2個セットでそれぞれ110円。見ての通りキレイに収まります。(これがシンデレラフィットってやつ?)中身は、塩胡椒、ほりにし、辛ほりにし、ガーリックパウダー、醤油、ごま油、サラダオイル、オリーブオイルが入っています。(一つ空のままです。何を入れたらいいかな?)ソロキャンプなら、これくらいの量があればだいたいイケそうな感じがします。ケチャップやマヨネーズは、弁当のおまけについてくるようなものを持って行けば良いし。これはだいぶサイズ的にも内容的にも、ミニマライズできたんじゃないかな?エッヘン!(←ギャフン、と並ぶ昭和の死語)

さて、このちょいとしたやらかし道具とともに、ある晴れた休日、タト食反&コーヒーライドとしゃれこもうと、荷台に荷物をあれこれ載せ、前回よりはかなり小さいドイターの20㍑のバックパックを背負い、発寒川の河川敷へとやってきました。そしてついに!ずっとスルーしてきたタープを張ることに成功?しました。(自転車の方も、以前やらかしたスタンドがしっかり役に立ってます。)

 

で、上の写真が荷台とバックパックに詰めた内容物の全てなんですが・・・おわかりいただけたであろうか?テヘペロではすまない「やらかし」を。そうです。これです。↓

                     (ずっと地べたスタイルは辛い、というフラグ回収)

さん、はい、♪やらかしちまった、やらかしちまった、悪い夢ならばさめてくれ、二つめのモ〇ベルの袋の前で泣いた~♪

いやね、前回お示しした通り、モンベルでコーヒードリッパーを買ったときに、つい見てしまったんですよ。えぇ、買うつもりなんて全然無かったんですよ。ホントに見るだけ、のつもりだったんですよ。「いずれは欲しいな」とは思いましたよ確かに!でももし買うんなら、グラウンドチェアか、それともそれよりもちょっと軽いチェアゼロか、どっちかな~?なんて、両手に持って大きさや重さを比べていただけなんですよ。そしたら店員さんが近づいてきて、「よかったら座ってみますか?」なんておっしゃるわけですよ。そう言われたら座ってみたいじゃないですか?で、お願いします、と言ったらわざわざ二つとも袋から出して組み立ててくれるわけですよ。せっかくのご厚意を無下にもできず、当然座ってみるじゃないですか。そうしたらどっちも座り心地すごくいいじゃないですか。だからいろいろ聞いてみたりするわけじゃないですか?・・・わざわざ二つとも袋から出して、組み立てておいてもらって、座ってみて、説明まで聞いた上で「また今度にします。」とは言いづらいじゃないですか?!そうなると、自然と「買うか買わないか?」という選択じゃなく、「グラウンドチェアを買うか?チェアゼロを買うか?」という選択になるじゃないですか?!こう見えて気が小さいんですよ私は!仕方がないじゃないですか!何か問題ありますか!!!qあwせdrftgyふじこlp;@:「~!

・・・というわけで、「少しでも軽い方」という見地からチェアゼロをつい出来心で買ってしまったんですよ。(月賦で)沼の住人の皆さん、これって不可抗力ですよね?皆さんならおわかりいただけますよね?ねっ!ねっ!(これってひょっとして「未必の故意」ってやつ?)

というわけで、やらかしチェアゼロに座り(※軽すぎてすぐ風にとばされてしまうことと、下が柔らかいと脚がすぐ埋まる、という欠点を発見してしまいました泣)タープを張ってコーヒーと昼飯としゃれこもうとしたのですが、リアルに「やらかしちまった!」ことに気づきました。歳だからでは済まされない忘れ物と不注意の数々!全て自己責任なのですが、老いとはこういうことなんだなぁ、と思い知らされたリアルやらかしとその顛末は、また次回書こうと思います。よろしければまた読んでやってください。どっとはらい